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第882話 お兄ちゃんの今治・小島リベンジ編!Vol①『超時空?芸予要塞マクロスフロンティア!』 [廃村さーくる2(島旅煉瓦遺構編)]

『今思えば、あの時行けなくて正解だったのかもしれないな^^』

 真っ暗な煉瓦造りの探照灯跡に入った時、ふとお兄ちゃんが呟いた。

 そして続けてお兄ちゃんは言う。

『煉瓦や煉瓦の刻印に当時は興味があんまり無かった。だからもしあの時に行けていたならば、普通の観光に近いものだったのかもしれないよ^^;

 そして色々と見落としていたと今は思うんだ^^』

 そう言ってお兄ちゃんは壁に手を這わせ、足元を探り、指でひとつひとつ吟味して戦争遺構の煉瓦をなぞる。 

 どうやらお兄ちゃんにとって本当に特別なリベンジ戦なのかもしれない。

 

 第882話、私こと菅原琴音視点で小さな小さな離島のリベンジ物語スタートっす^^

第882話 お兄ちゃんの今治小島リベンジ編!①琴音・海だ煉瓦だ!2.jpg

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 新居浜市を飛び出した私たち。予讃線・特急いしづちで次の目的地『今治』へと向かいます^^

 

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『わきゃー♪ せっかくなので新居浜市っぽいお土産買ったですう(*´д`*)』と夕実っちが別子飴を見せびらかしたw

『一個舐めたいっす(*´д`*)』

『ダメですう!地元に帰ってからならあげますです(*´з`)』

 なんすかそれ^^; 別にお土産を今食べたっていいじゃんかw

 

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 私と言えばご覧のラインナップ!

 今治まで約40分。ちょっと微妙にのんびり電車旅って感じじゃないけれど、さっそく朝からアルコール☆

『朝からいいね♪ 最高だね我が妹よ(*´д`*)』と、お兄ちゃんは快く私の用意した機内食に手を出した。

 夕実っちはと言えば『こんな朝から・・・』と体裁を気にしたフリをしつつも結局飲むんだからほんと嫌らしいよね!こんの小娘がw

 ちなみに竹輪は新居浜の特産でもあるっす^^

 蟹に鯛風味の竹輪ちゃん。ガジガジ食べながらまったり車窓を眺めましょう☆

 

 のんびりとした風景をお酒と共に満喫していたわたしっち。

 隣の西条市『伊予西条駅』に列車が滑り込んだところで

『ぶはあー!¨∴∵(°ε ゜)!?』と思わず吹き出してしまった。

『なんだよ汚ったねーな琴音^^; どうしたよ?』

『お、おに、おに、お兄ちゃん! 煉瓦がいっぱいありゅううううう!』

 そう。実はこの伊予西条駅には煉瓦ちゃんがいっぱいだったのであるーーー

 

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『お、おに、おに、お兄ちゃんアレ何よ???』

『ああ。アレは煉瓦の給水塔の名残だな^^ 昔の蒸気機関車は水を必要としてたから、あの手の給水塔から水を補給してたんだよ^^』

 

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『こ、こここここっちの建物は!(?_?)』

『今じゃ珍しいランプ小屋(危険品庫)だな^^ 昔は車内の照明とか保線の明かりに灯油の明かりが使われてたんだけど、それをしまっておく倉庫だね。

 この西条市の危険品庫は灯油じゃなくカーバイドを用いたカーバイド庫とも言われてるんだ^^

 カーバイドってのはこの場合特に炭化カルシウムのことなんだけど、

 昔はこれに水を加えることによって発生したアセチレンガスを燃やして灯をとってたんだよ^^

 灯油もカーバイドもその後に電灯にとって代わった。仕方がないがこれも時代だね』

 うほー!ランプ小屋って何度か見かけたけど、ここはカーバイドの煉瓦危険品庫なんだ(*´д`*)

 愛知の半田駅とか群馬の新町とかで見かけたけど(あと相生駅とか)

 どうせなら間近で見てみたい!って思っちゃった私。

『お兄ちゃん・・・途中下車してじっくり・・・見たい・・・っす(懇願)』と、

 うるうる目で上目目線でこれ以上ないくらいにお兄ちゃんに瞳と表情で訴えた。

 でも

『たぶんここで下車しても目の前で見れないと思うし時間ももったいないから却下(*´з`)』と、

 あっさり断られたw

 ・・・仕方ないので望遠で窓から覗くだけで我慢することにする(ケチんぼだね!兄ちゃんは)

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 火気厳禁って扉の横に注水厳禁って看板が。さっきお兄ちゃんが言ってた水を加えるとガスが発生してしまうって言ってたよね。

 だからこの看板も昔の名残なんじゃないかなあ^^

(大正10年以降建造)

 

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 大正期だけあって素直にイギリス積み。

 

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 刻印とかあったかもしんない。

 それってどこで造った煉瓦なんだろ?

 頭の中は煉瓦への興味や疑問でいっぱいに膨れ上がる。

 でもああ無情。

 特急は颯爽と今治へと走り出しちゃったっすw

 

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『わきゃあ・・・竹輪にガブッと行ったら芯があったですう。前歯痛い・・・^^;』

 夕実っちが竹輪を頬張ったらプラの芯をガジッと噛んじゃったみたい^^;

 

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 この特急の嬉しいところは充電が可能なところ(*´д`*)

 私はポケモンGOでスマフォの電池消費量が激しいからめっちゃ重宝したっすよマジでw

 

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『懐かしいな・・・今治駅(感動)』

 所要時間約36分で今治駅に到着。

 お兄ちゃんは久しぶりの今治駅に思いを馳せていたけれど、私と夕実っちはお初。

 

 ーーーさてここから隣駅の『波止浜駅』が今日の目的地。

 けれどもそこは特急が止まらない駅なので今治駅にて下車。

 ここから鈍行で隣駅へ!

『お兄ちゃんがなぜ昔、隣駅の波止浜駅へと辿りつけなかったのか?』はコチラをどうぞ。

『第297話 瀬戸の花婿っ!愛媛上陸編☆』

 

 

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『わきゃ・・・たったの4分の乗車時間で波止浜駅ですう^^;』

 夕実っちはお兄ちゃんに怪訝な顔を見せつけた。

 だってそりゃそうっすよ!

 かつて電車でたったの4分の隣駅までお兄ちゃんは辿りつけなかったんだからw

『ええ・・・それは反省してます。だから責めないで~~~^^;』と苦笑いするお兄ちゃんがそこに居た。

(かと言って今治駅から歩いたら・・・約一時間。意外と駅間あるし遠かったりするw)

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『えっと・・・コホン。まずは帰りのフライトまでの時間を考慮して時刻表チェック・・・だな^^;

 ええっと~・・・今は8時だから夕刻の松山空港のフライトまでかなり余裕だね^^;』

 時刻表を指さして過去の失態を取り繕うお兄ちゃん。

 とは言えこのチェックはマジ大事!

 一時間に1~2本のローカル路線は時間が限られた旅行で気にしないのは死活問題だもん(大袈裟だけど大袈裟じゃない)

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 さてここからは徒歩で離島ターミナルへと向かうっす^^

 

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 駅から歩いて5~6分。波止浜港はコチラの看板が見えて来た^^

 

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 何だか神社も見えて来たけど、この時点じゃさほど気にしてなかったっす^^

 

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 汐の香りが少しばかり鼻をくすぐってきた。

 もうすぐ海が近いんだと風が知らせてくれるっす^^

 ちょっと古めな家屋がお出迎え。

 その屋根瓦の向こうにはニョキニョキと異様なクレーンが家に生えた角の様にいくつも連なってるのが見えてくる。

 

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『わきゃ!? すんごく大きい船がいっぱいあるですうう(゚д゚)!』

 古めかしい家々の群れを抜けて急に開けたそこは一種異様な風景。

 

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 その全てが見上げるほどの大きさの船たちが寄り添うように海辺に鎮座していたの!

『さすが造船の街・今治だな・・・^^;』

『わきゃ・・・古い感じの家並みのコチラとムコウでギャップが凄いですねココ^^;』

 下田や伊東や稲取で見慣れた漁村風景とはかけ離れた海辺の風景にただただ圧倒される私たちだったっす(ほんとにマジで^^;とんでもなく船がでけーw)

 

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 さてやってきたのは波止浜から来島~小島~馬島の近隣3島への船が出る旅客ターミナルっす^^

 そこに隣接する燈明台もキッチリポケモンGOのポケストップ。

『船を待ってる間にアイテムもらえるから嬉しいね(*´д`*)』と呟いたら

 お兄ちゃんも『便利な暇つぶしアイテムだよなポケモンGOってさw』と笑ってたw

 

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 ここはどうやら対人のチケット売り場じゃないみたい。

 乗船券は販売機。

『とりあえず時刻表を確認しよう^^』とお兄ちゃんが券売機横の時刻表を指さした。

 覗き込むとーーー

 

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『えっと・・・お兄ちゃん? 今8時40分なんだけど^^;』

『そーだね~w』

『わきゃあ・・・次の船(10時10分)まで1時間半もあるですよ!(半切れ)』

 

 今や前もってネットとかで乗船時間も楽々検索できる世の中っすよ?

 な・の・に・!

 この男はそーいうとこを全ッ然!調べないし無頓着なんだわさ^^;

『お兄ちゃんのそういうとこが嫌いなんだよ私はw』

『私も言わせて欲しいですう。この後どーするんですか!?(-_-メ)』

 

 どんなことがあっても大体はお兄ちゃんに味方する夕実っちでさえお兄ちゃんの体たらくに追求っす^^;

 

 するとお兄ちゃんは

『別にいいじゃん(*´д`*) この波止浜港の周りをブラブラして時間つぶししよーぜ☆』と、のんべんくらりとのたまった。のたまいやがった・・・^^;

 

 どうにかなるさケセラセラが、お兄ちゃんの性格なのは重々承知だけど、

 それに付き合う身にもなってくれよお兄ちゃーーんw

 とは言え・・・結局はお兄ちゃんの言う通りにするしかないのである^^;

 私たちはプラプラと周辺巡りをすることにした。

 

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 対岸の今治造船所などの造船所エリアとの間には波止浜水門と言う水門橋があったっす^^

 渡し場(旅客ターミナル)からも近いしとさっそく寄ってみると、

 細い道幅の水門橋をひっきりなしに行き交う車たち。

 造船所関係者さんたちなんでしょうね。

 せっかくだから造船所エリアにも行こうよとお兄ちゃんに進言したんだけど、あえなく却下^^;

 向こう側へ渡れなかったけれど、水門橋の途中に見えた黄色と黒の踏切跡みたいなのがめっちゃ気になったっす(これって何なの!? 昔は検問所とかだったとか???)

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 さて、水門橋くらいじゃ1時間半はやり過ごせないっすw

 水門橋から更に内湾。つまりは波止浜港(湾)のもっと内側まで歩いてるとーーー

『わきゃ!? 防波堤の向こうに鳥居の頭が見えるですう(゚д゚)!』と夕実っちが大きな声をあげたんすよ。

 ・・・あらやだほんとーに鳥居っぽいのがありゅう(◎_◎;)

 そこは湾に流れ込む小さな小さな川。

『なんだありゃ!?』と、お兄ちゃんも私も夕実っちも思わず駆け出しちゃった。

 そして防波堤のへりまで来てビックリ!

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 川ん中に鳥居が突っ立ってたのでありやすw

『わきゃ・・・川の中の鳥居ってどういうことですかね???』とお兄ちゃんを見る夕実っち。

 とは言えさすがのお兄ちゃんも『これはさすがにわかんないやw』と笑う。

  っつーことで私が検索。

 するとどうやら先ほど見かけた神社の一の鳥居のよう。

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 この鳥居から真っすぐ後ろには先ほどの神社『龍神社』が見える。

 かつてこの波止浜は県内屈指の塩浜(塩田)だったんだって!

 それは徳川綱吉の時代からなんと昭和20年代後期まであったってんだからマジ驚きの歴史の長さ。

 元々はこんな堤防も無くだだっ広い干潟の上に立つ鳥居。

 今でこそ地堀川と言う小さな河川にうずくまってるけど、

 神社の参拝者はこの干潟(塩田)の上に立つ鳥居を潜って本殿へお参りするのが一種のステータスだったみたいね^^

『プチ厳島神社発見ですう(*´д`*)』と夕実っちが言った。

 この偶然の出会いに感謝して本殿にて拝みましたよ^^

 さて、それでも結局時間が余ったので、

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 海辺を眺めながら一杯やってましたw

 お酒と景色は時間を忘れるね(*´д`*)

 

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 さあやっと時間が来たとです^^

 往復で380円のプチ島旅。

 いったいどんなとこなんだろ?小島ってね☆

 ちなみに地図だとこんな感じ↓

波止浜~小島周辺図.jpg

 

 

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 定刻前、桟橋に向かうと小さな船が^^

 

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 ちょっと怖そうなオジサマにチケットを見せて乗り込む私たち。

 

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 当然、船内を目指さずに~

 

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 やっぱりデッキ席っすよね!

