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第870話 謎解きはディナーディッシュの後で トヨタ産業技術記念館編『それはまるで進撃の巨人に出てくるような煉瓦の擁壁!』トヨタ産業技術記念館・岡田煉瓦製造所ほか [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『ヤバイ!こんなゆっくり皿とか見てる場合じゃねえw』

 

 管原先輩が腕時計を私たちに見せ、トントンと叩いて時間が無いよアピールをするのですう。

 見ればもう16時を回った頃。

  

 何をそんなに慌てているのかと思わず私は聞いたのです。

『わきゃ? ねえ先輩、ノリタケの森の次に向かう場所って時間に制約ある場所なんですかぁ???』と。

 

 すると先輩は真面目な顔で私たちに返す。

トヨタ産業技術記念館の閉館時間は17時だ!最終入場受付は16時半!

 だから夕実ちゃん、琴音!走るぞ☆』

 

 えええーッΣ(ll゚д゚(ll゚д゚ll)

 ここまで炎天下で刻印探しにつき合わされて翻弄されて、やっと涼しいノリタケ食器のアウトレットショップに入って落ち着いていたのに、

 今度は走らされるの!?

 そして何そのトヨタ産業なんたらって^^;

 思わぬ先輩の号令に駆け足でノリタケの森を飛び出した私たち。

 

 第870話。たった30分のリミットバトル。

      記念館での煉瓦刻印探し。

 私こと石廊崎夕実視点でお送りいたしますですうー^^;

第870話・トヨタ産業技術記念館編・夕実ちゃん・煉瓦刻印発見お手柄☆2.jpg 

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 ノリタケの森の窯壁での刻印探しを終え、私たちは公園内にあるアウトレットショップで色々と物色してたのです(涼しくて幸せ(*´д`*))

 その後は、

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 ノリタケの森の歴史が分かるミュージアムなんかも見学していたのですが(涼しいし無料だし幸せ(*´д`*))

 先輩の大号令で次の地へと向かうことになりましたですう^^;

 えっと・・・えとえと・・・トヨタ産業・・・とかでしたっけ???

 トヨタってことは車?(私にもそのくらいは分かるですよ!)

 そこに先ほど先輩が言ってた『煉瓦刻印発見の可能性』ってのがほんとにあるの???

 自動車に煉瓦?

 ・・・さっぱり結びつかないキーワードに私はハテナマークばかり頭上に浮かべてましたです。

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 名古屋中心街を、そのトヨタなんちゃらへと向かって駆け出した私たち。

 先輩が言うには『ノリタケの森から10分くらい』

 歩道に目を下ろすと随分と傷んだ『産業技術記念館はこっちだよ』と言う案内がありましたです。

 

 もうクタクタで走りたくない私はズルズルと最後尾。

 

 ーーーふと琴音っちが私に振り向いて声をかけるのです。

 てっきり『大丈夫?疲れてるのに走ることになっちゃったけど頑張って☆』って言ってくると思ってたけど、

『夕実っちー、この先に煉瓦刻印あるかもだってよ!マジでー(*´д`*)』と、

 労(ねぎら)ってもくれないし労(いた)わってもくれない発言だったw

 ・・・いつもこんなもんだけどお

 もうちょっとお願いだから私に優しくしてお願いですう^^;

 

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 ゼーゼー言いながらもたどり着いたのは『トヨタ産業技術記念館』と言うところでした。

『世界のトヨタ』と謳われたトヨタ自動車。

 歴史や産業とかそんなの疎い私だってトヨタって世界のトヨタでしょ?って知ってるですよ?

 

 するとーーー

 先輩が少し落ち着いてから解説版を指さしながらも説明してくれる。

『日本人なら誰もが知ってる自動車メーカーTOYOTAさん。

 そしてここはと言うとそのTOYOTAさんが造った自社の記念博物館だ^^

 日本単一企業としても日本で最大の企業でありグループ。

 自動車メーカーでも世界最大手の会社さんなのはみんな知ってるよな^^

 その元々の始まりは自動織機と言う『糸から布生地へ』と言う機械的紡織工場の始まりだったんだ。

 今、ボクたちが目にしてる目の前の敷地は、

 かつての豊田紡織本工場跡地であり、今のTOYOTAグループさんの発祥の地だったりする^^』

 ほえー!最初から車を造ってたわけじゃないんですね(興味ないからこんなもんです)

 

 私の驚きにウンウンと頷いた先輩はさらに続ける。

『ここにはね? 旧豊田時代を代表する紡織の機械の展示と、そこから派生し今や一大国内自動車メーカーとなったTOYOTAの歴史的な資料や機械なんかが展示されてるんだ^^

 そしてーーー

 1911年創建。1918年に煉瓦造りに建て替えられたんだけど、

 その煉瓦の名残が幾つか残ってる場所だったりするんだよ夕実ちゃん^^』

 

 なるほど!要するに元々煉瓦建築だったTOYOTAの紡織工場跡地をそのまま自社の博物館として造ったってことなんですね^^

 そして煉瓦と聞いてピクリとしない訳がない人がここに当然一人。

『うっは!っつーことはだよお兄ちゃん!ここにはもしかしたら明治期の煉瓦の刻印が見つけられる可能性があるっつーことっすよね(*´д`*)

 しかも今や日本のGDPでも10%を前後する大企業が、かつてはどこの煉瓦工場のお世話になったのかとか、

 めっちゃその繋がり気になるんだけどマジで(*´д`*)』

 やっぱり煉瓦となると琴音っちの目の色が違うですねw

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 さっそく門(南ゲート)から入ってみると古めかしい建物がありましたです。

『ここは1905年(明治38年)に建築された豊田商会事務所っていう建物だよ夕実ちゃん^^

 元々はここじゃないんだけど(移築修復)

 トヨタグループ創始者の豊田佐吉さんの住居兼研究所だったんだ^^』

 

 そしてその向こうにはーーー

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 随分と立派でどでかい煉瓦の建物が見えて来たんですう!

 思わず琴音っちが『うひょー(*´д`*)』と駆け寄るんだけどーーー

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『ん?あれ?・・・ねえお兄ちゃん。この建物の煉瓦ちゃんってイマドキ煉瓦じゃないの?^^;』

『まあこの南側だけはな☆ ちなみにこの建物は繊維機械館の南側の壁とだけ言っておこう^^

 ここ以外には自動車館と言う別棟もあるから気にしておけよ琴音^^』

『なんだよー。また勿体ぶり作戦かよお兄ちゃん^^;ずりーなーw』

 ・・・相変わらず先輩は答えをすぐに教えてくれないですう^^;

 まあでも、自分の目で見。自分で理解してもらおうってコンセプトは分かるかもだけどお。

 

 さてふと背を向けてしまった方を振り返ると、

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 これまた立派な建物がありましたですう^^

 

 今までさんざん菅原兄妹につき合わされて分かってきたことだけど、昔の建築の縦長窓って素敵ですよね^^

 先輩曰くここは『1925年(大正14年)建造の旧豊田紡織(株)本社事務所』なんだそうですう^^

 今現在はトヨタグループ館としてトヨタの成り立ちをパネル展示で説明しているとのこと。

 せっかくだし入館するのかな?って思ってたけれど、

『時間が無いから残念ながらパスするよ夕実ちゃん・琴音^^;』だって。

 

 さあこのまま記念館正門・入館チケット売り場へと向かおうとしたところ、

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『ちょ!ちょちょちょ!!! 豊田商会事務所の裏手に煉瓦ちゃんあるっすよ(*´д`*)』と琴音っちが目ざとく煉瓦構造物を発見してしまいました^^;

 仕方がないので皆で見に行くことにw

 

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『ここは何すかね?お兄ちゃん(*´д`*)』

『うーん・・・これは知らなんだ^^; 物置かボイラー室かな? これは一部修復されてはいるけど昔の煉瓦が使われてるな~』

 佐吉さんの研究に使われた建物なんでしょうか。

 実はお風呂場だったら、それはそれで素敵かもですうw

 

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 さて、正門に近づくにつれ記念館の全貌があらわに。

『お、お兄ちゃん!さ、さっきの南側と違っておもいっきし古煉瓦の建物じゃんかお!』

『まあなw でも驚くのは外観だけじゃないぞ? 中に入ればもっと驚くかもな^^』

 え? 中に入るともっと驚くの???

 

『せっかくだし外観の煉瓦ちゃんに刻印探しでも・・・』と望遠カメラを外観煉瓦に向かって撮影しようとする琴音っちだったけれど、

『時間ねーから行くぞ^^;』

『ふにゃあ・・・^^;』と、

 菅原先輩に首根っこを掴まれてズルズル引きずられてましたですw

 

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 さてと入館ですう(涼しい☆)

 大人500円の入場チケットを券売機で購入(対人販売じゃないんですね。インフォメーションのおねーさま美人さんだったのにい)

 

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 入ってすぐには吹き抜けの広大なエントランス。

 この先の入り口からまずは『繊維機械館』へと見学できるそうなのですがーーー

 

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 ビックリしたのはホールの中にそのまま昔の旧煉瓦さんの壁が利用されていたことですう^^

 

『うっは!昔の煉瓦ちゃん、使えるところはそのまま記念館に利用してるんだマジでw』

『そうだな^^ それがこのトヨタ産業技術記念館の良いところだ^^

 そしてだ、ここで本題。

 時間も残すところ僅かなわけなんだが聞いてくれ^^』

 そう言って先輩は腕時計を差しつつも私たちに続けるのです。

 

『実はだな、去年、このトヨタ産業技術記念館の中庭で紡織工場時代の煉瓦煙突基礎が発掘されたんだよ^^

 元々中庭付近に煉瓦煙突があったことは図面から分かってたらしいんだけど、

 暴風時の雨水処理対策に掘っていたらやっぱり見つかっちゃったって訳なんだw

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 それが一般公開されたってことで琴音、お前をわざわざここまで駆け足で連れてきたわけなんだ^^

 蒸気機関の煙突基礎。

 見つかったソレは石炭を燃やして蒸気のチカラで電力を得て紡織工場の道源にしていた昔のトヨタ紡織株式会社。

 その際に出た排煙の煙突の基礎っつーことだ^^

 もしかしたらばお前の好きな煉瓦の刻印も見つけられるんじゃないかと思ってな☆』

 そんなこと聞いちゃったら普段は先輩につっけんどんな態度の琴音っちも

『ぐはー!御兄様あ(*´д`*) もう私を好きに弄んでいいから! 胸とか10分くらい揉んでもいいよ☆』と言い出す始末(やめてー!そういう歪んだ兄妹愛^^;)

 さすがに『妹の乳には興味ないからw』と断った先輩(そりゃそうだ。いやそうでなきゃ困るです^^;)

 

 気を取り直して『じゃあ~時間も無いし行くぞ!琴音、夕実ちゃん^^』と先輩がかけた号令に中庭への扉をギ~っと開く。

 いざ、れっつ!トヨタ産業技術記念館の中庭『動力の庭』へ!

 

 

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 それはとってもだだっ広い中庭のど真ん中にありましたです。

 いや、むしろ中庭にはこれしかない・・・と言ったとこでしょうかですw

 

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 私なんかは『へ~煉瓦あるですね~』くらいの感想ですが、

 やはり彼女の反応は凄まじいものでした。

『ぐおおおおおおおおお!煉瓦の基礎っすよ煉瓦のお(*´д`*)

 しかも見てよお兄ちゃん!

 煉瓦刻印ありそうな煉瓦の平面(面積が一番大きい部位)が、

 剥・き・だ・し・♪

 それに呼応するように先輩も『だろ?オレの目に狂いはなかったようだな(エッヘン)』と、自慢顔^^;

 

 ということでここからはさっそく調査開始ですう。

 ただしぐるりと柵が巡らせてあるんで、双眼鏡&カメラの望遠での作業となったんです^^

 

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 パッと見、随分と荒れた煉瓦の平面でしたです。

 モルタルを剥がした(剥がれた)面みたいで、刻印なんて無さそうだと思いましたです^^;

 

 それでもかまわず探しまくる菅原兄妹。

 するとーーー

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『ねえねえ!お兄ちゃん! あれ!なんか刻印ぽくね???』

『うーん・・・何か刻まれてるような気がするけど微妙じゃないか?』

 私も双眼鏡を借り受けてのぞき込む。

 ・・・刻印?なの???

 

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『じゃあさ!じゃあさ!お兄ちゃん、こっちは???』

『これまた随分と微妙だなw』

 私も見て見るけれど、ぶっちゃけただの傷にも見えるんですが・・・^^;

 でも好意的に捉えるなら・・・さっきのヤツとコレも漢数字の『十』とか『二とか三』にも見えなくもない。

 ん?

 ん?

 あれ?

 何か私、これに近いような刻印を菅原兄妹と一緒に見たような気がする。

 確信は持てないけれど・・・

 何か心の奥底に引っかかるもやもやを感じたんです。

 だけれども先輩たちにはこのことを伝えませんでした。

 

 結局のところ、この蒸気機関の煉瓦煙突基礎では刻印らしい刻印を発見できなかった私たち。

 さすがに菅原兄妹は意気消沈w

『ぐはー・・・チャンスありまくりだと思ったのにい^^;』

『オレは新聞でこの煉瓦遺構知った時には刻印発見の大チャンスって思ったんだがなあ・・・^^;』

 残念がる彼らに私は周りを見渡して告げるのです。

 

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『わきゃー、でもですよ? 周りをよーく見てくださいよ。この中庭って煉瓦で囲まれてますですよ?

 もしかしたら刻印発見の可能性がまだまだあるんじゃないですかね^^』と。

 

 見渡せばぐるぐると古い煉瓦の壁が聳え立つ凄い空間です。

 

『あらやだ夕実っち!そうだよね、うんうんそうだ!そうっすよ(*´д`*) よく考えたらここーー

 煉瓦だらけじゃんw

『すっかり忘れてたよ夕実ちゃんw そう言えばそうだった。

 しかもこの周りを囲む煉瓦はこの煙突基礎の煉瓦と同年代だってことをすっかり忘れてたよ^^;

 可能性はまだまだある。

 皆で時間の許す限り探してみようか!』

『『さんせー!』』

 と言うことで、今度は中庭にある煉瓦の内壁を探索することになったのですう^^

 

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『わきゃ・・・すごく・・・大きいです』

『そうっすね・・・めっちゃ壁が高けえ・・・っす^^;』

 壁際まで来てその大きさ高さに驚かされるのです。

 どれだけ大きい紡織工場だったのかが窺い知れる巨大な煉瓦の壁。

 漫画の進撃の巨人に出てきそうなくらいですう^^;

 

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 ふと壁際で煉瓦のカタマリの展示を見つけた私たち。

 ここもまた先ほどの煉瓦煙突基礎と同様に、ゲリラ豪雨対策として中庭を掘り起こした際に発掘された煉瓦塊だったのですう。

 

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『うひょー(*´д`*) これは刻印探ししなきゃだわ☆』と早速盛る琴音っちだったけれど、

『ぐはー!平面が丸くなってて刻印探しどころじゃねーっす^^;』とすぐさまガッカリ顔した彼女。

 こちらは更に摩耗していて刻印探しとかそういうレベルじゃなかったみたいw

 

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『下がダメなら上を見上げるっす!』とめげずに煉瓦壁の探索をし直す琴音っち。

 私もつられて見上げてみると不思議な景色が見えました。

 ん?

 あの煉瓦の壁のギザギザの模様はなんでしょうか?

 何か『ノコギリ屋根』を彷彿させる紋様ですよね???

 

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 ここにはこの動力の庭の解説版もあったので一応目を通す私。

 すると今では記念館の中庭として存在するここも、

 昔は立派な屋根が存在した屋内だったようですう^^

 

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 この壁に薄っすらと残る煉瓦隧道のようなアーチの模様も、もしかしたら各部屋と部屋をつなぐラインがあった名残なのかもしれませんですね^^

(※解説版にあるように、糸を製綿する過程での原綿を各ブロックへと送るためのパイプライン的名残だったと思います)

 

 ーーーさて、ここからは再び双眼鏡などで煉瓦刻印探しの見上げる作業になったわけなんですが・・・

『煉瓦の刻印がありそうな平面全然無いよ!お兄ちゃん^^;』

『だなあ・・・^^; 一応あるにはあるが・・・双眼鏡でも見上げるのが厳しいくらいに高い場所にしか無いよな^^;』

 煉瓦の刻印が見受けられそうな場所は遥か彼方・・・

 月のクレーターでも見つけるようなバズーカ的望遠レンズか望遠鏡でも無い限り無理そうな感じだったのです^^;

 

 煉瓦刻印好きの彼らが『こりゃ厳しい・・・』と諦めかけた頃、

 私はふと壁にところどころ『穴が開いている』ことに気づいたのですう。

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 だから私は『ねえねえ先輩。あそこの穴ぽこにも煉瓦刻印の可能性あるんじゃないでしょうか???』と尋ねてみたの^^

 そしたら横から琴音っちが『まさかーあんなとこに刻印なんてないよー夕実っちw

 でもまあ~一応覗いておくっすかね(ゲラゲラw)』と、

 半分私をバカにしつつも『どれどれ~w』と双眼鏡で穴ぽこを見上げた。

 

 

 するとですよ!

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『ぐっは!? ええ!? マジ??? 刻印があるっすうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!と琴音っちが発狂。

 

 えッ?ほんとに刻印あったの???

『ちょ!え?ちょっと双眼鏡貸せよ琴音!』と、先輩が彼女の双眼鏡を奪ってその穴ぽこを見上げる。

『うわ・・・間違いない。あれは刻印だ! 夕実ちゃんお手柄だね^^

 そう言って先輩は私に双眼鏡を手渡して、

『見てごらん^^』と促すのでした。

 

 

 わきゃ・・・『漢数字で十三』と言う煉瓦の刻印が本当にあったですう^^;

 もしかしたらば・・・と言ってみたら本当に見つかっちゃったw

 

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『うっは!これはもしかしたら他の穴ぽこにもあるんじゃない?マジでさあ(*´д`*)』と、琴音っちが他の穴ぽこも探し始めた。

 そしたらばーーー

 

 

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『ぐおおおおお! 言葉じゃ表現しがたいけど、どう考えても煉瓦の刻印もう一個八犬伝んー!(*´д`*)』と発狂しまくる彼女。

 またもや穴ぽこに刻印を発見したようですね^^

 力になれたようでちょっと嬉しいかもです☆

 

 さて順繰りに双眼鏡で穴ぽこの煉瓦刻印を確認した私たちは暫くの後、

『『『ちょっと待てよ!?』』』

 と、同時に大きな声をあげたのですう。

『ねえねえおにいちゃん!この刻印って見たことあるよね?』

『だよな。オレも今そう思ったんだがどこだっけ?』

『わきゃー!わたし思い出しましたですよ!そう、確かーーー

 半田赤レンガ建物の中庭にたくさんあった漢数字の煉瓦刻印さん達ですう(*´д`*)』

『『それだ!(´▽`*)(´▽`*)!!!』』

 

 かつて私たちは愛知県半田市にある半田赤レンガ建物(旧カブトビール製造所建屋)がリニューアル一般公開された当日に出向いたのですう。

 その中庭にある煉瓦さんにもーーー

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 漢数字の刻印のある煉瓦さんがたくさんあったんです^^

『十二』やら『十』やら。そしてこの『十三』もです☆

(※ 詳しい話はコチラ⇒ 第793話 愛知・半田赤レンガ建物編vol②『煉瓦職人さんのイタズラを解明せよ?』 )

 

『なあ~お兄ちゃん。確か半田赤レンガ建物も岡田煉瓦製造所の煉瓦が多く使われているんすよね?』

『ああ。あそこは岡田煉瓦製造所の煉瓦だ^^ その中庭に使われていた煉瓦も確信は持てないが・・・岡田煉瓦製造所と関係あると思う^^』

『じゃあさ!じゃあさあー?このトヨタ産業技術記念館の煉瓦も岡田さんの煉瓦の可能性が出てきたんじゃね?マジで^^』

『だよなあ。そうなってくるよな琴音^^ オレが知ってる限りでは前にも言ったけれど岡田さんの煉瓦は半田赤レンガ建物・浦賀ドック・中央本線の煉瓦構造物、そしてさっき見てきたノリタケの森なんだ。

 だからこのトヨタ産業技術記念館にも岡田さんの煉瓦が使われた可能性が出てきたと言う結構な発見なんじゃないかと思うぞ^^

 だから夕実ちゃんーーー』

 そう言いつつ先輩がにっこりと私の肩を優しくポンポン叩いて告げる。

『夕実ちゃん^^ 君の指摘で大発見の可能性だよ☆ 

 このトヨタ産業技術記念館の煉瓦と岡田煉瓦製造所の煉瓦の繋がりって、もしかしたら誰も気づかなかった発見の可能性が出て来たんだよ^^

 さっき見たノリタケの森の煉瓦刻印達よりも貴重な煉瓦刻印の発見かもしれない☆

 しかも重文(重要文化財)にも準ずる近代化産業遺産での発見だもん^^』

 ええー!なんか私ってばすっごく褒められちゃってますう!?

 たまたまなんだけどなあw

 でもまさかあんなところに本当に煉瓦の刻印があったとは、指摘した私だってビックラこきまろですよおw

 

『やべえ・・・これは教授さんや煉瓦研究会のメンバーにマジ報告しなきゃだわw』と琴音っちは早速スマフォで連絡し始めた。

 菅原先輩はと言うと写真を撮りまくって『うひゃー!岡田煉瓦製造所・トヨタ産業技術記念館の繋がりの可能性をどこで調べっかな? もし繋がっったらばこの発見はヤベエ(*´д`*)』とワクワク顔。

 そんな二人のやり取りを見て私はと言うとーーー

 やっぱり嬉しいです☆

 

 別に世の中が変わる発見じゃないし、一般的に超マイナーだし、もしかしたら誤情報かもですよ?

 でもそれでも『何かに繋がりそうな発見』に携われたのかなあ?と思うと、

 そこまで煉瓦に興味ない私でも嬉しいの一言ですう☆

 

 

 ---さて、

 思わぬ煉瓦刻印発見に沸いた私たち。

 その他の場所にもその可能性を求めようとしましたが、

 敢え無く閉館時間がやってまいりましたですう^^;

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 急ぎ早にさささっと自動車館の煉瓦外壁を見学しー

(琴音っちは刻印探ししようとして先輩に引きずられてましたが・・・^^;) 

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 駐車場の奥にひっそりと佇む『豊田自動織機・旧鉄工場正門』などを見学してトヨタ産業技術記念館を後にした私たち(いや、正直駆け抜けてます^^;)

 

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 帰りの新幹線ではいつもの反省会(宴会)をしつつも帰ったのですう^^

 正直ぐったりの日帰り旅行でしたけど、

 常滑市にはもう一回行ってみたいかな^^

 その他は・・・菅原兄妹で勝手に行ってもらおうですw

 

 さて、帰り際に私と琴音っちは先輩から次の旅行、すなわち『寝台列車の旅』に対して宣言を受けるのです。

『えーとだなあ。ボクから言わせてもらうぞ?

 次回たまたま君たちと一緒に旅行することになったけれど言わせてもらう^^

 これはオレの旅だ。

 ホテルとかの手配はしてやるが、基本的にオレが行きたいとこに行き、やりたいことをさせてもらうからね^^

 嫌ならゴールまで別行動だぞw』

『ええー、ポケモンの巣とか行っちゃダメ?お兄ちゃん^^;』

『ひとりで勝手に行きなさい^^そもそもそんな時間もない過密日程だw』

 元々先輩の一人旅の予定だったところに私たちが便乗した形。

 ならば先輩の意見に従うのはしょうがないですよね^^;

 

『まあ~でも心配するな琴音^^ ある意味お前も行きたがってた日本屈指の煉瓦の遺跡にも行く予定だ。

 そしてオレの趣味の島旅2発のうち1つは煉瓦の軍事遺構もあるから安心しておけ☆』

『マジで!?うひょー(*´д`*)』

 ええ!?

 寝台列車に島旅に日本屈指の煉瓦遺跡??? 

 煉瓦は兎も角、非常に楽しみになってきたですう(*´д`*)

 

 次回、四国北岸瀬戸の花嫁たち編☆お楽しみですう^^

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgお久しぶりです!ちょいのりですw

 さて今回の常滑~ノリタケの森~トヨタ産業技術記念館の日帰り旅行のお話はいかがだったでしょうか^^

 トヨタ産業技術記念館では、まさかこんなところに刻印が!って発見でもありました。

 また、今まで色々と各地を転々と旅した成果と言っていいのかな?

 あの日見た煉瓦刻印が、どこかで繋がると言う面白い出会いとなったのだと思ってます^^

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgさて次回は毎年恒例の『ぼくの夏休みBY4連休』がベースとなった物語。

 去年は長崎五島列島の旅でしたが、

 今年は4年ぶりの四国への旅行です^^

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpg気になる方は是非どうぞ☆

 恐らく話数的にも10~くらい行きそうかもw

 ま、そのくらい楽しい旅立ったよ♪

   


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第869話 謎解きはディナーディッシュの後で 名古屋ノリタケの森編『窯壁の森にようこそ!』 [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『そう言えばさー、これから向かう名古屋にあるノリタケの森って公園は元々は何なのさ?お兄ちゃん!』

 

 私は正直、煉瓦の建物がその公園内に存在するから行きたいって思ってただけで、

 その素性はあんまり気にしていなかったの。

 正直もっと気にしろよ自分!とは思ったけど、そこまで調べようとしてなかった。

 

 そんな軽い私の質問にお兄ちゃんは怪訝な顔をしつつ

『ハア!? そんなバックボーン(歴史の背景)も知らずにただ煉瓦があるからってお前はノリタケの森に行きたい!ってほざいてたのか^^;

 ・・・てっきりもっとデキる子だと思ってたぞ。

 お父さんは実に嘆かわしい!』

 いつからアンタは私のパパになったんだよ^^;

 まあそれは置いて置くとしてーーー

『ノリタケの森』

 ここにはお兄ちゃんが私の無知を嘆くように色々と日本の歴史が詰まった場所でもあったんす。

 

 初めて名前を聞く方は知ってくださいその歴史。

 知ってる方はそれなりに(樹木希林)

 第869話。日本の洋食器と煉瓦の繋がり物語。

 そして前回叶えられなかった煉瓦刻印との出会いのリベンジ戦。

 私こと煉瓦刻印大好きっ子の菅原琴音視点で始まりやす^^

第869話・名古屋市ノリタケの森編・琴音・煉瓦刻印の巣2.jpg 

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 さて前回の続きっす(回想)

 常滑でやっとの思いでお腹を満たした我が軍団。

『もう鈍行なんて待ってらんないから次発の特急のチケットを買ってきたぞ^^』と、お兄ちゃんのゴチ(?)で、

 名鉄特急ミュースカイに乗り込んだ。

 

 随分と洒落た特急。

 これはいつも思うんだけど都内の私鉄は見習ってほしいもんですw

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 席に着いてゆったりモードの私たちは、しばし缶チューハイでプチ宴(うたげ)☆

 

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 最近は新幹線の車内券札(切符拝見)も無くなったけれども、まだまだ都内・地方の特急車両には色濃く残るっす。

 でもこのミュースカイの車両は『いちいちお財布に仕舞った乗車券を取り出して車掌さんに提示しなくてもいい』のだ^^

 座席前部のチケットホルダーに挟んでおけば、車掌さんのチラ見で検札もOK☆

 都内の私鉄もお願いね☆

 

 まあそんなこんなで名古屋駅に無事に到着っす^^

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 そこから目指すは当然『ノリタケの森』

 その途中途中で見かけるデザインマンホールなんかもパチリ☆

 

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 名古屋駅から歩くこと10分くらいでしょうか?

 ようやく前回は入ることが叶わなかったノリタケの森に到着っす^^

 案内板の地図を見やれば『赤レンガ棟』ですよ(*´д`*)

 そうそう。私はこれが見たかったんですよーん☆

 では早速ご対面です!

 

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 入り口から入ってすぐにドーーン!