 悪天候じゃない限り、潮風を浴び、窓越しじゃない自分の目で海原のパノラマを見てみたい(*´д`*)

 

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『『『かんぱーい(*´д`*(*´д`*)*´д`*)』』』

 第三くるしま丸の出航と共にプシュッと空ける私ども☆

 

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 あっという間に最初の経由地『来島』に到着w

 6分くらいだからお酒ものんびり飲めないっすよw

 

 来島を離れるとーーー

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 もう目の前が小島でしたっす^^;

 

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 所要時間約十数分ってとこっすかね。あっちゅーまに小島に到着です^^

 お兄ちゃんが下船時にまとめて乗船券を渡そうとしたら、

『ああいい。あんたらの顔は覚えてっから券とかいらんよ。帰りはこの桟橋で待ってればええ』とオジサマ^^;

 わざわざ券をもぎる必要もないらしい。

 

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 さて桟橋の袂に小島観光案内地図があったとです^^

 お兄ちゃんに『ねえねえ兄ちゃん、どんな感じで小島を巡るの?』と早速スケジュールを聞いてみた。

 するとーーー

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『ぐるっと一周も出来るんだが、見たい物件は概ね小島の山の峰伝いなんだよ^^

 海沿いは今回時間的にパスして島の左手から右手までプチ山登りかなw』

 ぐはー・・・マジかー。

 登るんかい^^;

 苦笑いをしているとお兄ちゃんが一言付け加えてきた。

『ただしそのどれもが煉瓦造りの遺構だから期待しておけよな!琴音(*´ω`)』だって。

 それならば仕方がない(*´д`*)

 急に行く気が沸いてきた現金な私w

 さああー!待ってろ煉瓦ちゃん(*´д`*)

 

 

 さてまずはお兄ちゃんが言うところの小島の西側へと向かうことになったんすが、

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『わきゃー!何か機関車みたいなのが展示されてるですよ(*´д`*)』と夕実っちが指を差す。

 むむむ? 確かに転車台に乗った機関車にも見えるけど離島に機関車???

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『アハハw 夕実ちゃんこれはね? 28センチ榴弾砲って言う大砲の一種だよ^^

 さてなんでこんな物騒なものがここにあるかと言うとだけれど、

 それこそがこの小島の歴史そのものなんだ^^

 簡単に説明すると、この小島は海上要塞の島だったんだよ』

『わきゃ!? 海上要塞・・・ですか?』

『日本は明治ともなると列強各国からの侵略侵攻に備えるようになったんだ^^

 一番恐れたのはやっぱり近隣国のロシアだよね。

 万が一を考えて日本は海上交通の要所要所に要塞を造っていくんだけど、

 東京湾なら猿島・夏島・浦賀・横須賀・富津・館山や海堡などの東京湾の入り口に東京湾要塞を築いたし、

 大阪湾なら淡島や友ヶ島などに由良要塞、

 そして瀬戸内海への侵攻を防ぐべき為に造られたのが芸予要塞と言うここ小島なんだ(他に大久野島や呉)

 そしてポイントなのが、そのどれもが時代的に煉瓦が多く使われた戦争遺構として残ってるわけだよ夕実ちゃん^^』

 なるほど。

 夕実っちとお兄ちゃんのやりとりで、やっとわかってきたっすよん^^

 ここ小島は芸予要塞と言う煉瓦の戦争遺構がたくさん残る島だってことが(*´д`*)

 

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 さてサクサク行きやしょうず(*´д`*)

 周遊の道を行くとフナムシ先輩がワンサカとお出迎え(いや逃げてくけど)

 

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 途中、お兄ちゃんが『一段上の道にここから上がるぞ^^』と階段を示唆。

 

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 登っていくと海岸線と並行してもう一本の道があったとです。

 

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 そこを進むとキャンプ場の看板と共に『探照灯跡』と言う解説版がありました。

 簡単に言うならサーチライト跡っすよね^^

 

 その解説版から更に先へ進むとーーー

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 急に道がせり上がり、その脇は窪んでた。

 怪しい匂いがプンプンしてきたっすね(*´д`*)

 

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『わきゃー♪ なんだかそれっぽいとこ発見ですう^^』

 

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『なあーお兄ちゃん、総煉瓦造りじゃないじゃん^^;』

『煉瓦ばっかりじゃ砲弾数発でぶっ壊れるだろうよ^^; ここは来島海峡を往来する敵船の索敵に非常に重要な場所。堅牢な石造りで守備固めしたわけ。

 ただ、結局一度も使われないまま役目を終えただけあって綺麗に残ってるな~ここは(*´д`*)』

 確かに超保存状態がいい。

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『じゃあ~みんな。せっかくだからこの中にも入ってみようぜ!(*´д`*)』とお兄ちゃん。

『わきゃ・・・入ってみたい気もしますが・・・

 入り口がスパイダーマンに占領されてるです^^;』

 そうなんす。

 ジョロウグモが綺麗に道をふさいでたのよ^^;

 お兄ちゃんは『すまん!』と言いつつ蜘蛛の巣を枯れ枝で綿あめのように巻き取ってたけれど、

 実はこの後の小島探訪は蜘蛛の巣に徹底してイジメぬかれることになるーーー

 

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『わきゃ・・・中は真っ暗です^^;』

『琴音いつものよろしく^^』

『あいあいさー(*´д`*)』と、リュックから取り出したのはヘッドランプ。

 こいつに何度助けられたことか^^

 その100ルーメンの明るさが照らし出した内部はーーー

 

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 小さな小さな煉瓦の小部屋2室でした。

 

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 煉瓦壁面はどこからか溶け出した石灰分なのかな? 幽霊のように所々覆われてた。

 暗がりで見たらちょっと不気味な姿っすねw

 煉瓦の積み方や地面・天井をチェックした私とお兄ちゃんは、奥のもう一つの部屋へと突入する。

 

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『こっちはちょっと明るいねお兄ちゃん^^』

『この上が探照灯が設置されていた跡なんだが、この煉瓦の小部屋は恐らくランプ小屋と同じように灯油なんかをしまっておく場所で、そこが上と繋がっていたか、

 もしくはここにサーチライトの機材があって上まで繋がってたかだ^^』

 なるほど。

 要するに地中に埋まった煉瓦の灯台のようなもんすね。脇には燃料倉庫付きって感じかな^^

 

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 綺麗に残ってるせいか綻びも無く煉瓦の刻印探しも無理ゲーのよう。

 足元に何個か煉瓦片はあったすけどね^^

 

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 ここまで来たなら上を目指しましょうっす^^

 石階段を登っていけば探照灯跡なんだけど、

 手摺も無いし幅も狭いし意外と高い^^;

 慎重にのぼることにしたっすよ。

 

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 登った先には、先ほどの採光部分(?)をぐるりと石積みが囲ったスペースが。

 下からは明り採りにも見えた構造だけど、滑落防止用で鉄柵を後年に被せたのがそう見せていただけなんじゃないっすかね^^

 

 さて探照灯跡もじっくり堪能っす。するとお兄ちゃんがーーー

『よーし!こんなのまだまだ序の口だぜ^^ ここは四天王でも最弱だw のんびりしてる時間も無いし行くぜ^^』と先を促した。

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 私たちの旅はまだ始まったばかりなのだ(ちょいのりの次回作にご期待ください)

 まだまだ続くっす(*´д`*)

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgここまで読んでくださりありがとうございました^^

 さてやってきたのは今治市の沖に浮かぶ小島。

 数年前に手違いで行けなかった離島のリベンジ戦です^^

 いや~ボクにとってご馳走でしたよここは。

 なんてったって『島旅+廃墟+煉瓦』のトリプルコンボなのだから(*´д`*)

 ぶっちゃけ別子より楽しかったっすw

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpg次回はその続きをば。

 そこには当然煉瓦刻印もありましたよ(ジョロウグモも^^;)

 気になる方は是非どうぞ。ではではとっぴんぱらりのぷうってことでまたね☆

 


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第881話 四国北岸瀬戸の花嫁編☆広瀬公園『小さなガイドさんと巡る広瀬公園ツアー』 [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『お兄ちゃんたち何しよん?観光???』

 

 ボクたちは広瀬公園の入り口までたどり着いたところ、ボール遊びをしていた女の子に声を掛けられたんだ。

『うんそうだよ~^^ この中に煉瓦がいっぱいあるって聞いててね、煉瓦が好きだから見に来たんだよ^^』

煉瓦?変なん^^クスクス。あんのー、だったら私が案内してあげるけん。ここはうちの庭みたいなもんやけん(*´д`*)』

 これはまさかの素敵な小さな小さなガイドさんの申し出。

 皆の顔を窺うと『うんうん♪』と頷いた。

『じゃあ~お願いしちゃおうかな^^ えー・・・と名前は何て言うの?』

『女王様でかまんよ^^』 

『・・・・・・^^;^^;^^;』

『ミチ・・・です、ごめんなさい^^;』

 

 第881話、小さなガイドさんと進む広瀬公園物語。ボクこと菅原雄介視点でスタートです^^

第881話 四国北岸瀬戸の花嫁編☆広瀬公園広瀬邸・ミチ2.jpg 

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『まずは広瀬公園の説明するけん(*´д`*) えっと・・・よっけ漢字ばっかでたいぎやわ^^;』

 どうやら小さなガイドさんは漢字が読めない様子w

 代わりにボクが説明版を指さして説明することにした^^

 

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『えっと簡単に説明すると、ここは住友財閥初代総理人であり別子銅山の父でもある広瀬宰平の旧宅・旧広瀬家住宅だ(重文)

 明治10年、元々別の場所にあった広瀬さんの家が現在の場所に移築されたのが明治20年。

 その後も増築を繰り返し(明治22年に新座敷・離れ、明治23年門番所・表門、明治33年料理場など)

 そのどれもが重文と言う、案外知られてないけど結構すんごいとこだったりする^^

 昭和45年に遺族様から寄進され、市は広瀬歴史記念館を設置して公園化したのがこの広瀬公園なんだよね^^』

『へえ~お兄さん詳しいのー。うち全然知らんかったw』

 いや・・・読んだだけだし、そもそもガイドさんしっかりしてよw

 

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『そしてこっちが離れ(正面向って右手が離れ、左手が主屋)なんだがーーー

 特に見てもらいたいのは

 離れと主屋の間にあるこれだ!^^

 

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『わきゃー!なんかカッコイイ煉瓦塀ですう^^』

たまりませんな(*´д`*)(琴音)』

『えっと・・・そう?そんなぎょうさんげな・・・^^;』

 

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『これは明治22~23年以前に造られた透かし用の開口がある煉瓦塀^^ ちょっと不安定にも感じるが機能美だよな^^』

『くうー!望遠で頑張れば煉瓦の刻印見つけられそうっすね(*´д`*)ヨダレ』

『刻印?お兄さん刻印って何なん???』

『昔の煉瓦には数十に一個くらいで刻印が打ってあったりするんだよ^^』

『へえ~、それを見つけるのが面白いんけんのー。うちにはようけわからんけん^^;』

 

『じゃあ・・・セオリーからいくと主屋を巡って離れを見て、とっておきの煉瓦の建物を見るつもりなんだけどーーー

 ガイドさん? 何かガイドさんの見せたい場所ってあるかな^^』

 ちょっぴり頼りないガイドさんにも働いてもらわないとね!ってことで、ボクはミチちゃんに話を振ることにしたのだ。

 するとーーー

『煉瓦ならいいとこあるけん^^ ちょっと順路と違っちゃうけど、私たちの秘密基地に案内するけん☆』

『『『秘密基地!!!???』』』

『まあいいからきいや~^^そこはお兄さんたちが好いとる煉瓦やけんのー^^』

 なんだかとっても気になることを言う彼女。

 ボクたちはワクワクしつつも彼女について行くことにした。

 

 

広瀬公園地図.jpg  

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 庭園の脇を抜け裏門へとやってきたボクたち。

 この先は右手に曲がると広瀬宰平歴史資料館の入り口だったはず。

 でもミチちゃんは『真っすぐ突っ切るけん(*´д`*)』と構わず突き進むのだ。

 

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 道なのかなんなのか^^;

 垣根と竹垣の細い小道に突入しちゃった。

『わきゃ・・・ここにほんとに秘密基地(煉瓦)あるですかミチちゃん^^;』

『こういうとこやから秘密基地なんじゃんw』

 まあそうか。そうだよなw

 なんだか子供の頃をふと思い出してしまった。

 昔は道を外れた藪道の中や土管の中や神社の軒下にマンが持ち寄って秘密基地作ったりしたっけな(ボクは大きい病院の女子寮の軒下でしたがw)

 

 そしてその道が行きどまったところでビックリする。

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『ここがうちの秘密基地やけん(*´д`*)』

『『『うわ!ほんとに煉瓦だΣ(ll゚д゚(ll゚д゚ll)゚д゚ll)』』』

『ほじゃけんの、煉瓦言ったやんw 昔はかくれんぼしたりしたけん。懐かしいのー^^』

 

 さて、ここって本当は何だったのだろうかと中を覗いてみるんだけれど(映像どっかいっちゃったw)

 正面はすぐに壁。左右にいくらかスペースがあったけれど狭い空間だった。

 元々はもっと広かった(長かった)のか、埋め戻ししたのかもよくわからない。

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『秘密の通路の入り口とかっすかね(*´д`*)ユメガアルネ』と琴音は言うが、

 一歩引いてみると石垣の途中に煉瓦口。しかも石垣の上は道になってるし秘密の通路でもないだろう。

『わきゃ~ここが何だったのかさっぱりですう^^;』

『え?ここ? ここは元・水汲み場だったって言ってたで^^』

 水汲み場かあ!