 うひょー!立派な煉瓦ちゃん(*´д`*)

 

 ---さて、ここで夕実っちが解説を指でなぞりだした。

『わきゃ? 1904年建造の日本陶器合名会社の建屋って書いてありますです^^ 陶器ってつくからにはここでも陶管や壺とかやいてたですかね?』

 するとお兄ちゃんが受け答え

おしいね夕実ちゃん^^ ほぼ正解だけれどもここは主に陶磁器とかかな^^

 すごく簡単に説明すると焼く温度で変わってくるんだけれど、

 700℃~くらいで焼いたものは素焼きの土器とか多いかな^^

 それが1000℃を越えてくると陶器や陶管、瀬戸焼とかのお皿なんかが主流だね。

 そして1300℃以上を必要とした焼き物は特に陶磁器なんかが多い。

 焼きしめれば焼きしめるほど土や粘土質は高質化し、ガラスのような焼き物へと変化していくんだ^^

 勿論使われる材料の違いはあるけれど、ここは元々は国産の洋食器などを扱っていた工場の煉瓦棟の一部なんだよ~^^』

『わきゃー!国産の洋食器の工場だったんですねえ^^』

 ・・・そうなんだw

 私ってば全然知らなかったw

 ついでにお兄ちゃんに聞くと、今現在も日本どころか世界中でも愛されてる現役バリバリの洋食器ブランドさんらしいじゃないっすか。しかも高級^^;

 これは大変失礼いたしましたw

(※ 今現在は主力商品では無く、セラミックマテリアル事業・工業機材事業などで活躍されている企業。

 日本陶器合名会社はノリタケカンパニーの明治創業時の社名で前身っす^^)

 

 さあバックボーンはなんとなくわかったっす^^

 私にとっちゃそれよりも目の前にある煉瓦ちゃんがメインディッシュなんだからー☆

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 1904年。明治37年ってことで、煉瓦ちゃんの積み方としては当時主流のイギリス積み。

 

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 さて刻印ありそうかなあ~といつものように軒下の煉瓦ちゃんを見上げる私に、お兄ちゃんが聞いてきた。

『やっぱりここでも刻印探すのかお前はw ん~でも結構ここの建物は背が高いぞ? お目当ての軒下には刻印が見つけられそうな平面剥き出しの場所がいくつかあるけどどうするんだ?^^』

『チッチッチ。お兄ちゃん、私を甘く見てはいけませんぜ(*´д`*)』

 そう言って私はバッグからゴソゴソとあるモノを取り出した。

 

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『じゃじゃ~ん☆ そ~う~がん~きょー(*´д`*)』

『お前・・・用意周到だなw』

『わきゃー!琴音っちさすがですうw』

 まあそんなに褒めんといて。

 いつも常備してるだけだからw

 

 ではさっそくまいりましょうず^^

 他の観光客さんや地元の方々は『何をそんなに覗いているの?』と振り向くけれど、そんなのは知らないw

 私は双眼鏡を駆使して煉瓦刻印を探しまくったのだ(お兄ちゃんはカメラのズームで)

 

 

 

 するとーーー

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『お、お兄ちゃん刻印発見っす! 〇にカタカナのイかな?』

『どれどれ?あ、ほんとだなあ^^』

 

DSCF8119.jpg

ノリタケ・拡大・岡田煉瓦.jpg

『ぐおお・・・こっちは判別しにくいっすけど長方形の囲みに何か文字が書いてあるっす(*´д`*)』

『わきゃー!ゴーって書いてある気もするですね^^』

 

DSCF8120.jpg

ノリタケ・岡田煉瓦・拡大2.jpg

『えっとこっちにも発見っす(*´д`*) 長方形の囲みにカタカナのイに漢数字の四にも見える・・・

 って!? あれ?

 私どこかでこの刻印見たことある気がするっす!?』

『わきゃー私もですう^^ えっと・・・えとえと・・・半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)で見ましたですよ^^』

 そ、そうだよ!

 私たち昔、愛知県の半田市にある赤レンガ建物のリニューアルオープンに出向いた際にこれと同じものを見たじゃないか。

 と言うことは・・・

 私はお兄ちゃんに振り返り、この刻印の出元の工場を告げる。

『ねえお兄ちゃん。もしかしたら・・・岡田煉瓦さんの刻印じゃね?マジで^^』

 すると、

『そうだよ。岡田煉瓦株式会社の刻印だよ^^ だってここノリタケカンパニーの創業時の煉瓦工場に使用されてるって岡田煉瓦さんのホームページにも記載されてるしな^^』

 なんだよあんた。知ってたのに隠してたのかよw

 まったくもっていやらしい兄貴だぜ^^;

 

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 ここでお兄ちゃんが種明かし。

『明治30年(1897年)創業で、今現在も現役の愛知県の煉瓦工場の老舗中の老舗の岡田煉瓦製造所。

 その創業当時の出荷先には愛知県半田市の旧カブトビール・神奈川県浦賀の浦賀ドック・旧中央本線(春日井市)と、そしてここノリタケの森などが記録として残ってるそうだ^^

 だから当然見つかる刻印も岡田煉瓦製造所ってこと。

 とは言えよく見つけたと思うぞ?琴音^^

 素人でも外観から歴史の証明を出来たわけなんだからな』

『まあ・・・まあね(*´д`*)』

 ・・・そうは言うけどさー、

 その前情報先に教えてよーw

 まあでもいっか。知らなかったからこそワクワクできたのかもしんないしね(結構ポジティブ)

 

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 さて、どうせならとグルリと一周して煉瓦刻印の確認をしてみやしょう^^

 

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DSCF8124.jpg

ノリタケの森・岡田煉瓦・拡大3.jpg

 あらやだ。やっぱりあるある刻印煉瓦ちゃん(*´д`*)

 100年以上もここにじっと居続けた刻印ちゃん。

 いったい何人がその歴史の証明に気づいてくれたことだろうか(マニアか調査員くらいですかねw)

 

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DSCF8126.jpg

 さてと。

 すぐ横にある別棟の方も探してみた私たちだったのですが・・・

 こちらは軒下煉瓦ちゃんの腐食が激しくて刻印とか見られるレベルじゃありませんでした^^;

(中は綺麗に内装工事中だったのにね)

 

 一通り煉瓦刻印探索を終えたところで私はふと思い出した。

 あれ?

 確かお兄ちゃんは『ノリタケの森は煉瓦刻印のパラダイスや~』って言ってなかったっけ???

 だからその疑問をエルボーと共にぶつけてみた。

『なあ~お兄ちゃん。アンタここが煉瓦刻印のパラダイスやで~☆って言ってたけどさあー、

 ぶっちゃけ岡田煉瓦さんの煉瓦刻印しかねーじゃねーかよマジで^^;』

『ああ言ったよ? 勿論岡田さんの煉瓦刻印以外もワンサカあるぞ?』

 え?どゆこと?

『実はこのノリタケカンパニー(ノリタケの森)には他社の煉瓦も使われているんだ^^

 それが見られるのはこの煉瓦棟じゃ無いんだぜ^^

 パラダイスはーーー

 このノリタケの森の公園内にあるんだ^^』

 その言葉に思わず私は周りを見渡す。

 そこは煉瓦棟も含め、2001年に工場跡地を公園化して一般開放された広々とした公園。

 見れば親子連れで芝生の上を駆けたりしてるちょっとした都会のオアシスっぽい感じなとこ。

 ちょっと歩けば東京都内よりもビルが密集しているかもしれない摩天楼です。

 でも~割と普通な都会の公園な気がすんだけど、

 この公園のどこに私が追い求める煉瓦刻印ちゃんのパラダイスが!?

 

 そんな私を察したのかお兄ちゃんが号令をかける。

『じゃあ~行こうか^^ 公園とかに昔はここは何々がありましたってモニュメントとか石碑があったりとかあったりすんだろ?

 ここもまた当然としてあるわけなんだが、

 その公園内にあるモニュメントが別格なんだよ^^

 そしてそこに琴音。お前が求めるパラダイスがあるんだ。

 だから黙ってオレについてこいw』

 やだーん(*´д`*)

 いつにも増して頼もしいじゃーんお兄ちゃーん(*´д`*)

 

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 そしてついてきたのがコチラ。

『わきゃー!煙突みたいなのがいっぱいあるです^^』

『これはね夕実ちゃん、1933年に工場を大幅にリニューアルしたんだけれど、その当時にあった煙突の一部をモニュメント化したものなんだ^^

 そしてこの煙突の土台部位を見てごらん^^』

(※元々は約45mあった6本の大煙突。現在は切り取られて約10m)

 そう言って下部を指さすお兄ちゃん。

 そこにあったのはーーー

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 ぐは!煉瓦ちゃんの基礎部分(*´д`*)

 

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 しかもディンプル付きの煉瓦ちゃんもありゅう(*´д`*)

 

『これは煙を逃がすための煙道なんだよ夕実ちゃん・琴音^^』

『『へえ~』』

 それよりもですよ、煉瓦の平面剥き出しだよ!ここ(*´д`*)

 これはもう刻印探しするっきゃ騎士(ナイト)っすね!

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 だけど、実はココ『柵があって近づけない』のだ^^;

 でもまあ~双眼鏡もあるしいいかなとのぞき込もうとする私。

 それを見たお兄ちゃんは

お前のパラダイスはここじゃないぞ? まあ~ここにもあるかもだが、パラダイスはこの先にある☆』と、私を制して顎で向こうだぞと促すのでした。

 いったいどこなのよ^^; そのパラダイス。

 

 

 するとこの煙道の廃煉瓦ちゃんの先から伸びる

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 煉瓦の瓦礫を積み上げた壁が目にとまった。

『えっと・・・お兄ちゃん!まさかここ!?』

『ああそうだよ^^ ここからは思う存分探していいぞ^^』

 ぐはー!これはヤバいw

 推察だけど絶対コレ、工場の瓦礫煉瓦ちゃんとかでしょw

 ポケモンGOに例えるなら『煉瓦刻印の巣』と見たぞ私(*´д`*)ウヒョー

 と言うことでここも皆で探したよ☆

 レッツ煉瓦刻印の巣へ(*´д`*)

 

 ーーーするとあるある宝の山♪

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『わきゃ? 十字の刻印発見ですう^^』

 くそー夕実っちに先を越されたw

 

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『こっちは耐火煉瓦っぽい刻印もあるぞ琴音^^』

 くやぢい・・・お兄ちゃんにも先を越された^^;

 うん?ーーーでもここは赤煉瓦も白煉瓦もあるんだ☆

 もしかしたら最強の巣なのかも!?

 

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『わきゃあ!? 公園の向こうに恐竜がいるですよ!』

 こらこら余所見しないで刻印探し手伝ってよ夕実っち^^;

 とは言えここで前言撤回っす。

 割と都心にある普通の公園って言っちゃったけれど、実は機械仕掛けの恐竜とか公園内にチラホラ。

 全然普通じゃないねw

 訪れた子供たちはその動く恐竜たちに驚き興味津々でしたよん^^

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コラ!琴音。せっかくお前の為に用意したステージだっつーのに何余所見してんだよ^^;

 この先も見て見ろよ?

 どうだ!煉瓦の刻印、探したい放題だぞ!』

 ・・・うわ、夕実っちに釣られてジェラシックパークみたいなのを見てたら私だけ怒られた^^;

 なんで私だけやねん。。。

 とは言えこれはタマラナイ!

 遥か向こうまで煉瓦瓦礫の山じゃないかー(*´д`*)

 

 ではさっそく再スタート!

 するとーーー

 

 

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 耐火煉瓦刻印発見(*´д`*)

 さっき見たやつとは別会社っぽい。

 

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 うは!この刻印は見たことないっす(*´д`*)

 どう表現したらいいんだろ?

 厚い胸板と丸顔にも見える。

 そうだ、これ、仮面ライダー1号ってことにしようw

 

 そしてその後にも次々に見つかったんす^^

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『わきゃ!? 二なのかなあ^^;』

 夕実っちが見つけたそれは非常に判断しづらい刻印^^;

 漢数字の二にしちゃ随分と間が離れてるような気がするしいー

 その横にも刻印があったような感じもするしね。

 

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『おっと。こっちはシンプルに〇の刻印ってとこかな?』

 お兄ちゃんが言うようにこれまたシンプルな刻印。

 正直ここまで見つけた煉瓦刻印の素性はまるで分らない私たちだった。

 でも恐らく同じ工場で焼かれた物では無いような気がする。

 

DSCF8142.jpg

 さてここで、この煉瓦の瓦礫の天辺ばかりを刻印探ししてたんだけどー

 一段下へと降り立って折り返しつつ刻印探しをしてみることにしやした^^

 

 するとそこにはーーー

『この煉瓦瓦礫の壁が何なのか?』を説明する解説版が掲示されていたのです^^

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『窯壁』

 

 ここはこのノリタケの森。つまりは日本陶器合名会社時代の工場の基礎に使われていた煉瓦で作られた擁壁だったんです^^

ノリタケの森1990年代航空写真.jpg

 近年までは洋食器の工場もあったのだけれどもその役目は他工場に譲ることに。

 その跡地はノリタケカンパニーの色を残しつつも市民憩いの場として公園化されました^^

 その際に土中から掘り起こされた赤煉瓦の基礎を積み上げて残したのがこの窯壁。

 ただの瓦礫でできた壁に見える人もいるでしょう。

 気にも留めない人もいると思います。

 だけれどもこの公園の一部と化した不格好な煉瓦の壁は、日本の国産洋食器の礎を担ったものなんですよね^^

 

 その解説版の文面をなぞり、意味を知った私たちは目の前の不細工に積まれた煉瓦壁を改めて見つめなおすのでした。

 

『わきゃ・・・何か思いが詰まってる壁ですね^^』

『そうだね夕実ちゃん^^ 別に公園化した際に撤去されて終わっていたかもしれないものなのかもしれないんだよコレってさ^^

 実際、ボクらだって意味を知らなければ、ただの公園の壁じゃんってスルーしてたかもだし、

 もしかしたら何も思わなかったのかもしれない。

 勿論この解説版に助けられたからこそ気付いたって部分もある。

 でもこんな公園の一部にも歴史が詰まっていて思いも詰まっていることに気づいたボクたちってラッキーだと思うでしょ^^』

『はいですう^^』

 二人の会話に私も大きくウンウンと頷いた。

 そしてこれを形を変えても残そうとした方々に感謝したっす^^

 

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 さて、この窯壁の意味を知って感動もしたけれど調査続行w

 だけれどもここからは視線的にも物体としても機械仕掛けの恐竜さんが邪魔をしてくれるっすw

 どーしても動く恐竜に目が行くんだよねw

 あとQ&Aの看板にさーw

 

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 そうこうしてる間に窯壁を過ぎていつの間にか先ほどの煙突基礎の煉瓦ちゃんまでやってきちゃった。

 さっきは上から遠めに覗いたけれど、下からだとどうやら間近に見れるみたい(*´д`*)

 ここでもやっぱり煉瓦刻印探しをしたよ(当然です)

 するとーーー

 

 

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『ねえお兄ちゃん。これって・・・岡田煉瓦さんの刻印で間違いないよね?』

『うーん、似たようなのが他社にもあるけれど、恐らく岡田煉瓦製造所の刻印で間違いないと思うぞ^^』

 どうやら日本陶器合名会社で使われていた煉瓦の大半は岡田煉瓦製造所なのかも^^

 

 さて、一通り見て回った私たちは数々の煉瓦刻印発見にご満悦(*´д`*)

 その後は刻印を忘れてノリタケの森を楽しむことにしたっすよ^^

 

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 公園の片隅にも煉瓦のオブジェがありましたっす。

 単独窯。

 ちょっぴり寂しいネーミングだけれども、これも古い時代に使われていたものをオブジェとして残したそうです^^

 なんかちょっとカワイイ(*´д`*)

 将来お金持ちになったら庭に欲しいなあ~w

 

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 公園内の煉瓦関係を漁った後は、子供たちに人気?の動く恐竜たちも冷やかしてきましたw

『わきゃー、子供の頃に先輩のおうちで見た恐竜図鑑には載ってない名前の恐竜さんですね^^』

『そう言えばそうだね夕実ちゃん^^ たぶん研究が進んで恐竜の分類も細分化されて、個々の学名が増えたからなんだと思うよ^^』

 私っちもカルノタウルスなんて知らなかったなあ(同じく実家にあった学研の恐竜図鑑を見ていた私)

 全部この手の獰猛そうなのはティラノサウルスって覚えてたっすよw

 

 さて一通りノリタケの森の『公園サイド』を巡った私たちは一旦落ち着くことにした。

 ・・・っつーかめっちゃ暑い^^;

『わきゃ・・・喉が・・・乾いたですう・・・(ほぼ泣き声の夕実っち)』

『そうだね夕実ちゃん^^; オレも喉カラカラだよw そこの東屋には自販機もあるし水分補給でもしようね^^』

DSCF8153.jpg

 わたし的にはここでアルコールが欲ちかったけどお~無難にアイスコーヒーで喉を潤した^^

 さて珈琲も飲んでまったり涼をとった私たち。

 時計を覗けば、そろそろ東京に帰る頃合い。

 てっきりこのまま名古屋駅へと向かって帰るんだと思ってた。

 

 するとーーー

『なあ琴音。もう一か所だけ煉瓦の刻印を見つけらる可能性のある場所に寄ってみたいんだがどうだろうか^^』と、お兄ちゃんが言ってきた。

 なぬ!?

 煉瓦刻印見れちゃうかもしんないの!?

 そりゃー行きますよと思ったけれど、

 私の横でグッタリしている夕実っちが視界の端に見えて、さすがにこれ以上連れまわすのはどうかとグッと気持ちを抑えた私。

『そこってノリタケの森から遠いの?お兄ちゃん。

 ・・・その可能性ってやつ見に行きたいっすけど・・・、もうみんな疲れてるだろうし、またの機会でもいいかなあ~って思うんだけど^^;』

『いや、ここから歩いて10分くらいだけど、そうだなあ~。

 流石に歩き疲れたしまた今度にしようか^^』

 えっと・・・

 なんですと!?

 歩いて10分って隣近所みたいなもんじゃないかーいw

 私はグッタリしている夕実っちに振り向き『後生ですからw』と呟いて速攻、

『行く行く!お兄ちゃーん(*´д`*)』と快諾したのだったーーー

 

 次回、愛知煉瓦物語ファイナル。

 最後の寄り道編っす^^

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgここまで長々と読んでくださりありがとうございました^^

 さてやってきたのは犬山城や明治村に出向いた際に、開門時間前に来ちゃって断念したノリタケの森。

 念願かなって行ったらば、なんとそこは煉瓦刻印の巣でありましたw

ちょいのり・サザエさんver1.jpg正直、煉瓦棟が目当てだったし窯壁なんてものがあるなんて知らなかったからビックリでしたよ。

 とは言えそのおかげでより良くノリタケの森とは?って歴史を深く知ることになったのは刻印発見と共に大収穫だったと思います^^

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgさて次回はノリタケの森のすぐ近くの博物館での物語。

『えっ!? こんなとこに煉瓦の刻印があるの!?』と、

 思わず笑ってしまったエピソードで締め括りたいと思います^^

 ではではいつになるか分からない記事更新でお会いいたしやしょうずw

 

  


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第868話 白き煉瓦と褐色の陶管 愛知・常滑編②『陶都常滑の陶管と煉瓦のお墓へようこそ!』鯉江方寿の大墓標ほか [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『うっは!マジっすか!(*´д`*)』って琴音っちが見上げるもんだから、

 私も彼女の目線をなぞって見上げたのです。

 えっ!?

 うわー!うわー!

 こんなに煉瓦の煙突がひしめき合ってるの初めて見たですよお~☆ 

 

 第868話。私こと石廊崎夕実視点で常滑物語ファイナル。スタートですう^^

第868話・愛知・常滑市編②・夕実ちゃん・ウェルカム鯉江方寿の墓2.jpg 

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『うわ・・・うわ・・・すげー』としか言わない琴音っちに代わって菅原先輩がこのたくさんの煉瓦煙突のことを解説してくれたですう。

『夕実ちゃん^^ 煙突の高さが微妙に違うだろ?』

『はいですう。中凹みで外側が他より高い煙突に見える・・・です^^』

『そう。これはね? 熱の対流の特性を活かして作られた煙突なんだ^^』

『ええっと・・・さっぱりイミフですうw

『まあそうだよなw まあ~簡単に言うと熱源。つまりは薪を焚いて焼き物を焼くわけなんだがーーー

 その薪を焚いて作った熱は常に焼成窯をまんべんなく温めるわけじゃないんだよ^^

 熱ってのは上に向かうだろ?

 そうなるとどうしても窯の中心部やその上部が主に高温になり、そこから離れると温度が低くなるだろ?』

『わきゃ・・・余計わからないですう^^;』

『くそ・・・ならばもっと簡単に説明するから聞いてね^^;

 例えばエアコンがあるだろ?

 エアコンの送風口付近が部屋の隅っこよりも温かいってのは理屈は分かる?』

『はい!分かるですう(*´д`*)』

『・・・なんとなくわかってくれてうれしいよ^^;ホントカナー

 さてここからが本題だ。

 熱ってのは空気を伝って上に向かうんだが、熱源から遠ざかると冷えて下方に向かうんだ。これが熱の対流。

 狭い焼成室ならまんべんなくこの熱の対流があって、焼き物も全部綺麗に焼きあがる・・・と思っては大間違いなんだ^^

 焼き上げる製品はすべからく均等に焼けていないとイケないんだけど、どうしても熱の対流の外側になる部分は一か所の熱源から遠いほど均等な温度ではなくなっちゃうんだよ。

 そこでこの外側の煙突が高いのはなぜか?ってのが関係してくるんだ^^

 温度が低くなりがちな外側(焼成室外壁付近)の煙突部分を高くすることによって、

 熱い上昇気流は低い煙突部よりも長く留まりそこから下方へ対流するんだ。

 だからこの煙突の長短ってのは焼き窯の焼成温度の均等化を工夫したものなんだよ~^^』

『わきゃー!分かりましたです^^』

『分かってくれて嬉しいよ^^』

 

 ・・・えっと、

 えとえと・・・

 先輩には理解したフリをした私ですが、

 正直さっぱり意味不でしたw

 

 そのやり取りを見ていた琴音っちが耳元でボソリと

『ほんとにわかってるのかなあ( *´艸`)』と囁いたけれど、先輩に見えないように彼女の脇腹にエルボーをかましておきました(ニッコリ☆)

(※ ぶっちゃけ書いてるオイラもよく理解してねーw そして多分違うから鵜呑みにしないでねw)

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『じゃあ~ここは中も見学出来るし行ってみようぜ琴音!夕実ちゃん^^』と先輩が号令をかける。

 勿論行きますです。

 だって無料ですしね☆

 

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 やってきたのは真正面の入り口ではなく、登り窯の横にある入り口。

 ふとその入り口付近にあった煉瓦らしきものを指さす琴音っち。

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『これもやっぱり耐火煉瓦っすよね?お兄ちゃん^^

 NITTAIって刻まれてるけどーーー分かる?』

『これは分かったぞい妹よ^^ 

 このNITTAIってのは昭和11年創業のニッタイ工業株式会社(元・山本耐火工業合資会社)だよ^^

 常滑市発祥の元々は耐火煉瓦生産の工場だ(今現在は主にタイル)』 

 わきゃー、つまりは地元の耐火煉瓦刻印ってことですね^^

 

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 さて、登り窯だけに斜面を利用した建物ですう。

 低い天井に注意しながらも一番下の焚口へと皆で降りていくことにしたのです^^

 

 

 ---するとそこには

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 さっきギャラリーの軒先で遊んでた猫ちゃんが、なぜかここまで移動してきてお出迎えしてくれたのですう(*´д`*)カワイイー

 思わずニンマリと眺めていると

 茶トラの猫ちゃんにも目もくれずに周りの耐火煉瓦をチェックしている菅原兄妹がいた^^;

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『お兄ちゃん!OKRとTARの白煉瓦はどこ製とか分かる?』

『どっちもさっぱりw』

『使えねーなお兄ちゃん^^;』

『うっせー、自分で調べろ^^;』

 

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『じゃあ~じゃあさあ、いっちばん多く見られるNGRって耐火煉瓦刻印は流石に調べがついてるよねお兄ちゃん( ̄▽ ̄)』

『それは昔の商標を調べてたら出てきたぞ^^ NGRは名古屋耐火煉瓦製造所・・・だと思うたぶんw

 ・・・って言うか琴音!

 白煉瓦研究って世間的にも少ないし、頑張って調べればその道のエキスパートになれるかもしれんぞw』

『いやいいっす^^; 私ってば白煉瓦にこだわり無いしw』

 ---どうやら

 琴音っちは白煉瓦にあんまり興味が無いみたい。

 ラーメンに例えるなら味噌塩醤油のどれかに嗜好が偏るって感じなんでしょうかねえ^^;

 

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 さて焚口に到着です^^

 勿論、火入れの出発点。

 説明書きを見るとですね~

 どうやら焼成室がここから上に向かって8室ある連窯なんだそう^^

 先輩曰く『登り窯で10本の煙突って結構珍しいんだぜ? 大体1つあるか煙突とも言えない排煙の穴が最上部の窯上にあるだけだし^^

 ちなみに書いてあるように明治後期には常滑にこれと同じような窯が60基あったんだって^^

 現存する最後の一つがこの陶栄窯なんだよ^^』

 最後の一つなのですね・・・

 残っててくれてありがとうだと思いましたです^^

 

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 ここはそれぞれの焼成室の出入り口もいくつか内部が見れるそう。

 正直、説明書きを読んでもさっぱり意味不でしたよ私w

 琴音っちはと言うとーーー

『煉瓦焼きのホフマン窯で火入れ・焼成とかさんざん習ってきたからなんとなくわかるっす(*´д`*)』だってさ。

 

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 昭和49年1月。この窯も役目を終え、昭和57年に重文指定されたそうですう。

 もし仮に60基が残ってたら重文指定されたんでしょうか?

 ふと思った私です。

 

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 さて陶栄窯見学を終えたところで管原先輩がパンパンと手を叩き『傾注!傾注!^^』と声をかけてくる。

『さあみんな。ここから次に目指すのは、常滑が焼き物の街として大きく貢献した人物のお墓参りにいくぞ^^

 その名は鯉江方寿さん☆

 常滑の急須と言ったらこの人。

 そして明治期に関東や関西などに使われた土管の国産化に寄与した土管の祖でもある^^

 しかも琴音お待ちかねの煉瓦刻印も土管刻印もそのお墓にあるんだよ^^』

 それを聞いた琴音っちってば『ウヒョー!はやくはやく~ん(*´д`*) そこ行こうよお兄ちゃ~ん(*´д`*)』と、とろけるのだ・・・^^;

 正直・・・煉瓦刻印あるなら誰にでもついて行きそうで怖いですうw

 下手すると『煉瓦刻印あるけど先ずはホテルで研究会だ』って言われてもOKしちゃいそうで身を案じちゃうよー(妄想たくましい夕実ちゃん)

 だめ!それだけは!・・・とか一人で勝手に想像して悶えていたら、

『でもなあ~みんな聞いてくれ。ぶっちゃけるとボクは鯉江さんのお墓がどこだかわからないんだ^^;

 一応~パンフレットにも小さく小さく載ってるけれど・・・

 このパンフレットには細かい道は記載されてない。

 っつーことでなんとなくそっちっぽいとこへ探しにいくぞw』と、ガイドさんだっつーのに場所知らないとのたまった^^;

 と言うことで皆で一つのパンフレットを覗き込みつつ、

 あっちじゃない?

 いやこっちかな?