 なるほど確かに中は一段下がって低かった。道の下に水の通り道があったのなら合点が行く作りだ^^

 というか、ミチちゃんが初めてガイドらしきことしてくれたよw

 ボクは『さすがガイドさんだね^^』と軽くミチちゃんの頭をなでるのだった。

 

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 さて記念館入り口にも煉瓦があるとミチちゃんが言うからついて行くと本当に煉瓦壁が。

 

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 だいぶ風化で丸みを帯びたり欠落している。

 

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 その煉瓦塀の先は記念館の庭先。そこには広瀬宰平の銅像がお出迎えをしてくれた^^

(これは復元。元々は明治18年に住友家から古希の祝いに寄贈。戦中、金属類回収令により献納。平成15年復元)

 

 せっかくだからとボクと琴音はこの煉瓦塀を追ってみた。

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 塀伝いに進むと再び入り口らしきところに遭遇する。

『イギリス積みっすね。どこかに刻印見つけられそうなとこないっすかね^^』

『イギリス? この煉瓦ってイギリスの煉瓦なん?お兄さん^^?』

『ううんそういうわけじゃないよ^^ 煉瓦の積み方にそれぞれの国の特色があるんだ。これはイングリッシュ・ボンドって言ってイングランドで考案された積み方なんだ。だからイギリス積み^^』

『うひゃーさっぱり意味不明やしw』

 ・・・流石に小さい子に理解してもらうのは難しいか^^;

 

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 この煉瓦塀の切れ目の入り口から向こうに、今回、琴音や夕実ちゃんに紹介しようと思ってた建物が見えて来た。

 順序が変わっちまったがこの際行くっきゃないか^^

 そう思って一歩敷地に足を踏み入れるとミチちゃんがーーー

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『ちっちっち!お兄さんここからは有料やろ? チケット買わんといかんけん^^』と引き留められた。

 あらら。広瀬邸内は有料なのね^^;

 

 

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 と言うことで記念館で共通チケットを購入。

『わきゃ? 先に記念館から見ないのですか?』と夕実ちゃんは言うが、ここまでお預け喰らってるのでまずは煉瓦を見に広瀬邸へw

 

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 堂々と内側から煉瓦塀を見る。

 明治24年に造られた西煉瓦塀なんだそうだ^^

 100年たった煉瓦の佇まい。コンクリートじゃこうはいかないよなあ。

 

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『ここって丁度、うちの秘密基地の真上やん。はじめて来た(*´д`*)』

 え?初めてなの?

 子供だから入場料とかあんまし気にせずこっそり来てたと思ってたけど意外と真面目なのねw

 

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 広瀬邸の裏手にあたる庭園は二段構え。その境が石垣となって、先ほどの秘密基地(水汲み場の煉瓦口)が下手にあるわけだ^^

 

 さてこの先が彼女らに見せたかった場所。

『さーてやってきたぞ^^ お待ちかねの煉瓦だぞ!とくとご覧あれ(*´д`*)』

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『え?フツーじゃねお兄ちゃん^^;』

『わきゃ?これが先輩の見せたい煉瓦の建物??? フツーですう^^;』

『えっと・・・これのどこがだらい(おもしろい)のお兄さん?^^;』

 まあそうだよなw

 そりゃそうだw だって、一見ふっつーだもんよw

 とは言え煉瓦への嗅覚鋭い琴音が『おや?』と言う顔をし始めた。

『なあ兄ちゃん。私、この煉瓦の建物の軒下の造りって初めて見たかもしんねえ(*´д`*)』

『『軒下???(夕実・ミチ)』』 

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『わきゃ!? 煉瓦が斜めに積まれてるですう』

『うは、しかも屋根の中央に近づくにつれ湾曲ってか微妙に凹んでるっすか?』

『うちにはギザギザにしか見えんけんw』

『そうなんだ。積み方の名前は分からないが、屋根の切妻部位の中心に向かって特殊な煉瓦の積み方をしてるんだよここは^^ これはそうそうお目に掛かれるもんじゃないぞ^^』

『んなあお兄さん。うち、切妻ってとこからすでにワカランけん^^;』

 あちゃー、そこからかいw

 まあでも分からないのも仕方がない。

 ボクはミチちゃんに分かりやすく教えることにする。

『ちょー簡単に切妻、切妻屋根を例えると、本を開いて被せたような屋根の形が切妻だよミチちゃん^^』

『めちゃわかりやすいけん(*´д`*)ナルホドー』

 

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 ここからは琴音も双眼鏡を取り出して観察し始める。

 ボクも負けじと最近買った単眼鏡で覗き込む^^

 

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『なあ~お兄ちゃん。特殊な軒下煉瓦ちゃんて普通煉瓦のサイズより長くね?』

『だな^^』

 積み方も特殊ならサイズも特殊だったようだ^^

 その後は兄妹で刻印探しにも没頭。残念ながらそれらしきものは見つからなかったが時間を忘れてむさぼった。

 そう言えば忘れていたが、

 後の二人はと言うとーーー

何なん?.jpg 

 ・・・である^^; まあしょうがないよね、この温度差はw

 

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『馨原文庫(けいげんぶんこ)』

 大正12年外郭竣工。つまりは外身は大正時代に出来た。

 内装はそれから遅れること4年の昭和2年完成。

 これを建てたのは広瀬宰平が長男・満正さんだ^^

 

 明治16年に私費で馨原校と言う学校を設立し、近隣の子供たちを集めて教育を行ったんだって。

 言うなれば寺子屋みたいなものだよね^^

 そこからこの煉瓦書庫に名前を取った。

 

 ちなみにその名前の元になった私学校は・・・明治19年から義務教育が始まるということで明治18年閉校。

 僅か二年間だけの学校だったそうです^^;

 

『くはー!僅か二年とか切なすぐりゅ^^;』

『わきゃ!でもでもでもー、満正さんの心意気はすごいですよね^^』

『ええ男やけん(*´д`*) うち、学校嫌いやけどw』

 

 オレもかっこいい男だと思うぜ!

 この書庫は地方人士の知識開発の為に設けた書庫と記されてるように、常に人の教育の為に動いていた人なんだね^^

 残念ながら満正さんは書庫の内装が完成した1年後(昭和3年)に亡くなっている。

 

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 せっかくなんで中身も見てみた。きっとこの書庫を利用して知識を得て世の中へ飛び立ったものも多いのじゃないだろうか^^

 

 さて、この後はみんなで記念館と広瀬邸をじっくりと見て回ることにした。

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 庭石には鍰煉瓦なんかも^^

 別子銅山の父らしい演出だ。

 

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 記念館の裏手にちょっと気になるものが。

 残念ながら近くまで寄れないのだけれど、小さな煉瓦造りの物。

 焼却炉かポンプかな???

 

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『わきゃー・・・館内撮影禁止ですう^^;』

 残念ながら撮影はNG。広瀬家にまつわる品々が展示されてました(どちらかというと大阪寄りの品々?)

 撮影できるのは休憩スポットのみ。

 でもそこから眺める亀池は素敵でしたぞ^^

 

 記念館を後にしたボクたちは今度こそ広瀬邸の正面から突入することにした(裏庭や脇から攻めてばっかだったしね)

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『わきゃあー♪ イケメン猫さんですう(*´д`*)』

 

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『ん? こっちはお母さん猫っすかね^^』

 

 ロシアンブルーかな? 猫は好きだが種類はてんでわからない^^;

 

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『お? こっちにも煉瓦塀があるんだねミチちゃん^^』

『広瀬公園にはようけ煉瓦があるってゆうたけど、広瀬邸を囲むように東西南北に煉瓦塀があるんよ^^

 お兄ちゃんたち後で残りの南側の煉瓦塀も見るけん?』

『『『ここまで来たなら全部見たい(*´д`*(*´д`*)*´д`*)』』』

 と言うことで残りの煉瓦塀も見ることになった^^

 地図で見るとこんな感じ↓

広瀬公園地図.jpg

 煉瓦で囲まれた邸宅だったわけだ^^

 

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 猫ちゃんに先導されつつも広瀬邸へ^^

 

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 共通チケットを持ってるからと母屋に上がろうとすると

『お兄さんたちチケットは?』と初老のオジサマに咎められた。

『えっと・・・記念館で共通チケットを買いました。はいこれ^^;』と見せると、

『そうなんだ。見せてくれないとわっかんないんだよね~』って言われちゃった。

 ・・・受付っぽいとこ見受けられなかったしなあ~。どうしろと・・^^;

 まあそういうこともあるよねw

 と言うことでさっそく内部見学へレッツゴー!(ミチちゃんの分も買ってある)

 

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 木蓋の洋式便器や料理場に興味を持ったけれど、

 ボクと琴音の関心事はーーー

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 やっぱりコレ! 北側の透かし煉瓦塀(*´д`*)

 でも残念ながらここに近づく手立てはなかった。

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『ちくしょー!望遠で頑張るっす・・・(ノД`)・゜・。』と泣きながら望遠カメラで琴音が奮闘するも、下から見上げるよりも遠かったようだw

 

 一通り見学を終えたボクたち。

『お兄ちゃんたち、南側の煉瓦も見たいんやろ?』と言うミチちゃんに

『『『よろしくお願いします^^』』』とお願いすることにした。

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『わきゃ!? ずーっと!ずーっと向こうまで煉瓦塀が続いてるですう^^』

『ここは広瀬邸でも一番長い煉瓦塀やし^^』

 なんでも108mの長さがあるそうだ。だけど、他の煉瓦塀が明治23~24年なのにここだけは大正5年に出来たらしい。

 何故なんだろう?と考えたところ、

 この路地を挟んで対面にも少し古そうな煉瓦塀があった。

 もしかしたらば広瀬邸の元々の区画はもっと広かった?とかじゃないのかな^^

 こればかりは地元の人や研究家に聞いてみないと分からないけどね。

 

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『うは。随分いびつなイギリス積みっすね^^』

 企業は町と共にと考えていた広瀬さんたる仕様だとボクは解釈した。

 煉瓦塀にまで整容を求めなかったんじゃないかな^^

 

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 ボクが特に注目したのは『煉瓦塀の下の石積み』

 一見、乱雑に見える積み方だけれども、斜めに石が入るこの新居浜市独特の石積み。

 これは石積みの観覧席やその周辺の家々でも見て取れた古い石積みの施工だ。

 名前さえ結局分からずだったが再訪時には解き明かしたいものだ^^

 

『さあこれで一通り見学も終わりかな。なんだかんだでもう5時近くだ^^』

 ボクがここの見学の終わりを皆に告げると

『え!?もうそんなん時間なん?やばい^^; お母さんにおんかれるから家いんでくるけん! じゃあお兄ちゃんたちまた新居浜に来たら遊ぼうな^^』と、ミチちゃんは駆け出そうとした。

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『ちょっとミチちゃん待って^^;』と引き留めて、近くの自販機でジュースを買って彼女に手渡す。

『今日はありがとうございましたミチちゃん^^ お礼と言っちゃなんなんだけど、これガイド代ってことでとっといて^^ 今日は本当に助かったよ』

なんで地元民にポンジュース買うてんのw

 うん、でもありがとう☆ 次も逢ったらまたガイドとして雇ってかまんよ(*´д`*) じゃあ!』

 小さな小さなガイドさんは煉瓦塀の向こうへ消えてった。

 

『わきゃー♪ 面白い子でしたねミチちゃん(*´д`*)』

『だねw いつかリベンジ旅に来た時に、また彼女と会えたならいいね^^』

 彼女のおかげでただの重要文化財巡りが一回りも二回りも楽しくなった。

 

『じゃあ~日が落ちる前にホテルに帰ろう^^ 何だかんだでヘトヘトだw』

『『マッサージ機に早く座りたいー(;´∀`)(;´∀`)』』

 この後は結局バスも捕まらずにホテルまで歩いたのはここだけのお話(迷ったせいでポケモンGOの10㌔卵がたくさん孵化しましたw)

 

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 さて、本来ならば新居浜市二日目のミッドナイトは地元料理を食べちゃるぞ!と言いたかったところだけれど・・・

『なあ~兄ちゃん・・・どんでん丼で胃がもたれてあんまりご飯食べれないっす^^;』

『わきゃ・・・私もですう^^;』

『実は・・・オレもだw』と、

 昼間に食べたどんでん丼が後を引いたせいで、夜食は近所のスーパーで購入した軽い食事で済ますことになったのだw

 

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『焼けたねー!お兄ちゃん^^;』

 時計を外せばすっかり小麦色のマーメイド。

 朝方は雨天だったのにその後は陽が肌に突き刺さるような好天に恵まれたようだね^^

 

 さて、残り4日目もフライト時間目一杯まで四国を旅する予定だ。

 ボクは彼女たちに最後のわがままを就寝間際に告げることにした。

『明日の最終日。ボクがかつて四国旅行をした時にうっかりミスでたどり着けなかった離島へと行くつもりだ^^ 異論は認めない。でもそこには煉瓦もあるしきっと気に入ってもらえると思う^^』と。

『煉瓦あるなら異論ないよーんおにいちゃーん(*´д`*)』

『私も特に。先輩が行きたいとこなら行きますです(*´д`*)』

 了解を得たところで各自の部屋へ戻って寝ることにした。

 

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 翌朝、新居浜駅へと向かう道中、

『なあ~お兄ちゃん。駅へと続く歩道の模様がずっとずっと気になってたんすけど・・・、これってもしかして線路跡とか???』と琴音が聞いてきた。

 夕実ちゃんもそれが気になってたんですって顔をする。

 

 ボクは琴音に『今日はポケモンGOをしてないのか? だったらすぐそこのポケストップを見ればわかるぞ^^』と、彼女にポケモンGOを起動させるのを促した。

Screenshot_20160909-064905.jpg

『うは!エンドレールって・・・電車の終着の場所か!』

『そう。別子鉱山新居浜駅連絡線ってのが通ってたんだよ昔は^^ 歩道の模様にもかつてのレール跡を模してるなんて粋な街だと思わね?』

 新居浜市って開発が進んで街並みもどんどん変わっているのだけれど、そこかしこに昔を忘れないためのモチーフがあるのです。

 素敵な街だと思いませんか?^^

 

 さて切符を買う時には流石にみんなに行き先を告げないといけない。

『目指すは今治市の波止浜。そここそがボクのこの旅最後の目的地でもありリベンジだ^^』

 

 ーーー次回、今治市『小島編』スタートです^^

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgここまで読んでくださりありがとうございました。

 いかがだったでしょうか広瀬公園^^

 重要文化財のオンパレードなんですが、やっぱり煉瓦視点で見てしまいましたねw

 ちなみにミチちゃんの方言は、ボクが讃岐弁やら伊予弁やらを色々と引っ張り出して創り上げたもので、

 正確な新居浜弁(ひうち弁)じゃありませんのであしからず^^;

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgさて次回は6年前に辿りつけなかった場所へと行くことになります^^

 かつて電車を乗り違えて泣く泣く通過してしまった離島へのリベンジ物語です(大久野島~大三島~今治~松山~中島の第293話から始まった瀬戸の花婿ッ! シリーズ)

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpg気になる方は是非どうぞ^^

 ではではまた今度お会いいたしやしょうず(*´д`*)

 


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第880話 四国北岸瀬戸の花嫁編☆下部鉄道『手作りで造った石積みの観覧席へようこそ!』 [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『駐車場の裏手にさあ何かがあるのがチラッと見えたんだよね^^』

 ええ?山しか見えなかったけど本当かなあ?