 ってな具合に常滑おさんぽ道スタートですう^^;

 

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 道行く先々にも煉瓦煙突に白煉瓦刻印。

 そのたんびに菅原兄妹が足を止めるから全然先に進まない^^;

『お兄ちゃん!お兄ちゃん!TONOとかTTKの刻印て、どこのだわさ^^』

TONOは多分、岐阜県にある東濃炉材(株)の耐火煉瓦かな^^

 TTKは、大阪にある明治24年創業の貞徳舎(株)の耐火煉瓦だと思うぞ^^』

 常滑市どころか愛知県県外の耐火煉瓦さんも使われているのですね。

 まあ・・・地元の県や町の工場の製品が使われてないことなんて、さんざん見てきた私たちだったし驚かなくなったけれど、

 私的には地元産が使われるのが一番好きですう^^

 

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 煉瓦煙突や道端の耐火煉瓦も少なくなってきたころ、

『神明社』と言う神社さんのとこまで来たのですう。

『せっかくだしお参りしていこうっす^^』と琴音っちが言うから、みんなで寄ることにしたですよ^^

 

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 わきゃ・・・長い階段ですう^^;

 なんだかんだで常滑市の焼き物さんぽ道界隈は『かなり起伏のある土地』だと気づかされますねえ。

 

 ここで『夕実ちゃん夕実ちゃん^^ 神社脇の狛犬さんを見てよ^^』と先輩が言ってきた。

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 見れば凛々しい狛犬さんですう^^

 でもこれがどうしたの?

 

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『この狛犬も常滑らしい焼き物の狛犬なんだぜ夕実ちゃん^^』

『わきゃー!そうなんですか!』

 高さは中学生くらいの大きさの立派な狛犬さん☆

 常滑らしさ。神社にもあったようですう^^

 

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 さてその後は再び道路上に記された『道しるべ』に合流。

 煉瓦が使われたおうちや、

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 お洒落な塀の小路を抜けたりして常滑の街並みを堪能ですう^^

 

 するとそこでーーー

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『陶祖 鯉江方寿翁陶像』はコッチ!って言う案内板を皆で発見ですう(*´д`*)

『目的のお墓じゃないっすけど、せっかくだし寄ってこうっす^^』と琴音っちが言う。

『そうだな^^』と管原先輩もOK出したので、いざ鯉江さんの陶像へ!

 

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 う・・・でもー、でもでもー

 階段が草ボーボボーなんですけど^^;

 

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 やっとこさ雑草生い茂る階段を上り切ると、

 これまた雑草の彼方に鯉江さんが^^;

 常滑市の功労者なのに・・・なんかねえ^^;

 

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『鯉江さんも勿論陶器製^^ 大正2年に陶像が作られ、この地に建てられたのは大正10年って書いてあるな(先輩)』

『むしろ私っち的には鯉江さんの下の土台がモノホンの煉瓦ちゃんなのか気になるんすけど(*'ω'*)』

 ・・・せっかく鯉江さんの陶像に辿りついたというのに琴音っちったら台座ばかり見ているのですよ^^;プンプン

 

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 わきゃー! さりげないけど台座の装飾素敵です^^

 

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『後年に修復されてないなら、大正期の煉瓦ちゃんなのかも(*´д`*)』と、相変わらず鯉江さんには目もくれずに煉瓦ばかり見ていた琴音っち。

 だからなのか蜘蛛の巣に引っかかって罰が当たってましたよw

 とは言えあまり管理されてないようでちょっと切なかったですう・・・^^;

 

 さて、ここでパンフレット片手にウロウロ彷徨っていた私たち。

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『たぶんコッチじゃね?近道な気がするっす(*'ω'*)』と自信満々に琴音っちが小さな階段を見つけて降りていくのでついていく私と先輩。

 でも残念ながらその先は学校施設?のようで行き止まり^^;

 その代わり引き返すときにあるモノを見つけたのですう^^

 

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『ねえお兄ちゃん。これって昔の常滑の小学生の陶壁・・・なんだろうね』

『ああそうかもな。でも・・・ここもまた忘れられている場所のような気もするな』

 よく見ると昭和57年に常滑市の子供たちと市と青年部の方たちが協力し、未来の常滑を託して作った陶壁って書いてあったですう。

 その頃の子供たちも今は30台半ばかな?

 ここもまた少し切ない思いをする場所でしたです。

 

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 さて・・・とうとう迷子ですw

 坂道と行き止まりの迷路に完全に迷い込んでしまったみたいですう^^;

 3人いるしいー

 スマフォのナビだってあるのに

 寄ってもたかっても文殊の知恵もでないなんて・・・

 

 私道でしょうか、そんなところで右往左往していたら、

『どうしたの? 道に迷ったの?』と、向こうから歩いてきたおばあちゃんが声をかけてくださいました^^

 ここは先輩が代表して『ええ・・・実は鯉江方寿さんのお墓を目指していたのですが、すっかり迷子になってしまいまして^^;』と申し訳なさそうに言うと、

『え?お墓??? あ~なら、そこの家と家の間を抜ければお墓があるよ^^』と、パンフレットの地図にもナビの地図でも道になってないとこを突っ切ればOKって感じで民家の裏手を指さすおばあちゃん。

 皆で『それはどうもありがとうございます(*´д`*)助かりました!』と、おばあちゃんに頭を下げて家と家の間を抜けていくことになったのですうーーー

 ・・・ただ、ちょっと疑問が残る感じがあった。

『ねえお兄ちゃん。親切なおばあちゃんが教えてくれて助かったけどさー、パンフの地図とおばあちゃんの言ってるお墓って位置的におかしくね?』

『うーん・・・実はオレもそんな感じがしてる・・・。してるけど聞き直すのもどうかなあ~って思ってなあ^^;』

『わきゃ・・・もしかしておばあちゃんは鯉江さんのお墓のことを教えてくれたわけじゃないのかも・・・ですかね?』

 迷子になったとはいえ、先ほどの鯉江さんの陶像を基準にすると、

 どうも場所的にも距離的にも符合しないんですう。

 

 一同、不安を抱えつつもおばあちゃんが指摘した裏手に出ると、

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 一応、おばあちゃんの言うとおりにお墓には出会えたのです。

『お兄ちゃんはさあ、鯉江さんのお墓って行ったこと無くてもパソコンの検索画像では見たことあるんでしょ?』と琴音っちがそれとなく先輩に声をかけると

『そりゃ当然あるさ^^; だが・・・なんか雰囲気的に違うなあ~ここw』

 先輩曰く『斜面を背にして煉瓦のお墓がドーン!』ってイメージらしいのですが、

 ここはどう見ても小高い丘陵の真上の墓地群ですう^^;

 

 

 でも『ちょっと目の前の古びたコンクリの建物が気になるな!』と先輩が言うもんだから皆で覗くことにしました。

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『うっは! これまた随分ボロボロなコンクリの建物っすねえ^^;』

 確かに琴音っちが言うように随分とくたびれているコンクリートの建物。

 墓地の清掃道具でも置く納屋とかでしょうか?

 でも今は全然使われてなさそうですう^^;

 こうなってくると覗きたくなるのも菅原兄妹。

 そして私も気になった。

 ---と言うことで、恐る恐る足を踏み入る私たち。

 

 そこにはなんと、

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 煉瓦の構造物がぽつんとあったのですう。

 

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『えっと・・・お兄ちゃん?なんすかねえコレ^^;』

『うーん・・・えっと・・・アレ・・・かなあw』

『わきゃ? も、もしかして・・・アワワワワ・・・^^;』

 

 私と琴音っちは火〇場かな!?と、思わず後ずさりしたのですが、

『構造的にこんな小さなとこじゃアレは焼けんでしょw 墓地の枯草や卒塔婆なんかを焼却するとこだと思うぞ^^』と、先輩は笑う。

 とは言ってもやっぱり怖いですよおう^^;

 

 そしてまた先輩はいやらしい感じで琴音っちに言うのですう。

『おい琴音ぇ。お前の好きな煉瓦ちゃんだぞ? 刻印とか調べなくていいのか(・´з`・)』と。

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『流石に無理っすw っつーかバチ当たるよバカ兄貴w』

 さすがの煉瓦刻印マニアの彼女でも、ココでは探索する気にはならなかったようですう^^;

 その後は、もしかしたらば鯉江さんのお墓があるかも?とウロウロしちゃいましたが、

 どうやらやっぱりここじゃないみたいです^^;

 

 とは言え、おばあちゃんの『民家と民家の間を通ったらええよ^^』って指摘のおかげか、

 坂道と行き止まりのラビリンスは無事に脱出し、見事県道へと帰還できることになったですw

(※ ちょっと的外れな感じだったけれども、それでも迷ってたボクに声をかけてくれたおばあちゃんには本当に感謝してます^^

 おかげで変わった煉瓦構造物にも出会えたしねw)

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 そこからはパンフレットに小さく記載されてる鯉江さんのお墓へとまっしぐら。

 途中に見かけた小学校の校舎の壁の絵が、近づくとタイルひとつひとつのドット絵だったのには皆でビックリしちゃったですう^^

 

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 地図に書き込まれた小さな小さな鯉江方寿さんのお墓。

 その最寄りまでは来たはずなのに相変わらず右往左往・・・(矢印とか案内板は無いんですよこれが)

 

 

 常滑東小学校の駐車場辺りで再びじっくりパンフレットの地図とにらめっこしていたらーーー

『どうしましたか?』と、学校の先生?なのか、

 男性一人に女性二人の三人さんに声をかけていただいちゃいました^^;

 でも

『鯉江方寿のお墓??? うーん、ちょっとパンフレット見せていただけますか? ほ~なるほど。

 えっと、恐らくこっちへ向かえばあるかと思いますよ^^』と、なんとなくだけれども道筋を教えていただけたのです。

 

『ここの先生方じゃなかったっぽいっすねえお兄ちゃん^^;』

『地元の人ってわけでもなかったみたいだな^^ とは言え親切に丁寧に教えて頂いたことはありがたいねえ^^』

 本当にそう思いましたです。

 こんなにも『どうしたの?どこか探してるの?』と、すれ違う人たちがお声かけてくれるなんて・・・

 常滑って人が温かい。

(※ たまたまだったのか? それとも余程ボクが不安げに彷徨ってたからなのか? 道案内してくださった方々に感謝です^^)

 

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 さて、道を教えて頂いたおかげでこの後はすんなりと目的の場所へと辿りつくことが出来ましたです(画像はその途中の道端にあった大阪窯業の耐火煉瓦OYK)

 

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 うっすらと茂みに隠れちゃってますが、鯉江方寿翁家のお墓って案内板が道路っぱたに(*´д`*)

 

 もう迷わない!

 あとはここを進むのみ!

 

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 正直言いますと菅原兄妹よりも煉瓦に興味がない私だけれど、ここまで迷子になり、ここまで苦労してたどり着いたのならどうしても見てやりたいと思いましたよ!

 私たちはゴールが近いんだ!やっとここまで来た!と、安堵感で胸がいっぱいになったのか、

 誰も言葉を発せず、でも皆達成感のある顔でゴールへと歩き出す。

 

 

 

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『うっは!ここが鯉江方寿さんのお墓っすか。。。なんかめっちゃ感動なんすけど(*´д`*)』

『だろ?迷ったあげくってのもあるが、この墓地は見た目もインパクトあるよな(*´д`*)』

 菅原兄妹が感嘆の声を思わず漏らす。

 

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 何と言ってもお墓をぐるりと囲む土管の数々に圧倒される。

 わきゃー・・・

 想像してたより凄いお墓でビックリですよー私w

 

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 ここには説明版がありました。

 思わず皆で文字をなぞるのですう。

『陶都・常滑』

 都(みやこ)と謳えるほど焼き物で栄えた常滑市。

 それに非常に貢献された方がこの『鯉江方寿』

 土管の祖でもあり日本の近代化にもとても貢献されたと書いてありましたです。

 陶像などは残念な扱いでしたけど、ここは別物。

 その功績をたたえるに相応しいほどの空間に圧倒された私たちでした^^

 

 さて落ち着いたところで当然琴音っちが例のヤツを進言してきた。

『ねえねえお兄ちゃん!れ・・煉瓦の刻印は?(*´д`*)』

『現金なやつめw よくお前の足元の煉瓦やお墓の煉瓦を見てみろ。どうだ?^^』

 そう促す管原先輩の言葉に、私たちはそっと目をやる。

 するとーーー

 

 

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『うひょおおおおおおおおおおおおおお! 赤煉瓦に煉瓦の刻印っすうううう(*´д`*)』

『わきゃー☆ 本当に刻印がいっぱいですう^^ 尾張・・・金島山?って刻印なのですね』

『この金島山ってのは鯉江さんが経営していた陶器窯の銘が金島山なんだよ^^ 陶管にもこの銘が存在する。ひょっとするとその窯で赤煉瓦も焼いていたのかもしれないね^^』

 社章じゃなく記号でもなく漢字で打たれている刻印ってちょっとかっこいいですね~^^

 

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 先輩曰く『都内の玉川上水にも影響ある人物なんだよ^^ 記録によると鯉江方寿製陶所の陶管、もしくはそれを真似て造られた陶管が玉川上水に使われたそうだ^^』

 うへー!

 私も琴音っちも何度か訪れている玉川上水。

 実はこんなとこにも彼の影響があっただなんてビックリですね^^;

 

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『うっは!後ろの陶管にも刻印があるじゃんかお(*´д`*)』

 いつの間にかお墓を囲む陶管の山々まで刻印探しを始めていた琴音っちw

 そこには『〇にタの刻印』が。

『わきゃ?これも鯉江さんの刻印ですか?』と先輩に聞くと、

『うーん・・・これはボクもわからないなあ~^^;』とのこと。

 

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 人のお墓をまじまじと見学すると言うのも忍びない気がしますが、ここは市指定の文化財でもありました。

 陶管・煉瓦・陶製の意匠。そのどれをとっても素敵な場所。

 来てビックリ見て驚きの時間を過ごしちゃいましたよ^^

 

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『そろそろ時間も押してるし常滑駅に向かうぞ琴音^^;』

『ええ~もっとじっくり見たいのに~^^;』

『そろそろお腹もぺこぺこですう^^;』

 時計を見やれば正午近く。

 朝方からなんだかんだでたっぷり歩いた私たちにはランチが丁度一区切りだったようです。

 と言うことで帰り道も常滑の街並みを見つつも駅前でお食事することにしましたです^^

 

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 道行く先々の耐火煉瓦や、

 

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 煉瓦造りの火止めされた登り窯。

 

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 陶器の小路に手を触れ、

 

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 そのどれもが素敵な景観で、正直見どころが多すぎて時間がとても足りないことに気づかされます(これは半日じゃ無理ゲーだねw)

 

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 路地裏に積まれた耐火煉瓦工場たちの名前が書かれた収納ボックスなんか、琴音っちと先輩は発狂してましたですw

 

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 映画のロケ地にも使われたって看板も^^

 うわわ・・・見たことある作品だったから皆でビックリ!