 確かに先輩たちと共にマイントピア別子でお勉強した際に、

 この裏手の山にもかつては『住居群』があったのを知ったわけだけど・・・

 どう見ても緑濃い山々にしか見えないですう^^;

 

『じゃあ夕実ちゃん・琴音、さっそく行こうぜ(*´д`*)』

『『は・・は~い^^;^^;』

 痕跡があっても無くても疲れそうw

 

 第880話、四国北岸瀬戸の花嫁編☆下部鉄道跡編!私こと石廊崎夕実視点でスタートですう^^

第880話四国北岸瀬戸の花嫁編☆下部鉄道編・夕実ちゃん恋ダンス?2.jpg

(恋ダンスならぬ謎ダンスを踊る夕実ちゃん^^;)

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『わきゃ・・・雑草ばっかりです^^;』

 やっぱりこういう展開ですかw

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『でもお兄ちゃん!藪の向こうに階段あるっす!^^』

『ふふふ。見立て通りだなw よく見ればその向こう側に路盤らしきものも見えるし(*´д`*)

 よーしパパはりきっちゃうぞー♪』

 そう言って先輩はガンガン先頭で藪を蹴散らして進む(そのおかげで後続の私たちは楽だけど・・・ねえ^^;)

 

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『わきゃ!?何かとんでもなく大きなコンクリの壁が聳え立ってるですよ(@_@;)』

『あれは確か貯鉱庫跡だった気がするよ夕実ちゃん^^ 採鉱本部が端出場エリアに移動してきたのが昭和初期(2~5年)だから、その頃のものじゃないかな?』

『煉瓦造りだったら最高だったっすけどねw』

 

 ---さて、

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 階段を上った先は割と歩きやすい道になってましたよ^^

 ご丁寧にも『鹿森はコチラ』の案内板まで(どうやら登山道にもなってるみたい)

 

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 石階段を上がっていくと木々の切れ間から駐車場が見えましたです。

 どうやら先輩はここが見えたらしい(よく気付いたねえ^^;)

 

 ---暫くすると

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 目の前に小さなトンネルが現れました^^;

『うっは・・・ゲジとか居そう^^;』

『大丈夫だよ駆け抜ければw』

 まったく対策になってない・・・ですう^^;

(ゲジはいいけど大ゲジとかゲジゲジは近づくとわざわざダイブしてきますしねw)

 

 しっとりジメジメのトンネルを潜ると、

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『わきゃ? 何か左右に続く道があるですよ?』

『お兄ちゃん私分かったかもしんないっす(*´д`*)』

『じゃあ~どうぞ琴音さん^^』

『ここって端出場エリアから新居浜市内や港湾まで伸びていた下部鉄道の名残とかじゃね?』

『・・・正解!^^ ここは南に進めば端出場駅。ボクたちが午前中に乗った鉱山鉄道と繋がっていた。

 北に進めば(山を下れば)市街地まで続いていた下部鉄道の名残だね^^

 さっきのトンネルは鉄道の下を通れるように造ったトンネルだったってわけ。

 明治26年開業。廃止はなんと昭和48年!

 鉱石の運搬が主だったが旅客業もやってたそうだ。この地域の市民の足でもあったんだね^^』

 なるほど廃線跡だったのですか^^

 先輩は付け加えて言う『東平エリアから見えた山岳鉄道を上部鉄道と言うのに対し、こちらは平野部だったことから下部鉄道って言われてる』って。

 

 さて琴音っちは『廃線跡辿りてー(*´д`*)』と食いつくけれど、

『残念だけどところどころ立ち入り禁止だから、ご飯食べた後にボクたちでも歩けるところまでバスで移動するつもりだから我慢しろ^^』と諭されていましたです。

 何でもそこは行きに見かけた煉瓦の煙突の辺りらしい。

 え?と言うことはこのあとホテルに帰るんじゃなくって歩き確定!?

 とほほ・・・まだ歩くのですね^^;

 

 ---登りだして10分くらいでしょうか?

『うは!煉瓦ちゃん発見であります(*´д`*)』と急にしゃがみ込む琴音っちが居たのです。

『お~どれどれ。もしかしたら鹿森社宅の痕跡かな^^』と先輩ものぞき込む。

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『わきゃ!? 刻印ポイのあるですよ(◎_◎;)』

『『なぬうっ!?(◎_◎;)(*´д`*)』』

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『ぐおおー! セイサン仕・― って意味ワカラン刻印ちゃんだw』

『オレはこんな長い標記の煉瓦刻印初めて見たかもw』

 セイサン・・・生産?なんでしょうか???

 それとも会社名???

 この後はどういった意味なのかを議論しながら登ることになったです。

 ちなみにこの煉瓦さんは『誰かに持ってかれたら嫌っす(*´д`*)』と、琴音っちが落ち葉をたっぷりかけて隠してましたですw

 

 前日の雨で多少の泥濘がありましたが割と整った道だったこともあり意外とサクサク進む私たち。

 すると少しづつ少しづつ周りの変化に気づかされることになるーーー

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『わきゃ!? 石垣???』

『そうだね夕実ちゃん^^ 石垣っぽいね』

 

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『兄ちゃんあれって!』

『碍子(がいし)だね^^ 電線とかの絶縁体だ。鹿森も索道が通ってたって習ったから、もしかしたらボクたちの頭の上をケーブルが通ってたんじゃないかな。この碍子が索道のヤツだったなら立派な痕跡だと思うぞ^^』

 

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 その他にもコンクリの残骸やら見えてきましたです。

 

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 道の向こうが少し明るくなってきたところで

 

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 どうやら現在使用中の送電線の鉄塔があるところまで来ましたです^^

『なあ~兄ちゃん。この鉄塔の先もまだまだ道があるっぽいよ?』

『いや、今日はここまでにしようぜ^^ 確かにこの先にはもっと痕跡がありそうだが・・・

 腹減ったよ流石にw

 っつーことで下山してみんなでランチにしようぜ(*´д`*)』

『『はーい(*´д`*)(*´д`*)ヨカッター』』

 ・・・正直ホッとした私ですw

  

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 さてお待ちかねのランチですう♪

 マイントピア別子内のレストランに飛び込むなり皆で早速『『『乾杯♪』』』(*´д`*)

『くうー!ツアーは多少不満だったっすけどマチュピチュも見れたし晴れたし刻印も見れたし酒がうまいっす(*´д`*)』

 確かに制約のあるツアーでしたけど、それでも琴音っちと同じく私も満足でしたよ^^

 

 さてさて、料理を待っている間に先輩がテーブルに置いてあったいくつかの小冊子を広げてみせる。

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 その中でも特にこの冊子の絵図に先輩は唸るのでした。

 

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『お~これは凄く分かりやすい絵図だな^^』

『さっき行ったところとマイントピア別子の位置関係よくわかりますね先輩^^』

 

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 下部鉄道もしっかり記載。

 

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 どうやら先ほどの鉄塔からくの字に曲がって進めば鹿森社宅跡はすぐそこだったみたいですねw

 

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 ここでポケモンGOで暇つぶししていた琴音っちがふと覗き込みながら言うのです。

『これがあれば今日ってもっと楽だったんじゃね^^』

『それを言っちゃ~おしまいだよ琴音w でもいい冊子を見つけたぜ。次回来る時はこれを参考にしよう^^』

 先にご飯食べていれば違ってたかもですが、まあでもしょうがないですよねw

 

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 さてお待ちかねのランチの登場ですう!

 どうせならガッツリ行きましょう!ってことでメニューを見たところ、

『どんでん丼』と言うかき揚げ丼の定食に心を奪われた私たちはそれに即決!

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『ぐは!マジでけーw

 

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『わきゃ・・・食べきれるかなあ^^;』

 

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『お!中身までカラッと揚ってるねえ☆ これは油の中に散らした食材をラーメン網みたいな深い揚げ網にかき集めてタワー状に仕上げたんだろうな^^』

 なにその料理人ぽいコメント^^;

 先輩ってご飯にもうるさいのかしらw

 結構なボリュームで流石にもうお腹パンパンでしたが美味しかったです(*´д`*)ゴチソウサマー

(ちなみにこのかき揚げは新居浜市のお祭りの豪華な太鼓台がモチーフになってるそうですよ^^)

 

 食後のお茶を啜って落ち着いていると再び先輩が先ほどの冊子を開いてみせるのでした。

 

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『いや~これは本当に便利アイテム発見だよ夕実ちゃん^^ 実はこれからバスで向かおうと思ってる場所が全部載ってるんだよ。

 しかもモデルコース案内のおまけつき(*´д`*)』

 先輩が嬉しそうに絵図を差しつつ色々と説明をしてくれました。

 どうやら端出場エリアの下流域にも数多くの別子銅山の名残が存在すること。

 その中でも煉瓦煙突と下部鉄道跡を見に行こうねってことみたい^^

 

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 ご馳走様をしてバスに飛び乗った私たち。乗車時間5~6分ってところで『山根グランド』と言うバス停で途中下車ですう^^

 新居浜市民の皆さんが利用する総合運動施設のよう。

『さあこっちだよ皆^^』と先導する先輩の後を追うと、

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 広~~いグラウンドにご対面ですう^^

 

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 そして山の上にはバスから見かけた煉瓦の煙突が見えたのです。

『わきゃー!先輩。あそこまでもしかして見に行くですか???』

『いや、もう時間も無いしここから眺めるだけにしようと思う^^』

『なあ~兄ちゃん、このグラウンドと煙突を見せたってことは、やっぱり銅山関係の施設だった?ってことけ???』

『まあそんなところだ^^ このグラウンドとその周囲、そしてあの煉瓦煙突を含め、

 元々ここには山根精錬所と言う工場があったんだ^^

 明治21年完成。別子銅山の銅の精錬をした場所であり、その過程で出る亜硫酸ガスから硫酸を作ったりもした日本屈指の化学工場でもあった。

 残念ながら外国に劣る技術性・商品化が赤字化を生み僅か7年ほどで廃止になっちゃったんだけどな^^;』

『『短か!^^;^^;』』

 

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『先輩!あのゴールポストの裏手に広がる段々になってるのも~工場の名残ですか???』

 どうみても怪しいその石積み。

 先輩は『まあ~近づいてみようか^^』とすぐに答えずに歩き出す(もったいぶってー^^;)

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 あれ? 近づいてみると全部が全部石積みでもなさそう???

 

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『でさ~、結局これってなんなのさお兄ちゃん^^;』

『これは山根グランド石積み観覧席って言うズバリ観覧席さ^^』

『『観覧席!? ああ~なんとなくわかるう~(*‘ω‘ *)(*‘ω‘ *)』』

『精錬所とは直接関係ないのだが、住友の社員さんが昭和初期にボランティアで造ってくれた手作りの観覧席なんだってさ^^

 つまりはその時代から何かしらここは公園化されてたんじゃないかと思う(元々は住友角野グラウンド・社員さんの体育施設)

 ちなみに昔はこの法面を伝って煙突と工場が繋がってたんだよ^^』

 てっきり精錬所の何かしらの痕跡だと思っていた私は、手作りの観覧席と言う答えに驚いちゃったです^^;

 

 さてこの後は隣接する別子銅山記念館にもお邪魔しましたが撮影NGなので次へと進むです~^^

 ちなみに琴音っちは、

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『こんなとこでもポケモンGOやる人いるんすかね^^;』と言いながらも悲しそうにスマフォをバッグにしまってましたよw

 

『じゃあ~ここからは下部鉄道跡を追え!ってことになるな^^ 琴音・夕実ちゃん、川の向こうを見てごらん?』

 そう言われて山根グランドから川を挟んで対岸の方を見る私と琴音っち。

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『神社だけど?あれがどーしたのさお兄ちゃん^^;』

『マイントピア別子のすぐ傍には川が流れてただろ?あれは足谷川(国領川)って言うんだが、下部鉄道はその流れに沿って敷設されたんだ。

 んでもってオレらが目指す下部鉄道の跡は、

 あの川沿いの神社の中なんだよ^^』

『『神社の中に鉄道!?(◎_◎;)(◎_◎;)』』

『百聞はなんとやらだ。ほらさっさと行くぞお前たち^^』

 正直鉄道跡なんて~って思ってたけれど、コレは流石に興味沸いた私。

 琴音っちは言うに及ばずですねw

 

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 橋を渡るとそこには周辺地図がありましたです。

 その中には内宮神社、そして線路のようなものが記されていました!

 

山根グラウンド&下部鉄道1975.jpg

『これは昭和50年代くらいの写真かな^^ ここにうっすらと軌道らしきものが見えないか?』

『『お~見える見える~(*´д`*)(*´д`*)』』

 先輩がパッと出した画像には確かに何かが通っていたような痕跡が^^

 

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『んじゃ~行こうか。この上に^^』

『『結構高い・・・Σ(ll゚д゚(゚д゚ll)』』

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 ぜーぜー言いながらも途中まで到着^^;

 更にその先まで行こうとした琴音っちを『琴音、ここでいいんだ^^』と引き留める先輩。

 いったいどーゆーこと???

『さあみんな、ここの左右をよーく確認してみなよ^^』

 言われたとおりに左右を確認すればーーー

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『『うわー!いかにも昔電車走ってましたっぽい!』』

『そう、ここが別子銅山下部鉄道の跡ってことになるかな^^ ネットだとここからマイントピア別子までの痕跡の写真がたくさんあるけれど、

 立ち入り禁止って書いてあるしボクらはそういうオ痛はやめとこうぜ^^

 その代わりここから市街地の方へはほぼ自由に歩けるから、ダラダラと痕跡探し散歩をしようw』

 あ~なるほど。だから琴音っちがマイントピア別子で廃線を辿ろうよ!って言っても止めたのね^^

 

 さてここで早速琴音っちが痕跡らしきものを発見です。

 しかも彼女にとって一番魅力ある痕跡だったのです^^

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『昔はここにレールがあったんすね~っておい! 煉瓦ちゃんが埋没してりゅうううううううう(*´д`*)

 しかもよーく見ると

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 讃岐煉瓦ちゃんの刻印!!

 &、その隣にも

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 なんか〇の刻印八犬伝っす!里見です!(*´д`*)』

『はあ~まさかこんなとこで煉瓦刻印にお目に掛かるとはな^^; お前の悪運もたいしたもんだな^^』

『えへへ褒められちったっす(*´д`*)』

『で、先輩? この煉瓦と下部鉄道の関係ってどういったものでしょうか?』

『う~ん・・・下部鉄道にはトンネルや駅のプラットホームに煉瓦が使用されてるんだが・・・

 軌道に埋没してる煉瓦は何だったのかよくわからないね^^;

 考えられるのは・・・レールに併設して水抜き用の水路の煉瓦・・・とかかな?』

 さすがの先輩も分からないみたい。この案件は持ち帰りってことで先へと進むことになりましたです^^

 

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 と思ってたらいきなり立ち入り禁止の看板が^^;

 

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『ここからはほぼ自由に歩けるって言ってましたよね?お兄さま^^;』

『まあ・・・工事中じゃ、しょうがないよなあ^^;』

 

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 と言うことでそこは迂回して下部鉄道跡に近いところをしばらく歩くことになったのです^^

 

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 鉄道跡のすぐ脇は小学校。

 そしてここにもありました!

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『わきゃ!これって~先ほどの石積み観覧席と同じじゃないでしょうか先輩^^』

『そうだね。たぶん間違いないと思うよ^^ と言うことは、この目の前の小学校も何かしら歴史があるんじゃないかなあと思うんだが』

『はいはい。じゃ~わたしっちの出番かな^^ さくさくさく~っと検索してみた感じ、

 あの小学校は新居浜市立角野小学校って言うらしいよん^^

 歴史はーーーめっちゃ古いよここ!

 明治20年、尋常小学校として開校って書いてありゅ(◎_◎;)』

『なるほどな。ありがとう琴音^^ と言うことは推測になっちまうが、

 ここも恐らく住友の社員さんが造ってくれたんじゃないかな。

 目の前はグラウンドだ。社員さんの子供たちも通っただろうし、運動会とかは家族でここから応援してたのかもね^^』

 本当のところは先輩も分からないと言う。もしかしたら似せただけの造園かもしれないとも。

 でも、もし石積みの観覧席だったとしたならば、

 それって町と一緒に生きてきた住友さんの証のようにも思えるしとても素敵なことだと私は思ったのです^^

 

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 しばらく歩くと町の石垣が変わった積み方だと気づいた私たち。観覧席の積み方にも似てる?

 

 

 そしてようやく先ほどの下部鉄道跡らしきところと合流できたのですう^^

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『なんかいかにもって感じで路盤(軌道跡)がそのまま残ってるんすね^^』

『まあ~普通なら土地を払い下げたりするんだけど、今もここは住友さんの所有物件ってことだな^^』

 

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『ねえねえ先輩。このコンクリートみたいなのって鉄道の水路跡とか痕跡とかですか???』

『いいとこに気づいたね夕実ちゃん^^ これはコンクリート製のケーブルトラフって言う配線とかケーブルの囲いだ^^

 恐らく廃線跡をそのまま利用して、今もなお現役の東平・山根水力発電所で造られた電力を供給するためのものじゃないかと思うよ。つまりは自分ちの(住友共同電力さんの)土地の再利用ってとこかな^^』

 なるほどですう。

 銅山採掘のサポート的役割だったはずの発電所たちも、時代を経て今の事業に大いに引き継がれてるってことですね^^

 しかも余すことなく前回の事業の再利用。さすがですね(まるで住友さんの回し者みたいw)

 

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 ここで丁度工事をされてる方が居たので先輩が聞きに行くと、やはり廃線跡で間違いないよ^^と返ってきたそうです。

 

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 さて途中で道路に寸断されちゃいましたがーーー

 

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 道路を渡った先にも暗渠となったりしてまだまだ先へと続いてましたよ^^

 

 そうなってくるとですよ!

 いったいどこまで先輩はこの廃線跡を辿るのか不安になってきました^^;

 正直、琴音っちも変化のない暗渠にうんざり顔w

 

『えっと・・・先輩^^; もしかして・・・海まで下部鉄道跡を辿る・・・とかですか?』

『うんん。そんなとこまでいかないよ。と言うかもうオレ飽きてたし^^

 飽きてたのかよ!

『じゃあこれからホテルに帰るとかですか(期待を込めて)』

『実はこの廃線跡をうまく辿れば新居浜駅にも行けるらしいんだけどまだ帰らないよ^^

 この後もう一箇所だけ寄り道をしたいところがあるんだよ夕実ちゃん。

 それは別子銅山の父であり、住友財閥初代総理人・広瀬宰平の邸宅があった広瀬公園。

 そこには・・・おいこら琴音聞け^^;

 煉瓦がいっぱいあるぞw

『なんですと!?(´゚д゚`)』

 

『しかもそこにある煉瓦の書庫は中々見ない変わった造りの煉瓦建築らしいぞ^^』

『はーんおにいたまあ~すきすきー(*´д`*)』

 けっ!このブラコンが(いつにも増して口の悪い夕実ちゃん^^;)

 と言うことで最後にもう一箇所だけ寄り道をすることになりましたです(暗渠よりマシ)

 

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 やってきたのは広瀬公園。次回ここからスタートですう~^^

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgお久しぶりです(いつものこと)

 今回はマイントピア別子の裏手にあるお手軽廃墟の鹿森住宅跡へと行きました(途中まで)

 登るの好きな人は是非どうでしょうかw

 煉瓦刻印発見とか色々ありましたが、やっぱり手作りの石積み観覧席なんだよって知らされた当時は衝撃的でしたよ^^

 だって精錬所関連だと思ってたらなんてアットホームな!と言うか地域密着な施設ですよ(*´д`*)

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgちなみにこれは動画からお借りした画像だけれど、

山根グランド寄せ太鼓祭り.jpg

ちょいのり・サザエさんver1.jpg新居浜のお祭り『太鼓祭り』の会場のひとつがここ山根グランド。

 見てよ太鼓の裏手の観客たち! 

 そここそが手作り石積み観覧席なんだよね^^

 こんな素敵な会場、中々無いよ?

ちょいのり・サザエさんver1.jpgいつかお祭りに行ってみたいよね^^ そして昔の人たちが築き上げた素敵なVIP席から眺めてみたいなあ☆

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgさて次回は別子と言えばと言うか住友財閥と言えばこの人。そしてその旧宅には煉瓦がいっぱいってお話&今治へ!って物語です^^

 気になる方は是非どうぞ。

 ではではまた今度お会いいたしやしょうず(*´д`*)

  


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第879話 四国北岸瀬戸の花嫁編☆東洋のマチュピチュ『お兄ちゃん!東洋のマチュピチュって何さ!?』別子銅山東平エリア・太陽の子エステバンほか [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『『マッチュピチュ!マッチュピチュ!イエーイ!ドンドンパフ(*´д`*(*´д`*)』』

『お前らうるさいよw』

『わきゃー・・・先輩に怒られたですう(;´∀`)』

『なんで怒るんだよ兄ちゃん!私ら東洋のマチュピチュに行くんだぜ?盛り上がらないわけがないじゃんかおー!(*´д`*)』

『っつーか夕実ちゃん・琴音? お前らはそもそもマチュピチュ自体を知ってるのか???

『『正直わかんないかなーw(*´д`*(*´д`*)』』

『よくそれで盛り上がれるなお前たちはw』

 

 ---と言うことで

 一応おにいちゃんにレクチャーしてもらったっす。

 マチュピチュってのはペルーのアンデス山脈の尾根に存在する15世紀のインカ帝国の遺跡であり世界遺産

 その様は下から見れば空中都市、目の前にすれば山あいに立つ異形の超古代文明都市!

 なんだそうっす^^

 そのマチュピチュに似てるっぽくね?マジで!ってのが、これからバスツアーで向かう別子銅山の東平エリアなんだってさ^^

 正直言うと、

『東洋の~』とか付けられて比喩される物件に本家を越える物は当然無いと思ってる私。

 だから別にそれはどうでもいい。煉瓦がそこにもあるのを知ってたからそれだけでいいかなって感じだったの。

 そしたらやっぱりそこはマチュピチュだったんだーーー

 

 第879話、引き続きわたしっちこと菅原琴音目線で東洋のマチュピチュツアーをイクっすよ(*´д`*)

第879話・四国北岸瀬戸の花嫁編☆東洋のマチュピチュツアー・琴音・ダッシュ^^;2.jpg 

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 まずは今回ガイドを務めるオジサマにみんなでご挨拶^^

 私たちを含めて総勢11人の東洋のマチュピチュツアースタートです。

 

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 ツアー時間約2時間とのお達し。

 ん?2時間?

『ねえねえお兄ちゃん』と小声でお兄ちゃんの横っ腹をつつく私。

『なんだどうした?』

『いやさあー、ツアー時間2時間でちょっと気になることがあってさ、

 東平エリアまでの往復の時間コミコミで2時間ってことっすよね?^^;』

『そうだなあ^^ 行くだけで30分は掛かるかな?』

『じゃあ・・・往復で1時間掛かったら現場には1時間しか居られないってことじゃね?』

『お前頭いいなあ(*´д`*)』

『オイッ!^^;』

 何とビックリ東洋のマチュピチュには滞在時間1時間ほどなんだそうっす^^;

 パンフレットを見る限りじゃ見たい遺跡がゴロゴロ。

 果たしてそんなんで足りるのかしら・・・^^;

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 鹿森ダムのループ橋というところまできやした。

 なんか河津のループ橋を思い出して親近感が沸くっすね!^^

 

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『んじゃーそろそろプシュっといこうかお兄ちゃんプシュッと(*´д`*)

『こらこら^^; ガイドさんが重要な事説明してるんだから聞けよおまえは・・・^^;』

 いいのよ。聞き耳は立ててるしい。

 これは重要だと思ったら真剣に聞くからさw(ガイドさんすいません^^;)

 

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『わきゃ!? あの山肌に立つニョキニョキとしたのは何でしょうかですう^^』

 それはまるでムーミンに出てくるニョロニョロのよう・・・

『なあ兄ちゃん。あのニョロニョロなにさ^^;』

植林の目印棒だと思うぞ^^ けっして無縁仏の墓とかじゃないから安心しろ^^』

 また余計な事いうー^^;

 なるほど植林の目印っすか納得っす。

 

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 さて県道47号線に別れを告げツアーバスは非常に幅員の狭い道路へと突入。

 ガイドさんによれば元々は東平までの登山道だったとか。

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 幾重にも弧を描きグングンと上へと進みます。

 もう端出場エリアがどこなのか分かんないくらい上の方まで来ちゃったっすね^^

 

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 途中いくつかバスが立ち止まるポイントがあったとですが割愛するっすw(学校跡とか色々ね^^)