 まさか常滑市だったとはですね☆

 

 さてお待ちかねのランチですう(*´д`*)

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 駅の周辺にはランチをやってるお店がほとんどなく、これは飢え死にかなあ・・・って思っていたところ、

 常滑駅隣接の小さなお店を発見ですう(*´д`*)

(※ 観光案内所の斜め向かいです)

『うう・・・お兄ちゃん^^; 日本酒すごく飲みたい(*'ω'*)』

『お前・・・寝台列車乗るために経費削減中じゃなかったのかよw』

 私も『わきゃー!節約です節約~』とは彼女につっこんだけれども、

 日本酒とってもおいしそう(*´д`*)

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『じゃあ~たっぷり歩いた皆にご褒美だ^^ これはオレからのおごりだから飲め呑め^^』とゴチそうさましちゃいましたよ^^

 銘柄はお店の方もお薦めしてくれた『勲碧』

 乾杯!とお猪口をかざして口に含んだ皆の顔がビックリマーク!

 そしてその後同時に呟いた。

『『『ヤバイ!めっちゃ美味い(*´д`*(*´д`*)*´д`*)』』』

 わきゃ・・・ほんとに美味しい!(*´д`*)

 実は磯自慢って日本酒をこっそり愛飲してる日本酒党の私(みんなに言っちゃダメよ?イメージ崩れるからウフフw)

 これは・・・飲んでよかったあ(*´д`*)

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 さて着定食ですう^^

 みんなで同じものを選びましたよ☆

 どて煮丼に味噌カツ・サラダ・やっこの付いたお食事ですう。

 前回みんなで名古屋でお食事したときも思いましたが、伊豆の人間には味が濃いですねw

 とは言えどれも美味しかったですよん(*´д`*)

≪串かつ 〇蔵≫

 

 

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 さてお腹も満足ですう(*´д`*)

 そこに券売機から戻ってきた先輩に手渡されたチケット。

 それを見てワクワク顔で呟く琴音っち。

『ああ~・・・いよいよこの後、煉瓦刻印のパラダイスに行けるんすね~(*´д`*)』

『そうだな^^ 前回叶えられなかったお前の夢、オレが招待すんぞ^^』

 煉瓦刻印のパラダイス?

 えっと叶えられなかった場所?

 聞かされていなかった私には何の事だかとっても気になったのですう。

 と言うことで次回は名古屋編突入です!^^

 

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgここまで読んでくださりありがとうございます(*´д`*)

 相変わらず約一週間分のブログをまとめた記事なので長編ではありましたが、

 常滑編いかがだったでしょうか^^

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgぶっちゃけ一日じゃとても足りないよここはw

 ガチで見るなら3~4日は必要かもしれません。

 でもそのくらい魅力的な街です^^

 日本の近代化の礎ともなった陶都常滑。行ったこと無い方は是非ともお薦めです☆

ちょいのり・フィーバー・サザエさん.jpgさて、次回は名古屋リベンジ戦です^^

 恐らく居酒屋けいば(廃村さーくる)史上『最も煉瓦刻印が登場する回』になると思います。

 気になる方はぜひどうぞ☆

 ・・・あ、

 そういえば今日からボクは夏休みなので記事更新も訪問も滞ると思いますのでそこんとこよろしくですw

 行ってくるぜ4連休、四国の旅路!

 うひょー!シングルデラックスの寝台列車たのしみー(*´д`*)

 


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第867話 白き煉瓦と褐色の陶管 愛知・常滑編①『土管坂の焼酎瓶がモンスターボールに見えるよっ!』でんでん坂・土管坂ほか [廃村さーくる2(煉瓦遺構編)]

『なあ琴音。愛知県に去年と今年の煉瓦リベンジに行かないか?』 

  

 ・・・いきなりお兄ちゃんに言われてビックリした。

 なんでもお兄ちゃんが言うには『アクシデントで貴重な機会を失ったまま』なんだそう。

 

 去年、半田赤レンガで足を鉄門扉に挟まれて、その後に行けなかった常滑市。

 今年、朝早すぎて開門してなかった名古屋ノリタケの森。

 

『ボーナスも出たし親にもちょっと仕送りしたし、日帰りでも良ければ付き合わないか?^^』

 だってさ!

 そりゃーもー行きますよんお兄ちゃん様(*´д`*)

『えっと・・・夕実っちも連れてっていいかな?』と聞けば、

『実質、煉瓦サークルの部長さんを誘わないわけにはいかんだろ^^』と快諾っす☆

『ただし、オレの遅い夏休みの旅行代金もとっておかないとイケないから、色々と切り詰めるけどなw』

 ・・・ん? そっちも気になるなあ(どこいくんだろ?)

 

 っつーーーことで!

 第867話。私っちこと菅原琴音視点で、愛知県リベンジ物語スタートっす^^

第867話・愛知・常滑焼編①・琴音・水瓶座2.jpg

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『わきゃ・・・おにぎりばっかりです^^;』

『夕実っち。堪えてつかぁーさい。節約、節約っす^^;』

 今回はお兄ちゃんに旅費を出してもらっての同伴だから別にたいしたお金は掛からない私たち。

 私も夕実っちもバイトをしてるけれど(私はプラス仕送りw)

 今回の旅は飯にそんなに予算は割けないのである。

 なぜ『今回の旅は』と強調したかと言うと、

 待ち合わせ時の雑談中に、

 お兄ちゃんの一人旅計画を知ったからである。

 知ってしまったからなのだ!

 

『寝台列車で旅するのが夢だったんだよね^^ それを今年は実行するつもりさ☆』なんて言われちゃったもんだから、

 もおおおおーーーーーーーーーーーーー!

 夕実っちと私も寝台列車に興味持ちまくりw

『『私たちも寝台列車に乗りたい!』』ってな流れになり、

『え?みんな行きたいの^^; オレ・・・みんなのチケット代とかまでは無理だぞ? 自費でいいなら付き合ってくれてもかまわんけど。

 もしほんとに行きたいってなら、ちょうど東京駅のみどりの窓口もあるし問い合わせるけど、よく考えた方がいいぞ?決して安くねーし^^;』

(※ 寝台列車系統は個人のネット予約は不可が多い。直接窓口への問い合わせが主流)

 

『わきゃ!私行きたいし乗ってみたいので節約してでも一緒に行きたいですう^^』

『ぐう・・・夕実っちがそこまで気合い入れてるなら私だって行くよ!行く行くお兄ちゃん(*´д`*)』

『じゃあしょうがねえなお前たち。ちょっくら手続きしてくっから待ってなさい^^』とお兄ちゃんは窓口へ。

 すると無事にチケットが取れたって感じな訳でありやすw

 

 かくして、

 私たちは愛知への日帰り旅行をキメてる最中なのに夏の大旅行も予約してしまったわけでありやすw

 はじめての寝台列車に乗れるなら食費切り詰めなんて安い安い☆

 魅惑の寝台列車旅行にもうワクワクっすね!

(※ なお、この寝台列車物語編は愛知編の後に続きます^^)

 

 それからは今日の目的を忘れるくらいに遠くの旅行計画に、みんなで盛り上がっちゃったw

 だからあっという間に愛知県は名古屋駅に到着っすw

 

 さてここから乗り換えですが、

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 犬山市の明治村に出向いた際に作ったmanacaカードが役に立ちましたっす^^

 名鉄線の常滑駅へとピッピと改札抜けてレッツゴーっす(よく考えたら私だけかw お兄ちゃんと夕実っちは切符買ってたけどねw)

 

 ---ぶらり揺られて約30分

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 去年叶えられなかった『常滑駅』への入国に無事成功っす☆

『わきゃ?いろんな国のアイスってポスター気になりますです^^』

 確かに気になるし、うまいキャッチコピーだなあ~って思ったけれど、

 今日の目的はアイスじゃない!

 今日の目的はズバリ

『常滑焼と日本の煉瓦の関わり』なんす^^

 

 

 日本には元々、大陸から伝わった伝統の陶器焼きが特に盛んな地域がありやした。

 瀬戸焼・越前焼・信楽焼・丹波立杭焼・備前焼。

 そしてこの常滑市の『常滑焼』

 これらを総称して『日本六古窯(にほんろっこよう)』とも呼ばれてるんす^^

 そのどれもが明治期には『煉瓦』と少なからず関わってくるんです。

 土から皿や瓦や壺や陶管を造る行程は煉瓦もまた同様と言いますか、ほぼ兄弟分ですからね^^

 だから煉瓦工場も数多く存在した愛知県

 しかも関東に残る明治期の陶管や瓦や、その技術は愛知県の影響を色濃く残してたりします^^

 つまり、愛知県常滑のルーツを追えば、きっと日本の近代煉瓦の歴史が見えてくる・・・と思ってるわけっすw

 歩いて探って感じて見やしょう^^

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 お兄ちゃんが早速向かったのは常滑市観光プラザっす。

 

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 ここには常滑を散歩するにはもってこいの解説付き街歩きパンフレットが置いてありました^^

 ということで、これを手にして『ぶらり常滑散歩』っす^^

 

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 さて、常滑駅前がスタートなんすが、

 この手の散策マップにお約束の『ルート選び』が存在します^^

 サクッと短い時間で街並みに触れるAルートと、

 ちょっとディープに街の奥まで覗いてみない?って感じの2~3時間散策Bルート

 私的には当然Bルートなんだけど、

『まあ~ここはAもBもチョイスして自分たちなりのCルートを遊んでみようぜ^^』とお兄ちゃんが言う。

 要するに良いとこ取りっすね^^

 歴史も拾えて観光もできるぞ!と、お兄ちゃんがパンフを見ながら幾つかピックアップ。

 と言うことで、今日は(今日も)お兄ちゃんを先頭に行かせてレッツ常滑物語っす☆

 

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『わきゃ? なにか壁に猫ちゃんがいっぱいですう(*´д`*)』と夕実っちが指を差す。

 常滑駅から県道をのぼり始めたところで切通の法面に猫のオブジェがズラリとあった。

 せっかくなので見てまわろうっす^^

 

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 ここは『とこなめ招き猫通り』

 色々な招き猫が飾られていたっすよ^^

  

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 どれもこれもが良い笑顔の猫ちゃん☆

 夫婦円満に学業成就などなどなど。

 中にはーーー

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『おうう?何すかこれ? なんで煙草???』なんてオブジェも。

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『わきゃあw 成就だけじゃなく戒めの招き猫さん?もあるのですね~面白いですう^^』

 禁煙したい方は是非とも拝んだり擦ったりしてね☆

 

 さて、歩くこと数分でたどり着いたのがココ。

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『常滑陶磁器会館』っす^^

 ココこそが『常滑さんぽ』の出発点っす。

 常滑焼の即時販売もする言わばターミナル的存在っす^^

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 ここの脇の小路に入り込むところからが『本番』

 おトイレもあるのでここで出していくのもいいのではないでしょうか(女の子なのにハシタナイ言動w)

 なんせこの先あんまりトイレは無いですから^^

 

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 歩き出したところで夕実っちが壁を指さしはしゃぐのです。

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『わきゃー☆ 何か壁画があるですよ^^ 小学校とかで見かけるようなのがあ(*´д`*)』

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 見れば『トコトコ常滑探検隊』と書いてあった。

『ねえねえお兄ちゃん。これって?』

『たぶん陶壁画ってやつだな^^ 作品見た感じじゃ地元の子供たちの作品だと思うぞ^^

 下絵を紙に書いて粘土の陶板に重ねて刻み込み、焼きを入れて完成させたんだろうね^^

 ひとつひとつよく見れば、恐らく常滑にあるスポットに関係ある絵柄なんじゃないかな。

 小さな水先案内人だね☆』

 ふえー!そうなんか!

 と言うか焼き物に描いた絵で常滑の自己紹介とか焼き物の土地ならではっすね(*´д`*)

 私たちは思わず一個一個指でなぞっては、これはなんだろ?って興味を持ち、

 この先にその答えがあるのかも☆ってワクワクしてしまいました^^

 さあ~その答え合わせのためにも先へ進みましょうず^^

 

 

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『わきゃ??? 土管がいっぱいですう(*´д`*)』

 道を進めば至る所に土管!土管!

 壁にも塀にも家の土台にまで土管!土管!

 ん?でも『土管』なのかな?

 『陶管』じゃないの???

 

 いつの間にか最後尾で私たちを見ていたお兄ちゃんに振り返ると、これまた感が良いようで教えてくれた。

『土管も陶管も一緒かな^^ 正確に言えば焼く温度の違いなのかもだが。

 今はコンクリート製とか塩化ビニールが主流だけれど、

 土管や陶管と言ったら本来は土(粘土)を焼いた管って意味だ^^

 そしてこの土管こそ常滑を象徴するものかもな。

 明治期の急速な近代化の際に、家々のシステムも変わるんだ。

 その中でもこの陶管・土管は影の立役者だったと言っても過言じゃないんだぞ^^

 上下水道の整備ってのはこの頃から普及し発展して人々の生活を大きく変えていったんだが、

 そこでとっても活躍したのがこの陶管・土管ってやつなんだよ^^

 汲み取り式便所から水洗へ。

 井戸の水汲みから水道管へ!