『はい皆さん、ここが東洋のマチュピチュと呼ばれる東平エリアにやってきましたよ^^』

 ガイドさんに促されつつ順繰りにマイクロバスを降りる私達。

 そしてツアーに参加した皆々はまず空を見上げて一声です。

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『『『おおおォ!青空見えてるう(*´д`*(*´д`*)*´д`*)』』』

 嬉しい・・・

 素直に嬉しい☆

 だって台風迫ってたし正直諦めていたからね♪

 この後は誰が晴れ男とか、私こそ晴れ女だとかみんなで嬉しそうにもめてましたよw

 

 

マイントピア別子・東平エリア地図.jpg

 さて今は駐車場となっている『採鉱本部跡』に皆集合。

 ここでガイドさんから注意事項などを聞かされるっす^^

 

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 だけど私とお兄ちゃんは全然ガイドさんの話を聞いて無かったとですw

 何でかと言うとーーー

 集合場所の横に見えた『むかしの東平』の地図の下には、鍰煉瓦と共に

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 赤煉瓦が展示されていたからっす(*´д`*)

 しかも刻印付きw

『うひゃー♪ すんごく綺麗に打った刻印っすねお兄ちゃん(*´д`*)』

『サヌキ17って刻まれてるな^^ 勿論讃岐煉瓦の刻印だなあ☆』

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『うは!? なにこの太い十字の刻印は???』

『何だろうな?関西で有名なキシレン(岸和田煉瓦)の刻印にも似てるが・・・はてさて^^;

 とは言えどうやら別子銅山に使われた煉瓦は讃岐煉瓦だけでは無さそうだな^^』

 

 ガイドさんがおっしゃるには『明治から昭和まで長い歴史の別子銅山。多くは讃岐煉瓦が使われていますが、時代によって讃岐さん以外も必要とされたんだと思います^^』とのこと。

 まあそうっすよね。別子もさっき聞いた感じだと鉱脈求めて山裾まで下ってベースキャンプを変えているわけだし、

 その時代に合わせた煉瓦の供給先を変えていたんだと思うっす^^

 

 ---さて、

 ここからはいきなりマチュピチュっぽいとこにいく訳でなく、

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 東平歴史資料館と言うところに行って、みんなで予習でございやす^^

 

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 ここには在りし日の東平エリアのパネル写真や、

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 別子銅山の坑道ってどうなってるの?って説明とか

(ちなみに総坑道全長約700㌔!? 深度にいたっては海抜1キロ・・・のとてつもない大銅山っす^^;)

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 銅って今はどういうふうに使われてるの?という展示品を閲覧したっすよ^^

 

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 整備される前の第一号坑口『歓喜坑』の写真なんかもありました(この写真も恐らく近年か晩年のもの)

 

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マイントピア別子・東平エリア地図.jpg

 さてっと、ガイドさんに促されるままに到着したのは小マンプと言う資料館の裏手にあるトンネルっす^^

 

 

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 振り返ってみると昔は道だったぽい???

『なあ~お兄ちゃん。ここは昔鉱山鉄道でも走ってたのかな^^?』

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『いやおまえ・・・今それをガイドさんが説明してる最中じゃねーか^^;』と呆れられたw

 

 ここはどうやら鉱石を運んでいたトロッコ道のよう。

 先ほどの駐車場んとこまで続いてるみたいっす。

 正直、別子銅山跡は『鉱山鉄道』『トロッコ』『索道(ケーブルやリフトの道)』がゴチャゴチャしてて説明しずらいのォ^^;

 今回はあくまでも別子銅山の『なんとなく』が分かってくれればいいし、私的には『とりあえず煉瓦刻印!』なので、詳しいことは省んちょしますw

 

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 トンネル内はレンガ造り。非常に粗い目地だこと^^;

 

 

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 小マンプの向こう側へやってきましたっす。

 増々その青色を覗かせる天候に、ツアーの皆が喜び合った(*´д`*)

 

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『わきゃ!? トンネルの出口の上に何かあるですう^^』と夕実っちが指を差す。

 ・・・はてなんだろあれ?

 祠か何か?

 そう言えば端出場にあった通洞抗の上にも何かを祀ったようなものがあったっす(これよりも立派ですが)

 ガイドさんに聞きそびれちゃったのが残念(っつーか煉瓦に夢中だったw)

 でも鉱山・坑道内ってのは常に危険と隣り合わせ。

 抗夫たちの安全を祈る神棚的存在だったのは間違いがないところでしょうね^^

 

マイントピア別子・東平エリア地図.jpg

 ---さてここでお兄ちゃんが再びパンフレットを指さして

『くう~!この小マンプの先には、火薬庫跡や第三通洞!そして琴音の好きな煉瓦造りの変電所まで待ってるんだぞ^^』って、喜べ妹よって感じの笑みを浮かべるお兄ちゃん。

 私は勿論ワクワク。でもーーーお兄ちゃんの方が本当は一番楽しみにしてたんじゃないかね、ふふふ^^

 

 するとっす。

 ここでガイドさんがそちらに背を向けて歩き出したのです。

『ではみなさん。いよいよ東洋のマチュピチュと言われたるインクラインや貯鉱庫跡へと行きましょう^^ 先ほどの駐車場方面へと戻りますよ^^』とツアーの皆さんに笑顔で振り返りながらーーー

 えっと・・・

 えええええええっΣ(ll゚д゚私(ll゚д゚ll兄)*´д`*?)(←夕実ちゃんだけ分かってない)

 

 もしかして火薬庫跡も煉瓦の変電所跡も行かないの!??

 

『ねえお兄ちゃん・・・。もしかしたらさ、ほんとにほんとに本当にーーーざっと東洋のマチュピチュっぽいとこをざっくり見れればOK的なツアーなのかもね^^;』

『そうだなあ・・・時間的にある程度は端折るとは思ってたが、まさか変電所跡までカットされちゃうツアーだとは思わなかったよオイラ^^; ・・・何か色々スマン^^;』

 

 別にお兄ちゃんが悪いわけじゃないし、

 勿論、マイントピア別子さんの企画するマチュピチュツアーが悪い訳でもない。

 東洋のマチュピチュって呼ばれる景色をざっと眺める程度ならフツーの観光客さん達には充分なんだと思うっす。

 

 でもなあ・・・

 どうやらじっくり産業遺産を堪能したい!って言う一歩踏み込んだ観光客には物足りないんじゃないかと思いましたっすマジで^^;

 ちょっとがっかり気分になっちゃった私に、

『今度は教授(駅員3さん)と再訪したいと思ってる^^

 さっきメールで画像を送ったら「私を差し置いてさっさと別子銅山に行くとはずるいぞ君たちwアッハッハ」って速攻返事が返ってきたぞw

 その暁には別子銅山総なめしてやろうぜ☆

 今日はほんの小手調べだと思って満喫しようぜ琴音!』っと背中をドン!と叩かれた。

 そうか小手調べ(予習)って思えばいいんだよね^^

 

 話を聞けばマイントピア別子として観光用に整備されたのは別子銅山の十数パーセントにすぎないんだって!

 登山道を歩けば遺跡や廃墟がゴロゴロ!

 もしかしたらまだ誰も見つけてない忘れられた場所もあるかもだって(*´д`*)

 じゃあ~その時まで待ちましょうず☆

 

 

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『わきゃあ・・・すごくいい眺めですう~(*´д`*)』

 駐車場に戻って来て早速、手すりから身を乗り出しそうなくらいはしゃぐ夕実っちがそこに居た。

 多少ガスってるとは言え本当に素敵な眺め(*´д`*)

 眼下に新居浜市の街並み。

 そして向こうには瀬戸内海に浮かぶ島も見えた(大島かな?四阪島かな^^)

 

 

『いつか願いが叶うなら・・・オレは軍艦島よりもあそこの四阪島に行ってみたいんだよねーーー』ってお兄ちゃんがぼんやりと遠くを見つめて呟いた。

 別に行きたければ行けば・・・ってお兄ちゃんの背中にツッコミを入れそうになったけれど私はその手を引っ込める。

 確か聞いたことがあるんだ。

 それは別子銅山の歴史のパネル展示にもあった。

 もともと四阪島は別子銅山の精錬所があった島であり、とっても栄えた離島。

 今でこそ銅の精錬の火は途絶え、かつての住民は一人もいない島だけれども、未だに全島が住友さん所有であり、

 許可をなくしては入島できない島旅マニア垂涎の離島だって言ってた!

 ・・・お兄ちゃんが頬杖ついて惚けるのも分かるかもね☆

 

 無人島だった四阪島(正確にはこの地域の島々の総称)に精錬所がつくられたのは1905年(明治38年)

 それは江戸末期から知られていた日本どころか世界屈指の産業遺産・長崎軍艦島(端島)の歴史には負けちゃうんだけれど、

『今尚、人を寄せ付けない離島だからこそオレは興味あるんだよ(*´д`*)』と、再び私に嬉しそうな顔を向けるお兄ちゃんが居たんだ^^

 私は『じゃあ~いつか四阪島も制覇してやろうず(*´д`*)』と、お兄ちゃんの背中をバシッと叩くと

『おおう!楽しみだな(*´д`*)』と嬉しそうに答えるんだ。

 いつか行けるといいね!お兄ちゃん^^

 

 

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 さて高台となってる駐車場からもうネタバレの様にマチュピチュって謳われる物件が見えたっす。

 もう別に隠さないし、もったいぶらないw

 

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 光学50倍ズームで覗き込めば上部は煉瓦ちゃんのカタマリじゃん!ひゃっほー(*´д`*)

 

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『お兄ちゃんここは?』

『ガイドさん居るんだからガイドさんに聞けよw^^;

 えっと・・・ここは上貯鉱庫の上のホッパー口だな。さっき行きたかったのに行けなかった第三通洞から運ばれてきた鉱石をここから搬入って言うか落とすわけだ^^』

 ガイドさんに聞こうとは思ったけれど、だって説明に忙しそうなんだもん^^;

 時間も押してる素振りだし^^;

 

 

 さてそんな多忙なガイドさんが『ここからの対面に見える山肌をご覧ください^^』とみんなに促した。

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『わきゃ?なにかあるですかね???^^』

『うーん・・・土嚢っぽいのが見えるくらいっすかね?^^;』

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 するとガイドさんは『あの山肌に、かつては鉄道が走ってたんですよ^^』とおっしゃるのです。

 ええ!? あんなとこにΣ(ll゚д゚(ll゚д゚ll)゚д゚ll)!!??

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 別子鉱山鉄道『上部線』

 明治26年~明治44年まで使用された日本初の山岳鉱山専用鉄道。

 何が凄いかって、あんな崖っぷちに線路を通しちゃうんだから昔の人って半端ないっすよねマジでw

 でもこれが別子銅山初期の発展に大きく貢献したのは間違いがないのです^^

 

(※ お兄ちゃん曰く『今でも歩ける』らしいーーー)

 

『では皆さんそろそろ東洋のマチュピチュへと行きましょう^^』

 ガイドさんが下へと指を差して促す。

 いよいよ来たか!その時が(*´д`*)

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『わきゃ・・・ちょっと怖いとこですね^^;』

 随分と急な階段をゾロゾロと降りていく。

 ここはインクライン跡。

 かつてはこの急崖の法面にレールを敷いたトロッコが行き交ってた訳っす^^

 

 

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 整備道以外はほとんど藪のこの地区。

 

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 マムシもそりゃいるでしょうね(ニッコリ)

 そして最下部まで降り立つと、いろんな媒体(テレビやネットや雑誌)で見かけていつか自分の目で見てやろうと思ってた景色が目の前に飛び込んでくることになるーーー

 

 

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『うは・・・うは・・・ちょー遺跡みてー(*´д`*)』

『わきゃー☆ 古代文明ぽいですう(*´д`*)』

太陽の子エステバンを思い出すな~(*´д`*)』

 ・・・何そのエステバンってお兄ちゃん^^;

(※ 太陽の子エステバンとは? 1982年にNHKで放映されたインカ帝国やマヤを舞台とするSF冒険アニメです。子供の頃はめっちゃ好きだった!)

 

 

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 目の前に大きく聳え立つ石造り(花崗岩)の建物が下貯鉱庫跡。

 上貯鉱庫で選別された鉱石を更にここでストックしてた訳っす^^

 

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 そしてその下にある煉瓦の遺構はーーー

 

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 索道基地の建屋の名残なんだそうっす^^

 簡単に言えば東平の流通ターミナル。

 ここから鉱石や物資・資材などをバケットと呼ばれる鉄のかごに乗せてロープウェイ式に運搬してたんすね^^

 

 

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『わきゃ? 更に下にも建物の名残があるです^^』

『あれは社宅の名残だよ夕実ちゃん^^』

 ええっと・・・ちょっとややこしくなってきたので今一度整理してみようっすw

 

 ここは段々畑の様になってるのですが、

東洋のマチュピチュ・東平の概要図.jpg

 一番上は採鉱本部&プラットホーム(今現在は駐車場とか資料館とか小マンプのあるところ)

 二段目は上貯鉱庫であり選鉱場

 今現在わたしっちが居る3段目は下貯鉱庫&索道基地

 そして4段目以降は社宅などっす(分かったかな?)