 そして当時、日本一の生産量を誇っていたのがこの常滑の陶管なんだよ琴音、夕実ちゃん^^』

『『へえー!Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)』』

 ・・・そうだったんすか^^; 思わずビックリ。

 

 そして矢継ぎ早にお兄ちゃんは続けた。

『ちなみにTOTOとかINAXとか聞いたことあるだろ? おトイレとかでふんばってるときに便座のロゴとか見たことないかい?夕実ちゃん^^』

『わきゃ・・・見たことあるし知ってますけど・・・ふんばってるとか先輩言わないでー^^;』

『そこはごめんね失礼したねw とは言え皆も知ってるしどこかで聞いたことのある衛生陶器(便座とか)の大企業さんだ^^

 そしてそのINAXってのは元々は伊奈製陶株式会社と言う常滑市の伊奈さんが起こした会社なんだ^^

 この常滑市発祥の焼き物文化ってのは明治どころか今現在もみんなの生活を支えているわけなんだよ~☆』

 うは・・・そうだったんだ。

 普段そこまで気にしてないけれど、おトイレ事情にそんな歴史があったとは。

 しかも日本の発展を影に日向に支えたのが、この常滑だったとは素直に驚いてしまった私と夕実っちでした・・・。

 

 

 そして何故かお兄ちゃんが私だけにこっそり耳打ちしてきた(ゴニョゴニョ)

『なあ琴音。今年、名古屋市のノリタケの森に朝早く行きすぎて入場できなかっただろ?

 この常滑市街の散策が終わったら行こうと思ってるんだがーーー

 実はあそここそTOTO・INAXの繋がりと衛生陶器の歴史を知る格好の場所であり、そしてお前が大好きな煉瓦の刻印の巣だったりもするんだぜ? フヒヒw』

 な、なんですと!?(◎_◎;)

 煉瓦の刻印もいっぱい???

 常滑やTOTO・INAXの繋がり???

 もうそれだけで次もワクワク☆

 今日はいったいどうなっちゃうんだろ私(*´д`*)ヌレチャウー

 

 さあ~魅惑のチキチキ常滑さんぽ旅、ワクテカで進むよん♪

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 パンフ片手に再び先導するお兄ちゃんについていくとーーー

 ちょっとこじゃれたギャラリーさんが。

 そしてそこの階段にはーーー

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『うっは! 煉瓦の刻印ちゃんあるっす(*´д`*)』

『琴音。これは耐火煉瓦の刻印だな^^』

『う、でも・・・白煉瓦っすか・・・^^;』

『わきゃ?どうしたですか? 耐火煉瓦とは言え立派な刻印ですよお^^』

 

 実は、私ってばどうしても白煉瓦の刻印を好きになれないのよん^^;

 簡単に白煉瓦(耐火煉瓦)と赤煉瓦(普通煉瓦。もしくは建築用煉瓦)を説明するっすけど・・・

 熱に強く耐久性があって主に工業の炉材に使われる煉瓦が白煉瓦ちゃん。

 外壁・建築・装飾に主に使われるのが赤煉瓦ちゃんなんす。

 そしてなぜ?白煉瓦刻印ちゃんがそこまで好きじゃないかと言うとーーー

『アルファベット表記ばかりで味が無い』からなんす^^;

 やっぱり赤煉瓦の刻印みたいに記号みたいなのがいいんだよなー

 しかも生産数的にも白煉瓦は豊富であり、レア度も低い気がするんだもんw

 分かりにくい表現ではあるけど

『ビックリマンチョコのキラキラシール(ヘッドシール)が大量にある』のが白煉瓦なんすよね(もしくはビックリマンチョコの後期は、やたらにキラキラシールが多くなりすぎてうんざりみたいな^^;)

 

 ・・・その私の表情を読み取ったのかお兄ちゃんも

『まあ~お前がそんな顔をするのも分からないでもないかな^^

 確かに白煉瓦の刻印は会社名の頭文字のローマ字表記ばかりだし特色無いもんなあw

 でもな?琴音。

 白煉瓦こそ日本の近代化の礎でもあり、そしてこの常滑さんぽ道の隠れたキャラでもあるんだぞ^^

 話が長くなっちゃうから手短にするが、

 江戸~明治初頭。外国勢力に対当する為の大砲などを鋳造に必要とされた日本の初期の煉瓦は白煉瓦(耐火煉瓦)なんだ。

 ぶっちゃけ赤煉瓦さんより歴史の先輩だぞ日本じゃw

 この先もたくさん白煉瓦刻印が歩く先々に点在するからそれを探してみるのも面白いと思うよ?

 そしてなぜ常滑市に白煉瓦が多く存在するのかを探ってみるのも歴史や産業の成り立ちの勉強になるんじゃないかなあ~ってボクは思うよ^^』

 う・・・

 確かにお兄ちゃんが言う通り白煉瓦こそ赤煉瓦ちゃんのちょっと先輩^^;

 

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 やってきたのは『いそむら窯』

 昭和初期築窯・昭和56年火止め。

 つまりは今は使われていない焼き窯っす。

 だけれども現在は七福神めぐりと称して使われなくなった登り窯などを活用しているみたいっす^^

 

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 みんなでお賽銭を投入した後は再びルート散策へ。

 

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 小さな路地も味があるっすよね(*´д`*)

 

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 煉瓦煙突が歩くたびに目の前に!

 白煉瓦ばかりだと思ってたけど外壁は赤煉瓦。

 私っち的にも嬉しい(*´д`*)

 

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 もうどっちもこっちも煉瓦ちゃん(*´д`*)ウヒョー

 その土台部位には丸石や廃土管・石煉瓦などなど様々に使われてるとこもありやした^^

 

 ふとここで夕実っちが道路を指さしてーーー

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『わきゃ? さっきからこの道路のプレートを見かけるんですがあ・・・なんでしょうかですう?』

 ああそう言えば私も気になっていた。

 するとお兄ちゃんが

『それは常滑さんぽ道の道しるべだよ^^ これを見つければ迷子になってもルートに戻ってこれるシステムだ^^』だって。

 へえ~こんなところにも気遣い。観光客に嬉しい配慮っすね^^

 

 そしてここからが『白煉瓦刻印のオンパレード』でしたっす^^

 垣根や道端、至る所に白煉瓦刻印が存在したのです。

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『ほー、ディンプル付きの白煉瓦か(お兄ちゃん)』

 ディンプル(くぼみ・溝)付きだとチョビットレア度上がるかな^^

 少し嬉しい!

 

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『わきゃ? こっちはAの刻印ですう^^(夕実)』

 あれ?これは白煉瓦じゃないかもw

 赤煉瓦欠片も多くありましたっすw

 

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 こっちは堂々と白煉瓦刻印!

 下に書いてある『SK30』ってのは耐火度の表記っすね^^

 

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 さて道しるべを辿ってガンガン進みます^^

 あちこちに焼き物が散りばめられていて見ているだけで楽しい☆

 ーーーふと、

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 民家の軒先に刻印が。

『んー・・・でも煉瓦刻印じゃ無いような気がするっすね^^;』

『そうだな琴音。これはオレも違う気がするぞ^^;』

 妙に手書きっぽい。

 でもこういうのも楽しい発見っす☆

 

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 そして土管の坂道を練り歩いた先に見えて来たのが!

 

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『わきゃー!見たことあるです^^ ここが有名な土管坂ですね先輩』

『いや夕実ちゃん、ここはーーー

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 でんでん坂って言うとこだよ^^

 土管坂はもうちょっと先なんだw』

 なんだここじゃないんすかw

 私もすっかり夕実っちと同じく騙されそうになったっすよw

 

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 歩道にも常滑焼が埋め込まれてる。

 瓦片や瓶や甕の欠片なのかなあ?

 どんのくらい埋め込んであるのか気になる。

 

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 右手側には焼酎瓶がズララララー。

 私は当初『タコツボ』かな?って思ってたんだけど、

 お兄ちゃん曰く昭和初期ごろから生産していた焼酎瓶なんだそう^^

 ポケモンGOのモンスターボールにも見えるね(中毒)

 

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 側溝も陶器。さすが常滑さんぽ道でやんす(*´д`*)

 

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 でんでん坂を堪能した私たちはもう一段小高い道へとやってきた。

 そこの法面にはーーー

 

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 煉瓦積みと焼酎瓶と石積みとコンクリ壁と言う4種の土台があったっす(しかも陶壁画のおまけ付き!)

 お兄ちゃん曰く『あんまり語られないけれど、地味に常滑の景観を表している場所だと思うぞココは^^』

 確かに『THE・常滑』っぽいかも^^

『じゃあ~みんなお待ちかねの土管坂はこのすぐ先だ^^ その景観、目に焼き付けようぜ!』

『『はーい(*´д`*(*´д`*)』』

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 やってきたのは有名な『土管坂』

 明治時代にこの地域で数多く生産された『土管・陶管』と、

 昭和初期に生産された『焼酎瓶』を埋め込んだ有名な坂道ですよね^^

 昭和30年代から街づくりや景観美を工夫していたんだから凄いよね。

 だって当時はガンガンモノを作り、景観や汚染は後回しの時代だったはずなんだから。

 常滑市はやっぱり凄い!(*´д`*)

 さあ~初めての土管坂。行ってみやしょう(*´д`*)

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 ほわ~お(*´д`*(*´д`*)*´д`*)

『わきゃー!なんかいいですう(*´д`*)』

『そうだね夕実ちゃん。なんかいいよね(*´д`*)』

『お兄ちゃん夕実っち・・・もっとちゃんとした言葉で表現してくれませんかねえ^^;』

 イマドキの言葉で言えばヤバイでしょうか。

 ヤバイで表現できちゃうんだから今の人たちは楽だよねえw

 

 ふとそこに同い年くらいの若者数人を引き連れて老齢なおばあさまが解説していたので、私たちはこっそり聞き耳をたてる。

『昔はねえ、この土管坂のすぐ先はもう海だったのよ^^ 埋め立てられちゃって海岸線は遠くなってしまったの。

 この壁と壁に挟まれた小さな小さな土管坂から見えた望遠鏡を覗いたように見える海を見せられないのはとっても残念。

 でも御覧なさい^^

 それでも素敵な景観でしょ☆

 1000年を誇る焼き物の町の今の姿、目に焼き付けてくださいね^^』

 

 はあ・・・なんか感動しちゃったなあ。

 お兄ちゃんも夕実っちも、その解説を踏まえて感動しちゃったようで、

 改めてこの土管坂を見つめるのでした。

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 土管坂の後は休憩所で休憩・・・と思ったけれどまだやってなかったので先に進みます^^;

 

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 道端には『NYK』の白煉瓦刻印ちゃん。

『これでも一応調べてきたんだぜ? 白煉瓦の刻印をさ^^ まあ~わからないことだらけだったけれど、

 これは多分、日本窯業株式会社の製品・・・かな^^;』と、お兄ちゃん。

 白煉瓦の刻印について調べる方は、おそらく赤煉瓦よりも少ない。

 だからお兄ちゃんですら四苦八苦するのも分かる気がするっす^^;

 

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 その後は町の景観を堪能しつつも『登り窯広場』と言うところにやってきたよ^^

 常滑おさんぽ道としては中間地点になる場所。

 平成7年に作られたターミナルスポットっす。

 トイレもあるし観光案内もあれば、脇には陶芸教室や角窯なんてものも保存されていたりするっす。

 

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 ここで改めてお兄ちゃんから今後のお散歩についての説明がありました。

『この後は、このすぐ横にある日本現存最大の登り窯の見学と、その後はこの常滑市に多大な影響を与えた人物のお墓参りに行く予定だ^^

 ちなみにどちらも煉瓦造り。

 まだまだ歩くからここで体力整えようぜ^^』

 え?日本現存最大の登り窯???

 ええ!? 煉瓦のお墓???

 くー!俄然燃えてきた私である(*‘ω‘ *)

 おトイレ休憩を済ませた私たちは、いよいよ公園の奥にある登り窯へ。

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 途中ギャラリーの茶トラに目を奪われつつも(実はこの子は後で再登場します)

 

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 やってきたのは『登窯(陶栄窯)』っす^^

 明治20年築窯、昭和49年に役目を終えるまで使われた国指定重要有形民俗文化財。

 

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『あれ?でも肝心な煉瓦の登り窯が見えないよお兄ちゃん^^;』

『心配するな琴音^^ この建物の脇から裏手に歩いたところにそれはある^^』

 なるほど。

 日本屈指の登り窯だけあって、そうそう拝めない仕様ですな!(違います)

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 裏手は土管の土台も。

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 階段には白煉瓦刻印ちゃんが。

『お兄ちゃんNTBってどこの会社?』

『すまん、わからねーw』

 わからないのかー。まあしょうがないよね(そこまで興味ない私w)

 

 そして森づいた白煉瓦の階段をのぼり左手にそれたところで視界が上方へと急に開けた。

 そこに見えた煉瓦に私は大きく息をのみ込んだ。

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 え!? デカイ登り窯煙突がひとつドーン!だと思っていた私は面を食らう。

 10連の煙突のある窯だとうっΣ(゚Д゚;)

 

 連房式登り窯と言われるその煉瓦の登り窯。

 次回はこの内部見学とそして、煉瓦のお墓に突入っす☆

 

 ここまで読んでくださりありがとうございました^^

 ポケモンGOも落ち着いてきたのでボチボチ再開しようと思います(大嘘)


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第866話 2016猫おどりGO!後編『手筒花火に猫まっしぐら!』かんなみ猫おどりほか [猫踊り祭り]

『今年の猫おどりはどんなだろう?』

 正直規模縮小でこじんまりな感じになりそうな気がしてました。

 でも違った。

 熱い祭は場所なんて関係なかったようですね^^

 

 さて、〇まさんと共にまずは会場内を闊歩してみましょう!

 ではでは第866話。2016かんなみ猫おどり編スタートです(*´д`*)

第866話かんなみ猫おどり編2016・夕実ちゃんシロにゃんぱすー2.jpg 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg出店の配置はおおむね今までの肥田グラウンドの時を踏襲。

 入り口から入って右手側が猫メイク子供たちの為の出店。

 そして左手側が飲食の出店がずっと連なっていましたよ^^

 

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ぎゃる魅.jpgこれがいつもの中央ステージ? ちっさくね?

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgいや、そう見えるだけで今までと大して変わらない広さだと思うぞ。雰囲気に騙されてはいけないぜ^^

 さて、昼飯から何も食べてないし~

 ここは駆けつけ三杯、パーッと屋台巡りで美味しいものでもいただこうぜ!

 っつーことでまずは屋台巡りから開始です^^

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg特段目新しいものが無かったので、去年もお邪魔した『三嶋ぎょうざ』さんのブースで餃子でも食うかと近づくとーーー

 

『おー、お兄ちゃん久しぶり^^ 是非とも三嶋ぎょうざ買ってってよ☆』と、

 何故か三嶋ぎょうざのブースで売り子していた弟に声を掛けられた(;゚Д゚)なんでお前がここにいるん?

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うおっか姫1.jpgここで働いてるの知らなかったの?

ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgいや・・・たぶんヤツは三嶋ぎょうざの関係者でも何でもない・・・はず。

 なんせ今の職業を聞いても教えてくれない弟だったりする^^;

 だから色々と質問をしてみたのだ。

『このブースに居る方たちはどういった関係なんだ? そしてお前がなぜここにいるw』と。

 するとーーー

『ふふふ・・・皆さんとは常連仲間?って感じかな^^ その縁でボランティアだよお兄ちゃん^^』

『常連仲間って・・・おまえ、どっかの飲み屋の常連か?』

『フヒヒ・・・まあ~近いかな~。違うかもだけど^^』

 ・・・とまあ~

 のらりくらりとかわしやがる^^;

ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpg昔からそーなんだよねー・・・弟は^^;

 いい奴なんだが自分の手の内見せないと言うかぼんやりさらりとかわすんだ^^;

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg『お店の宣伝ヨロシクたのむよっ!(*´д`*)』と、オジサマから春巻きみたいなのもサービスされちゃった。

 見れば弟の嫁さんも売り子さんだった。

 もしかしたら嫁さんのお父様???

 でも話が長くなるので割愛☆

ぎゃる魅.jpg宣伝しなくていいのかよw

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg来年も出店するだろうしいいじゃないかw

 

 ---さ~て、三嶋ぎょうざだけじゃお酒のお供には少ないね(美味しいけどな^^)

 ということで他のお店に食料調達へ! 

 

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ゼブラ2.jpgしかメンチ?

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgここでふと目にとまった『しかメンチ』

 〇まさんに聞くとーーー

『ボクは先ほど食べたんですが、好きな人は好きかもです^^ クセがありますが好きなら大丈夫っす☆』だってよ^^;

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うおっか姫1.jpg結局頼んだの?

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg伊豆の人間でシカやイノシシ食えないとか怒られちゃうよw

 むしろ好きなクセでもありやす☆

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ちょいのり・猫おどりバージョン・驚き.jpgほお~!ちょっぴりクセがあるのが分かる程度。むしろそれがコクだし味があるよ(*´д`*)

 機会があったら一度食すのをおすすめします☆

 さてお腹も喉も落ち着いたことだし、ステージに視線を向けましょう^^

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg壇上では『なりきりコスプレコンテスト』と言う、猫にちなんだ格好ならば何でもOK!に出場される方たちの紹介が始まってましたよ^^

ぎゃる魅.jpgみ、水着の人がいりゅうう!!!

 

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うおっか姫1.jpgん? もしかして男の人?

ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgたぶん・・・な^^;

 

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ぎゃる魅.jpgうっは!可愛らしい(*´д`*)

 この子は当然、優勝が約束された『子供枠』っすよね?

ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgこらこらこら。そういうことを言うんじゃありません^^;

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ゼブラ2.jpgこれまた随分と逆光ですな^^;

ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgう~ん、中学校のグラウンドの形を考えると丁度西日になっちゃうんだよね^^;

 肥田グラウンドの時は観客が南を向く配置だったから平気だったけど。

 

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ぎゃる魅.jpgなんかお面かぶってる人もいりゅ!

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgそしてここで先ほどの水着の猫さんが紹介され、セクシーポーズをしてくれました(*´д`*)ウヒョー!

 男性の観客から大声援!

 テレビだったら『ほわ~お(*´д`*)』ってセクシー効果音が流れた瞬間でもありやす(*´д`*)

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgその他には今大人気の妖怪ウオッチの・・・

ぎゃる魅.jpgいや、もう流行ってないから^^;

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgテレビ局のカメラも結構居たよ^^

 そして今年も出場です!

 我らが『まいにゃん』です!

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ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgぐおお・・・逆光でよく見えん^^;

 これじゃ拝顔できんので逆光にならないとこへ移動!

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpg横からだけどようやくまいにゃんをクリアに見えました^^

 でもちょっと納得のいかない撮影だったから、

 ステージから降りてきたまいにゃんに声をかけて撮影させていただきましたよ^^

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うおっか姫1.jpg可愛らしい猫ちゃんよね^^

ぎゃる魅.jpgコンテスト二連覇中じゃなかったっけ?おっちゃん

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgそう。3連覇が掛かってるのだよ!

 いつも思うが投票制じゃないので順位をどうやってつけてるのかわかりませんが(恐らくこの後出場者は場内を闊歩し、お客さんとなるべく沢山触れ合うってのがポイントになるのかな)

 今年も陰ながら応援したいと思うっす(*´д`*)

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgついでに被り物のおねー様達も撮らせていただいたよ(*´д`*)

ぎゃる魅.jpgついでとか言うなw

 

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgふと、おいらたちの横をゾロゾロと通り過ぎる怪しい軍団を見かける。

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgあの手に持ってる筒みたいなのはなんだろうな?

ぎゃる魅.jpgさあー(すっとぼけ)

うおっか姫1.jpg(空気を読んだわね)

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpg日が落ち始めてるとは言えめっちゃ暑いのでかき氷などを所望。

 するとステージ上では

『猫じゃ2(猫じゃ猫じゃ)コンテスト』が始まった。

うおっか姫1.jpg猫の恰好で音楽に合わせてダンスする3人以上のチーム戦ね^^

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ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgバックステージからだったのでちょっと申し訳ない画像でごめんね^^;

 狭い壇上を目一杯アグレッシブに動き回った素敵なステージです(猫おどりのメインでもあるよね^^)

 

 その後はーーー

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg再び飲んでましたw

ぎゃる魅.jpg祭だしね!仕方がないね!

うおっか姫1.jpgゼブラ2.jpg(もっと猫じゃ2のレポートしてくださいよ^^;)

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg夕刻5時を過ぎるころになると更に大勢の人たちが。

 正直収容しきれるのか?って感じです^^;

 いつもならば屋台も列をなす時間帯じゃないのですが、もうこの時間帯からどこも長い行列です。

 今年はあえてステージ前にシート広げて陣取るのは止めておきました。

 だって今年は自分だけだと思ってたからね^^

 ますます盛り上がってきた猫おどり会場。

 するとここで〇くまさんが

『実は連休とれなくて^^; そろそろここらへんで御いとましようと思ってるんです^^』と告げてきた。

うおっか姫1.jpg日帰りでわざわざいらっしゃってくれたのよね。

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg有り難いよね!感謝しかないよ^^

 ということでここで〇くまさんに手を振った。

 これからはオイラのソロ活動である。

 

 会場内は学校ってこともあり喫煙所は設けてない。

 だけれども隣接する函南町商工会の軒先に喫煙スペースを設けてあったのでそこでちょっと一服です^^

 ・・・さて、ここで無性にポケモンGOしたくなったオイラ

うおっか姫1.jpgゼブラ2.jpgぎゃる魅.jpgポケモンGOかよ

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg会場入り口付近のジムへと移動です(*´д`*)

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ぎゃる魅.jpgん?なんかいっぱい用水路があるっすね。

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgそうなんだ。ジム付近には『八ツ溝』と呼ばれる農業用分水路が存在するんだ^^

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg今は数本しかないけれど、かつては8つの堀となって来光川の水を田園地帯に振り分けていたんだよね^^

 これも函南町の宝物かな^^

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgさてステージを囲むように、ぬまず熱風舞人さんのよさこいや、全体踊りがスタート。

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg猫おどりの大団旗も棚引いて賑わいを見せる会場内!

 ・・・するとここでアクシデントが発生した。

うおっか姫1.jpgゼブラ2.jpgぎゃる魅.jpgアクシデント???

ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgカメラのバッテリーが残りわずかになっちゃったのだ^^;

 ボクのはこういうこともあるからと充電式じゃなく電池交換式なんだが(旅先での万が一にもコンビニで電池買えばすむから)

 替えの電池はリュックの中。

 身軽に行きたいと実家にリュックを置いてきたのが大失敗だったよおお^^;

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpg最寄りのコンビニに行くのも実家に戻るのも大して変わらないってことで、一旦会場を後にして実家に戻ることにした^^;

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg実家で身支度を整えたオイラはリターントゥ猫おどり会場です^^

 するとすっかり会場内は暗闇に包まれてました。

 オイラはここでステージを目指さずに、その奥の花火会場へと向かった。

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg花火規制区域では花火師さんたちが猫メイクでスタンバってた。

 うう・・・どうしようかな^^;

うおっか姫1.jpgいったい何を迷ってるのよ?

ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgいや・・・手筒花火の場所取りにしようか、ステージを見届けようか非常に悩んだのだよ^^;

 恐らくステージを見続けていたら手筒花火の良いスペースは確保できない。

 かと言ってコンテストの結果も見たいし、餅撒きにも参加したいからなw

 

 正直言うとさ?

 手筒花火を眼前に見るのは人生初なので、より良い席で見てーなーって思ってた。

 でもこれじゃ手筒花火だけを見に来たみたいな気がしてさ

 オイラはステージへと戻ることにしたんだ^^

ぎゃる魅.jpg私なら手筒!

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg戻ってみると、観客も入り乱れての全体踊りがスタートして盛り上がってた(パート2)

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgステージ脇では、まいにゃんさん達も踊ります^^

 さあ~そしていよいよ今日一日のコンテストの結果発表のお時間がやってまいりやしたぞ!

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgまいにゃんさんは惜しい準優勝!三連覇ならずとも、このかんなみ猫おどりをここ数年盛り上げてくれた立役者です^^

 ボクは腕を振りかぶり大きく拍手をした。

 

 そして優勝者はーーー

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ぎゃる魅.jpg子供わ・・

ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgうおっか姫1.jpgゼブラ2.jpg優勝おめでとう!可愛らしい猫ちゃん!^^;

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgそして猫じゃ猫じゃコンテストも結果発表っす^^

 優勝者はーーー

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うおっか姫1.jpgあら?アナタが唯一写真撮った子たちじゃないの^^

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgそうなんだよなあ。アクシデントあったりでまともに写真撮れなかったコンテストだったんだが、

 かわいい子っちが踊ってるなあ~とバックステージからカメラを向けた子供たちでした^^

 みんな笑顔が可愛らしいね☆

 優勝おめでとうございます^^

 さて、結果発表も終わり、いよいよ例のヤツです^^

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ぎゃる魅.jpg足元に段ボールがいっぱいってことは・・・

猫・餅撒き.jpg

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgそうだ!餅撒きだあ(*´д`*)

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg自分の年齢とか忘れて拾いまくれ!

ぎゃる魅.jpg子供か!

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgさすがにこういう時の子供たちの『本気度』は違うね^^;

 おじさん・・・子供たちに吹っ飛ばされましたよ(女の子たちだった・・・)

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgなんとかハイエナのように拾えたのはこれ一つ^^;

 めんたい味好きだからいいかな・・・

 って!

 そんなことしてる場合じゃねえ!!!

ぎゃる魅.jpg早く早く!花火会場っす!

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgそう。オイラはなるべく手筒花火が良く見えそうな場所を目指してロケットダッシュをしたのである。

 

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・汗汗・・・.jpgバックステージに居たからその後ろの花火会場で良い席に巡り合えると思っていたけれど、

 さすがにそう甘くはない^^;

 随分と横に移動した場所での観覧となりやした。

ぎゃる魅.jpg仕方ないよね!

 

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg手筒花火スタートのアナウンスと共にグラウンドの照明がひとつひとつ消えていき、辺りは暗闇に包まれた。

 テレビでは見たことあるけれど、実際の手筒花火ってどうなんだろ?

 今までの打ち上げ花火からすると規模が小さいよね?

 ・・・とか、そんなことが開演前に頭を過る。

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgでも、手筒花火がスタートしたらそんなんどうでもよくなった。

 というか猫まっしぐら(釘付け)だった。

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg初めてだからってのもあるけれど、こんなに感動で圧倒されてしまったのはいつ以来だろうか?

 うわーーー!うわーーー!すげーーー!って、ずーーーっと言ってたよオイラw

ぎゃる魅.jpg綺麗だけど熱そうw

うおっか姫1.jpg手筒花火師さんが火花に動じることなく真っすぐ先を見据えてるところに職人魂感じるわねえ~(*´д`*)

ゼブラ2.jpg来年もむしろ手筒花火が良いのでは?

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgいや~ぶっちゃけ来年も手筒花火見たいね!

(※ しかも打ち上げ花火より時間長い気がするし^^)

 今までのグラウンドが使えなくなって、猫おどりのスタッフさんたちはかなり苦慮したと思います。

 河川敷じゃなく人家が取り囲む中心街での猫おどりにどれだけ制約がかかったことか。

 勿論、近隣住民住宅や町民の協力あってのものですが、

 ボクは素敵な『かんなみ猫おどり』を今年も見させて頂いたと思っています^^

 函南の観光協会・青年会・スタッフさん・ボランティアのみなさま。

 ありがとうございました^^

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpg司会者さん達もお疲れ様です^^

 そして最後に撮影会となったこの子たちの笑顔で、今年のかんなみ猫おどり編を終えたいと思います☆

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ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgいい笑顔だよね☆

 来年もまた、この笑顔に会いに行きたいと思います^^

 

 

 

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgここまで読んでくださりありがとうございました^^

 いかがでしたか? 今年の猫おどり。

 見に来て決して損は無いお祭りですよ^^

 勝手に親善大使として皆様のご来場をお待ちしております☆

ちょいのり・猫おどりバージョン・ベース.jpgさて次回は愛知県編へと突入です^^

 琴音と菅原君のリベンジ編でもあるお話。

 けっこー煉瓦刻印も見つけてきましたよ(恐らく初☆ むしろそこにあるのかよ!って感じw)

 ただ・・・

 遅めの夏休み4連休がもらえることになったので、その旅行計画に没頭中なのとポケモンGOに夢中だから、

 更新はいつになるのやらw

 ではでは気になる方だけでも待っていてください^^

 


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