 

 今でこそ石造りや煉瓦だけが残ってまるで遺跡跡のように見えるけれど、

 かつては木造の建屋が覆ってたり建ってたりしてて普通の鉱山基地ですよねw

 

 

 さてあんなにも『ガイドさんの話をしっかり聞いておけよ!』って言ってたお兄ちゃんが、

 私の肩を指先でトントンと突いてから小声で言ってきた。

煉瓦の刻印をこっそり探すのなら今しかないぞ^^ 

 オレの見立てじゃ目の前の煉瓦の索道基地建屋にあると思うんだ。だから話を聞きつつも写真を撮るフリで移動しようw』

 あらやだなんて素敵な提案(*´д`*)

 真面目に話を聞いている夕実っちは置いておき、

 お兄ちゃんと共にこっそり移動開始です!w

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 ジリジリと建屋前まで移動w

 この4~6か所突っ立ってる煉瓦の塔みたいなのは何だろ?(恐らく索道の塔とか支柱的なもの。建屋自体は木製の柱で支えていた)

 そしてお兄ちゃんがニンマリして私に振り向いた。

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『おい琴音^^ どうよ! ここは煉瓦の平面がゴロゴロしてんぞ☆

 お兄ちゃんの見立ては見事に的中!

 そこは煉瓦の刻印がありそうな煉瓦の平面が剥き出しの世界だったとです(*´д`*)

 んじやー時間も無いことだし早速いきやしょう!

 れっつ刻印さがし~(*´д`*)

 するとあるある『煉瓦刻印の魚群たち』

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 讃岐!

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 こっちもサヌキ!

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 こっちもどっちも讃岐煉瓦の刻印ちゃんたちでした(*´д`*)

 

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 もっともっと写真に収めたかったけど・・・

『ハイ、では皆さん、上から二段目の選鉱場跡へと参りましょうね^^』とガイドさん。。。

 泣く泣く諦めて上へと向かうことにしたっす(とは言えまずまずの収穫ですね(*´д`*))

 

 

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 やってきたのは上貯鉱庫と下貯鉱庫の間のスペース。元・選鉱場建屋跡っす^^

 

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 ここで鉱石の再度の選鉱をして、この煉瓦と煉瓦の間の溝(もしくはすり鉢のようなスペース)へと鉱石を落として貯鉱したんすね^^

 

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 よ~く煉瓦の内側を見ると、随分と丸みを帯びているのが分かります。

 お兄ちゃん曰く『選別された鉱石が長年ここを流れ落ちて行った結果、煉瓦面を削ったその痕跡だと思うぞ^^』だってさ。

 

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 改めて見上げるとやっぱりその巨大さに驚く。

 一個一個煉瓦や石を積み上げてできたその様は、古代とは言わずとも現代遺跡ではないでしょうか^^

 

 

 ここでふと夕実っちが呟く。

『貯鉱庫ってことはですよ? この中にもスペースがあるってことですよね??? 中身が気になりますですう(*´д`*)』と。

 

 え!? あ~そうかあー!そうっすよね!

 立派な外見に見惚れてたけれどさ~

 ここって『中もあるんだよね』

 その疑問に思わず私とお兄ちゃんは感心する(たまに鋭いから夕実っちは侮れない^^;)

 もしかしたら鉱石の残骸が残っているのか?

 もしくは埋め戻しか埋没されちゃったか。

 なんだか非常に気になってしまったっす^^;

 いつかブラタモリでタモさんとNHKパワーで内部潜入してくれることを祈りたいと思いやすw

 

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『さあ名残惜しいところではありますがそろそろお時間のようでございます^^ 皆さん駐車場へと戻りましょう^^』

 ・・・うわあ。ここであえなく時間切れ。

 私とお兄ちゃんは苦笑いだけれど、他の観光客さんたちは『素敵な遺産を見れたよね☆』って喜んでたっす。

 

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 戻ってきた駐車場の上には煉瓦造りの旧保安本部跡(現・マイン工房と言う観光施設)

 あそこにすら行かにゃいのね^^;

 

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 再びバスに揺られて端出場エリアへ。

 正直消化不良でプンプンしてた私。

 

 お兄ちゃんはと言うとーーー

 帰りのバス道中はとても寡黙でした。

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 約30分後に無事に端出場エリアに到着。

 着くなり早々

『わきゃ・・・そろそろお腹が減りましたです^^;』と夕実っちがランチの催促をするのだ。

 確かに正午過ぎ。朝ごはんはクロワッサン2・3個だしねw

 私もその提案に大賛成。

 だから私はてっきりマイントピア別子のレストランでランチをするんじゃないかと期待してたんだけど、

 なんと暫く押し黙っていたお兄ちゃんが急に一声を上げるの。

『この端出場エリアにかつてあった廃集落跡を目指すことにすんぞ!飯はその後だ^^』

 えええっΣ(ll゚д゚(゚д゚ll)

 

『先輩・・・ペコペコで死にそうです・・・』と夕実っちがウルウルした目でお兄ちゃんに訴えても、

『今回の旅はボクの言うことを聞く約束だからね夕実ちゃん(*´з`)』とアッサリと退けた(いつもと違って強気)

 どうやらお兄ちゃんも今回のツアーに消化不良だったご様子^^;

 

『しょうがないっすね。そこまで言うなら付き合うっすよw』

『わきゃ・・・^^; 私も我慢するです。で、先輩? これからどこへ行くですか???』

『このマイントピア別子・端出場の駐車場すぐの裏山さ^^』

 駐車場の裏側???

 ---次回、鹿森~下部鉄道跡~広瀬邸編につづくっす^^

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgここまで読んでくださりありがとうございました^^

 っつーか久しぶりですw

ちょいのり・サザエさんver1.jpgだーれも見ないだろうツイッターでは告知?したけれど風邪ひいちゃってまして・・・

 風邪薬飲みながら仕事してたよ^^;

 おかげで帰宅したら即睡眠⇔出勤の無限ループ。

 ブログなんてやる暇ありゃしないw

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgでも幸か不幸か暫く禁酒も達成できたよ!(肝臓には優しいねっ!)

 今の体調の現状は~7割5分5厘ってとこでしょうか(*´д`*)

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgさて東洋のマチュピチュです。

 山中に顔を覗かせるその様には確かに『おおー!すげー!』と感動したけれど、

 正直言いますとツアーはライト層向けかな^^

 通洞や変電所、藪の中にある病院跡やら煉瓦遺構などを見たい人には物足りないかもしれませんね(マイカーやレンタカーが無い人にはいいかもですが)

 何しろ時間的制約があり過ぎ^^;

 次に来る時は今回を糧にして臨みたいと思います^^

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpg次回の話は銅山集落の今は?と、現マイントピア(旧・端出場)から少し下った先のお話。

 神社や学校の中に別子銅山の痕跡が残ってましたよ^^

 そして別子銅山を支えた人物の邸宅には・・・

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpg気になる方は見てくださいね(煉瓦刻印も出てきます)

 ではではまた今度お会いいたしやしょうず(*´д`*)

(とりあえず書き切ったので寝かせて^^;)

 

 


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第878話 四国北岸瀬戸の花嫁編☆観光坑道『公害対策バッチリの先進的銅山?』観光坑道・讃岐煉瓦の煉瓦水路跡ほか [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『この坑道を出て晴れていたらいいなあ^^』

 そうお兄ちゃんは呟いた。

 私もうんと頷く。

 だってせっかくの東洋のマチュピチュツアーっすよ?

 雨は止んだとはいえガスってて何も見えないんじゃ意味ないっす!

  

 さて元火薬庫を改装して造られたと言う観光坑道、

 いざ突入開始っす☆

 第878話、わたしっちこと菅原琴音視点ですたーとっす(*´д`*)

第878話・マイントピア別子・観光坑道・琴音2.jpg 

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『わきゃ!なんかしっとりヒンヤリですう^^』

『むしろ肌寒いくらいだね夕実ちゃん^^;』

 

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 坑道内の気温は19℃。外の気温は26℃。そりゃ寒くも感じるっすよね(別子に行ったのは9月ですw)

 

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 観光坑道の手始めは、別子銅山とはなんぞや?の解説が壁面のパネルなどで説明してありましたっす^^

 

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『わきゃ?先輩がさっき言ってた切上がり長兵衛さんのことも書いてあるですよ^^』

『そう、ここにも記述されてるように長兵衛さんが銅山を歩いていたら偶然見つけちゃったところから歴史は始まるんだ^^

 歩くって言っても険しい山道だけどなw』

『なあでも兄ちゃん。鉱夫だったってことはさー、ただの散歩じゃないっしょ?

『まあ簡単に言えば鉱脈が無いか調査してたってことだな。

 何もここ別子が初めて愛媛県で見つかった鉱山じゃない。

 隣の四国中央市や西条市にも前から鉱山があったんだ(あと別子山の反対側も)

 だから新鉱脈があるのでは?って目星をつけて実地調査してた時の産物なわけだよ^^

 ただ、それがかなりの埋蔵量を匂わせる鉱床だった。

 急いで大阪に戻った長兵衛は住友さんに報告して、住友さんは調査団を送り込んだんだ。

 そしてーーー

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 そのあまりにも巨大な鉱床発見に大喜びしたそうだよ。

 それを祝して最初の坑道は歓喜坑って名前が付けられたんだ^^

 ちなみに目の前のは、あくまでも紹介のために設置したもの(分かってるだろうけど)

 本当の歓喜坑はずっと山の上の方にある旧別子地区に今現在も残ってるよ^^

 残念ながら危ないってことで坑口は綺麗に整備されちゃったけどね』

 はあ~なるほどっす。

 ようは銅鉱脈だけど金になる!って喜んだわけっすよね(穿った見かたw)

 そりゃ莫大なマネーになるなら大喜びっすw

 

 さてこの後もパネルや人形などで当時の鉱山の暮らしぶりなんかを見ていくことになったよ^^

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『明治13年にダイナマイトが使われるまでは完全に手掘りだったんだな^^

 掘り出した鉱石だって運び出すのは当然人力。

 鉱山鉄道や重機・索道(リフトやゴンドラみたいなやつ)が使われるのは明治26年頃。

 いかに鉱山で働くのが大変だったかが分かってくるね~^^』

 

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 湧き水の引き揚げと言うレプリカには観光客が投げ入れたお金が。

 いつも思うけどお賽銭がわりってことっすかね^^;

 もしくは当時の人たちに感謝や共感して投げ入れたのか。

 私はこのお金をマイントピア別子さんがどうするのか気になった( ̄ー ̄)ニヤリ

 

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『わきゃ!お風呂ですう(*´д`*)』

 

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『ぐふふ。ありがたやありがたや。できればこっち向いてほしーなあ~(*´д`*)ほわ~お』

『お兄ちゃんそればっか見てんなボケえ^^;』

『わきゃ・・・えっち目線で見るのはよくないと思いますですう(>_<)』

 まあ~お兄ちゃんも何かとエロス好き^^;

 ここはわたしっちが解説いたしやしょうずw

 

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 別子銅山開口当初、歓喜口のすぐ傍には共同浴場があったそうっす^^

 実に嬉しい福利厚生です(当時にその概念があったのか疑問だけど)

 

 坑道作業と言うのは正直悪辣で辛辣な作業っす。

 ほこりも多いし暗いし湿気も多いし、時には熱水や蒸気、そして落盤の危険もあるわけです。

 採石したものは岩石だしめっちゃ重いし運び出すことだって過酷な物。

 鉱山の種類によっては粉じんなどで肺を犯す塵肺にもなるんす^^;

 例えるならキングオブブラック企業の頂点でしょうか?

 それでもそれに見合う対価がそこにあったとです(強制労働じゃ無ければのお話)

 

 労働時間は幾ばくか? ちょっとそこまで分かりませんが、恐らく相当な時間を労したと思います。

 くたくたになった坑夫やそれを支えた奥さんたちの癒しが作業後の『ひとっ風呂浴びる』だったのは言うまでもないっすよね^^

 

 その入浴、どんなに癒されたことか・・・考えただけで私、涙でそう(くううーー!とか、はあ~(*´д`*)とかさー、湯船につかった時に皆、口から疲れを吐き出したんだろうね)

 

 思えばお兄ちゃんと夕実っちとで出向いた軍艦島も坑道口の近くにお風呂が用意されていましたっす。

 そのお湯はあっと言う間に炭鉱帰りの鉱夫たちの汚れで真っ黒になったとか。

 

 それなりの対価があったとはいえ過酷な作業に従事していたことを説明するこの目の前の人形たちの物語に、

 えっちな視線で見ちゃったお兄ちゃんに私は肘鉄を『ドスン!』とお見舞いしたとです。

 

『なんだよ・・・痛ってーな琴音^^;』ってお兄ちゃんは怒ってきたけど、

『なあ兄ちゃん。レプリカと言えども昔の人が苦労して苦労してお風呂で癒されてたのをエロ目線で見るのはどうなんよ^^;』と言ったら

『・・・すまんかった。ゴメン・・・^^;』と反省してくれた。

『もう金輪際、乳首とか探さないように!』とも、止め刺しといたっすよw

 

 ここから先は、その運び出した鉱石がどういった工程で銅へと変わっていくのかの説明でしたっす^^

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『砕女小屋(かなめごや)』

 江戸末期や明治初頭は当然、機械仕掛けの粉砕機なんてものは無かったとです。

 昔は女性陣がコツコツと金槌を振り上げて鉱石の粉砕作業をしてたんすね^^

 ちなみに歴史に疎いわたしっちだけどお、

 今でこそ世界ランキングに入ってないけれど、

 日本はかつて江戸時代には世界一の銅産出国だったってのを覚えてるっす(うる覚えなので違うかも?)

 

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 さて、今までは別子銅山の江戸期から明治中期までのお話^^

 この観光坑道は奥に進めば進むほど別子銅山の歴史の説明が現在へと近づく仕様っす(*´д`*)

 

 次は『next近代ゾーン』っす☆

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 演出か、元々こうだったのかは分かんないけど、

 低くなった洞内を抜けると再び天井が少し高いゾーンにやってきたっすよ^^

 ここで最初にお出迎えしてくれたのは『近代ゾーン』と言う、

 明治中期から廃坑に至るまでの昭和後期に関する解説パネルや当時の展示物のエリアだったっす☆

 

 まず最初にわたしっち達を迎えてくれたのはーーー

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 当時を体現した巨大なジオラマだったっすよ^^

『やべえ・・・何だか機動戦士ガンダムのソロモンとかア・バオアクーみたいな宇宙要塞みてーだな(*´д`*)』と、ガンダム好きのお兄ちゃんは言うけど、

 私と夕実っちはガンダムわかんないのでチンプンカンプン^^;

 ただ、

 ここはおざなりなジオラマじゃなかったんす。

 非常に細かくミニチュアたちを作り込んでいて驚かされた(*´д`*)

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 これ・・・写真で見るとわかんないと思うっすけどー

 小指ほどの大きさも無いんだよ?

 デジカメのマクロで撮った画像なの^^

 

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『わきゃ!? 煉瓦もありますですね^^』

『そうだね夕実ちゃん^^ いやーでも凄いなこれ!

 めちゃくちゃ精巧に作ってるよ(*´д`*)』

 明治から昭和への別子銅山の様子を一緒くたに再現してるらしいんすがーーー

 細部の小物もすんごくリアリティ!

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『うーんでもトンネルの煉瓦積みまでは気が回らなかったみたいだなw』とジオラマの煉瓦積みに注文を付けるお兄ちゃん。

 確かにさっきチラッと見えた中尾隧道の煉瓦積みとかはイギリス積みだったっすけど、ここは長手積み。

 

 でもつったってーさあー!

 そこまでつっこむ必要ないよw 私は立派なもんだと思ったし職人だな~って思ったっすよ(*´д`*)

(刻印刻まれてたら発狂してたかもだけどねw むしろ造形師さんに会って握手したい☆)

 

 

 さて、このエリアの最後には『ガチ』な展示パネルもあったとです。

 お兄ちゃん曰く『この別子銅山跡の痕跡探しや探索するならば、ここは絶対見ておかなければダメかもな^^』だそうっす。

 どゆことかね?と思ったけど入ってすぐに分かった。

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 それはそれはとても小さな一画。

 4畳半くらいの広さでしょうか?

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 ココこそが観光坑道が元々火薬庫だったことを証明するスペース。

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 見上げた天井は立坑と言って、万が一火薬が暴発したときの逃げ道でもあり、爆風を逃がして被害を軽減するための穴でした。

 そして更に言えばーーー

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 まだまだ現役だった頃の詳細地図を展示している部屋でもあったんす^^

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『わきゃ? 砂金採りの裏手の山にも昔は建物がたくさんあったみたいですう^^』

『だね、夕実ちゃん^^ 今でも痕跡残ってるのかな?』

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『わきゃー、私、さっきは先輩に言いませんでしたが気になってたとこがあったです。

 山の中腹に何か構造物っぽいのが見えたですが、これを見るとどうやら貯鉱庫跡だったみたいですう^^』

『なんだよ夕実ちゃん。言ってよそういうのw オイラ全然気づかなかったよ^^;』

 なんだよそれー

 マジでさ黙ってないで言ってよね!夕実っち^^;

 でもどうやら川を越えた端出場水力発電所跡の裏手の山側にも、かつては鉱夫さんが住んでいた区画があったみたい^^

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 こっちはこれから向かう東洋のマチュピチュ『東平ゾーン』の過去の地図。

 学校や保育園完備!?

 プールとかもあるの???

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 そして更に上のエリアであり、別子銅山の開坑から明治32年までの中心だった旧別子の地図も。

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『わきゃ!こっちも劇場とか学校とかあったみたいですう^^』

『いいとこに気づいたね夕実ちゃん^^ そうなんだ。

 別子銅山ってのは、旧別子→東平→端出場と、別子山の鉱脈を探すベースキャンプを順繰りに変えて行ったんだ^^

 鉱夫さんたちの棲み処もその都度移動し、

 そして娯楽や医療や教育施設もそれに合わせて遍歴を重ねてきたんだよ^^

 簡単に言えば頂上から鉱脈を採りつくして順々に麓付近まで鉱脈を求めて移動してきたわけ。

 ボクはそこまで詳しく調べていないけれど、

 どうやら旧別子・東平地区にも劇場跡や学校跡も探せばまだまだ残っているそうだ。

 琴音の好きな煉瓦の建物も・・・今では山中に飲まれてはいるが存在してるみたいだね^^』

 

 ぐは!マジかお(*´д`*)

 この別子鉱山のある山中には煉瓦構造物がゴロゴロ?てことなのかよう(*´д`*)

 思わず胸躍って『ねえねえ兄ちゃん!それ見つけに行こうぜBOY(*´д`*)』って言っちゃったんだけど、

『本当ならオレも見つけに行きたいところだ^^ だけれども今回の旅はジャブ程度(視察とか)で充分だと思ってる。

 いずれ何度も再訪予定だから、その時はどうだ?琴音。

 お前もついてくるか^^』

『あーん(*´д`*) 行くに決まってんじゃーん♪』

 私はいつ叶うか分からないお兄ちゃんの提案にワクワクドキドキして答えるのだった。

(※ 実は別子銅山跡。そこは眠れる遺跡が数多く点在し眠っている、日本屈指の廃墟群の聖地。いや塊なのだw

 一回こっきりじゃもったいないし、そもそも一日じゃ見れないのだw

 ただ、次回記事で誰でもちょっとだけ行ける場所を紹介します^^)

 

 

 ---火薬庫跡を出た後は

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 道すがらと言うか坑道すがらでしょうか、

 明治中期から爆発的に採掘作業を手助けしたアイテムたちが展示されてたっす^^

 発破。つまりはダイナマイトっすね☆

 

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 んで~、最後にやってきたのがここ『遊学パーク』っす^^

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 銅太君に迎えられるまま入っていくとーーー

 

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 遊学パークA・Bとエリアが分かれてたっす。

『ほほ~なるほどな^^ どちらかというと子供向けのアトラクションってとこだろうな。

 正直家族連れで来ると今までのエリアは子供にとってはとても退屈だと思うし、いいんじゃないか^^

 遊びながらも鉱山って何?をほんの少しでも体験できるわけだからね』

『わきゃー♪ ちょっとやってみたい!やってみたいですう(*´д`*)』

『えっと夕実ちゃん・・・ボクの話聞いてた?^^;』

 遊園地マニアの夕実っちが駄々をこねて譲らない(そんなキャラ設定だったっけか?w)

 困ったお兄ちゃんは辺りをキョロキョロと見渡し

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『これならボクたちでもやれそうだね^^』と、持ち上げ岩と言うアトラクションを見つけたみたい^^;

 どうやら力持ちになった気分を味わえる素敵アトラクション?w

 しかもなぜか本当に小さい子供たちだと岩まで手が届かないと言う大人仕様w

『やるです!やりますです(*´д`*)』と、息巻く夕実っちだったのだがーーー

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『わきゃ・・・あの脚の短いオジサンがずっと占有しててやれないですう^^;』とUターン。

 今まで観光客とほとんどすれ違うことも無かったのに、なぜかこのエリアだけは数組のお客さんが遊んでたっす。

 オジサンが嬉々として岩を上げ下げしてたのを横目に見つつも私たちは観光坑道を後にするのだった。

 

 

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 さて観光坑道を出た私たち。さるとびばしと言う橋(えっちゃん?)を抜けたところに素敵な出会いが待ってたっす!

 

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『うは!やっとこさ古い煉瓦ちゃんに出会えたっす(*´д`*)』

『よかったな琴音w さてこの煉瓦の水路跡はこの別子鉱山にとって非常に重要なものだったってことを説明せにゃならないね^^

 夕実ちゃん? 銅山と言ったら君が真っ先に思いついたのは足尾銅山だったんじゃないかな?』

『はいですう^^』

『あれが特に有名になっちゃったのは鉱毒垂れ流しのせいなんだよ(足尾鉱毒事件)

 銅って言うのは精製製錬時に猛毒な排煙と排水も生み出してしまうんだ。

 それはそのまま外に出ると草木を枯らし、土壌を犯し、時には植生を失った山々が水を蓄えることも出来ずに下流域に洪水をもたらすこともあるんだよ(実際に大洪水になった)

 本来なら排煙排水処理場とセットじゃないといけないんだが、

 足尾銅山は経済を優先して、鉱毒対策は後追いだったんだよね^^;

 

 さて何故?足尾銅山の話を持ち出したかと言うと、

 この目の前の煉瓦の水路跡に大きく関わってくるからなんだ^^

 この煉瓦水路跡、実は坑内の鉱毒水を処理する為に設けた水路なんだよ☆

 ここから下流にある山根収銅所まで引っ張って、鉱毒水の浄化処理をしたその名残なわけ。

 日本って経済成長期には経済を優先して多くの公害を生み出してしまったけれど、

 ここ別子銅山ってのは昭和大正どころか明治初頭(もしくは江戸末期)から公害対策をもセットに考えていた企業の模範ってとこかな^^』

『わきゃー!じゃあ~これは素敵な煉瓦水路さんなんですね~(*´д`*)』

 うおおー!ただの銅山じゃないとは思ってたけれど、やっぱりここはすんばらしい(*´д`*)

 ここだけでも今日来た甲斐があったと思っちゃったよおう(*´д`*)

 

 

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 さて、遊歩道のちょっと上にある煉瓦水路。

 わたしの背丈じゃのぞき込むのは厳しい・・・

『ふふふ^^ 琴音? どうせ煉瓦の表面を見たいとかだろ?

 だったらオレがケツを押してやるからケツを差し出せ

兄貴に触らせるケツはねえ(-_-メ) ・・・って言いたいとこだけどお願いするっしゅ(*´д`*)』

 と言うことで嫌々ながらも遊歩道の垣根にヨッコラショ

 そしてワクワクしてのぞき込むとーーー

 

 

 

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 うおおおおおおおおおおおーーーっ!

 あった!あったよ!煉瓦の刻印ちゅあ~ん(*´д`*)

 しかもこれ・・・讃岐煉瓦の刻印!?

『お、お兄ちゃん。まさかコレを見つけて欲しかったから讃岐煉瓦工場跡地に先に行ったってこと???』

『まあ半分は正解かな^^ 原爆ドームに使われたと言う讃岐煉瓦の答え合わせもしたかったし、

 何よりもここ別子銅山にも讃岐煉瓦が深く関わっていたってのをお前によく知ってもらいたかったってことでもあるよ^^』

 なんて粋なことしやがってコンチクショウ(ほめ言葉)

 でもこれで分かったっす。

 別子銅山は讃岐煉瓦が使われてるってことが^^

(※讃岐煉瓦だけじゃありませんが大部分を占めています)

 それにしても住友さんの商標(#井桁)と似てるのは偶然なのかな?

井桁のマーク・住友.jpg

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『ちょっと長居しすぎたかもだ^^; バスの出発まで15分くらいしか無いし駆け足で戻るぞみんなw』

 いつもこうだよw

 鉱山鉄道を待つよりも走って帰った方が早いとのことで、ここからは急いで戻ることになったっす^^;

 というか歩いて行けるのね^^;

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 せっかくなので打除鉄橋をパチリ☆

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 その近くには第四通洞と言う素敵な煉瓦隧道ちゃんも(*´д`*)

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 砂金採り体験の傍を駆けると、

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 鉱山鉄道では見逃してしまった中尾隧道の立派なお姿も拝めたよ(*´д`*)

 

 そんなこんなで7分前に本館に到着(意外と近いなw)

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『東平(東洋のマチュピチュ)じゃ、ジュース買ってる暇もないぞ^^』とお兄ちゃんが言うもんだから、

 ジュースも幾つか買っておいたよ(あれ?画像が違うみたいw)

『さあ~もうバス停に行かないとバスが行っちゃうぞ琴音^^;』

『ん?あ~ちょっと待って、コレも買っていきたいから^^』

『ねえねえ琴音っち。ジュース以外に何を買ったですか???』

『えっと~これだよ^^』と皆の前に私は買ったソレを披露した。

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『端出場水力発電所跡の調査報告書っす(*´д`*)』

『『うわ!ガチだよこの人w(^_^;(^_^;)』』

 

 昔だったら考えられないこの手の買い物。

 煉瓦沼って恐ろしいw

 

 ---さて、目の前にマイクロバスがやってきた。

 私たち以外には5~6人の観光客(当日飛び入りの方も。・・・予約しなくても乗れるんかいw)

 いざ参らん!

 東洋のマチュピチュへっす(*´д`*)

 

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgここまで読んでくださりありがとうございました^^

 端出場エリアも中々見応えがあって面白かったですよ~

 ばーべきゅーや砂金採りも出来るので煉瓦や鉱山に興味ない方でもバッチリです(それはどうかなあ~w)

ちょいのり・サザエさんver1.jpgさて次回はいよいよ東洋のマチュピチュツアーです^^

 気になる方は是非どうぞ☆

 ではではまた今度お会いいたしやしょうず(*´д`*)

 


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